スターダム3・20後楽園大会決起集会でBYとカワカツが火花!団体の看板を背負う奈苗には選手たちからエールが!

120317_Stardom-1.jpg 17日、都内のベースボールカフェでFan+『月刊スターダム』が主催する『スターダム3・20後楽園大会決起集会』が開催された。
 イベントには3・20後楽園大会に出場する全所属選手が参加。集まった約100人のファンと交流を深めた。まずは3・4『デビュー5周年興行』でスターダム入団を発表した紫雷イオが「念願のスターダム入団ということで、もうすぐ後楽園大会になりますけど、全力出して頑張っていこうと思います。We are スターダム、乾杯!」と、乾杯の音頭をとった。

 選手はユニットごとにテーブルにつき、食事をしながらファンとの記念撮影に応じたり、選手とのトークを楽しんだ。
 そして3・20後楽園大会の試合順に意気込みを語っていった。とくに世代闘争シングル4番勝負で激突する1&2期生vs.3期生は早くも火花を散らした。中でもはるか悠梨と対戦する星輝ありさは会場するほど不機嫌モードで「私は惡斗とやりたかったんですけど、この人に決まったということで、汚いから触りたくないけど、試合中にどれだけ前髪が乱れるか。前髪を見出しながら蹴りで倒したいと思います」と言い放った。キャリアでは劣るものの年齢は上のはるかが、「若いって怖いですね。今日は楽しい決起集会だから」と言うと、星輝は「こっから試合は始まってんだよ!」と睨みを効かせた。

120317_Stardom-2.jpg ゲーム大会でひとしきり盛り上がったあとは、ゴッデス・オブ・スターダムの公開調印式が行われた。挑戦者チームの川崎葛飾最強伝説は、まず世IV虎が「お前ら練習もしないのにうちらに勝てると思ってんかよ! お前らの持ってるベルトなんて何の価値もないから」と言えば、夏樹も「タッグの醍醐味っていうのはうちらしか伝えられないし、タッグの差っていうのは歴然なので、後楽園ではうちらが勝って、このベルトはうちらのモノっていうのを証明します」といいたい放題。
 一方、王者組のBY砲は美闘が「はじめて獲ったベルトなので、こんなヤンキーみたいな2人には負けないです」と言い返し、愛川は「地元凱旋にこのベルトと白いベルトを持って帰るって決めているので、後楽園ではまた美闘陽子選手に感動して泣いてもらおうと思います」と意気込みを語った。
 さらに3・10後楽園大会のメインでセンダイガールズの里村明衣子を相手にワールド・オブ・スターダムの防衛戦を行う高橋奈苗に向かって、美闘が「(昨年の)10月には仙女に負けているので、絶対勝ってもらいたいと思います」とエールを送ると、愛川も「私が高橋奈苗選手にはじめて言われたのが、『私が女子プロレス界ナンバー1の高橋奈苗です』って言われたので、里村選手を見たらまだいるじゃないかと思ったんですよ。だから高橋奈苗選手にはなにがなんでも1番になってもらいたいと思います」と厳しくも期待のこもったメッセージを送った。
 するとカワカツの2人も、世IV虎が「自分は赤いベルトも狙っているんで。高橋奈苗の持っている赤いベルトを獲りたいんで、自分が獲りに行くまで持っていてもらいたいと思います」と言えば、夏樹も「ベルトの価値=巻いている人の価値=団体の価値だと思っているので、本当にベルトに価値がないのか後楽園で証明されると思いますし、奈苗さんは必ず後楽園で勝つと思います」と、普段は敵対している奈苗に対してエールを送った。

120317_Stardom-3.jpg 奈苗は「客観的に考えれば(里村の言っている「ベルトに価値がない」発言は)分かるんですけど、(ワールド・オブ・スターダムは)これからのベルトなので、まだまだ今から始まったベルトなので。でも高橋奈苗が巻いているベルトなのに、価値がないのかって里村選手に聞きたいですよね」と語ると、エールを送ってくれたBYやカワカツ、さらにスターダムの選手に対しては「ここでベルトを獲られたら、ケチョンケチョンに言われるだろうし、発言権もなくなると思うので、この試合で後輩たちには言えるようになりたいと思います。今回は全選手にこの試合を見てほしいなと思います!」と語るように、里村戦は団体トップとしての威厳を守る闘いでもあるようだ。
 最後は奈苗が「皆さんのおかげで2度目の後楽園が出来る上に、赤いベルトの防衛戦が出来るのは貴重なことです。私がここで落とすようなら、スターダムも大丈夫かってなると思うので、私にとっても人生の中での大一番だと思います。絶対に落とせない闘いなので、応援よろしくお願いします。頑張ります!」と力強く語ったところで、決起集会は締めくくられた。

2012年3月17日 19:24
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