ゆずポンプロデュースによる『第1回グラレスラー発掘オーディション』開催!4人が合格しグラレスラー候補に

120315_Stardom-1.jpg 15日、スターダム所属の"グラレスラー"愛川ゆず季プロデュースによる『第1回グラレスラー発掘オーディション』が新木場1stRINGで開催された。グラビアアイドルでありながら、プロレスもやってしまうのがグラレスラーだが、この難関に今回6人の女性が挑んだ。

 審査員の愛川とロッシー小川スターダム代表が見つめる中、まずは基礎体力テスト。スターダム三期生・宝城カイリの見本通りに腕立て伏せ、腹筋、背筋、スクワットを各30回ずつ行うことに。宝城が軽々と横で回数をこなす中、オーディション参加者は最初の腕立てから大苦戦。とくに腹筋は途中で回数を10回に減らしたほど。そのほかの課題は何とか規定回数をクリアしたが、全員基礎体力には不安ありといった感じ。

120315_Stardom-2.jpg 続く水着審査では6人全員ビキニ姿で登場。なぜか審査委員長の愛川も星条旗柄のド派手な水着に着替えて登場し、オーディション参加者の前で貫禄のグラビアポーズ。その後、オーディション参観者もカメラマンの前で各人ポーズを取って撮影。グラビア経験のある者は、馴れた様子でポーズを取ってみせたが、そういう経験が初めての者も照れながらも頑張ってポーズを取り、その後自己PRへ。
 まず武田鉄矢に憧れて15歳から役者を目指して早10年、現在はメイド喫茶でも働いているという吉原麻貴(24)。スポーツは苦手という吉原だが、ダイエットのためにキックボクシングをやっているということで、綺麗なカカト落としとブリッジを披露した。
 続いて小さい頃から水泳やマラソン、エレクトーンなどを習ってきたという平塚理帆(28)。非常にスタイルが良く、「もしグラレスラーに選ばれたら、プロレスとグラビアっていう2つのがあるのでギャップを見せられるように努力をしたい」という。
 趣味ダンスとプロレス観戦と食べることで、現在はAV女優という一面を持つさわきりほ(19)。かつて一度はプロレス団体に入門したことがあったそうだが、愛川を見て「もう一度プロレスをやってみたい」「愛川さんみたいになりたい」と思い、オーディションを受けたという。リング上で見事なバック転を披露すると、愛川は「すごい! 私、出来ないです!」と目を丸くした。
 高校生の頃、囲碁の全国大会で優勝したことがあり、現在は大学で中国語を学んでいるという佐古明恵(20)。以前はあまりプロレスに興味はなかったそうだが、父親から見せられた愛川の試合後の写真に衝撃を受けたという。しかも愛娘の猫背を気にした父から薦められて今回オーディションを受けたという。そんな佐古は中国語での自己紹介やAKB48柏木由紀のモノマネなど、なかなか個性的なPRで個性を際立たせた。
 霊感がとても強いという丸山まりな(19)は、体重がわずか35kgという超スレンダー。
 そして日本舞踊を20年間やりながら、タレント活動もこなす橘美和(25)。水着になったことで見事なFカップのバストを披露した橘。愛川が思わず「私、Hカップです!」とライバル視する一幕も。だが、そんな橘は愛川を見て「スポーティーなアイドルっていうのも素敵だな」と思い、このオーディションに応募したという。

120315_Stardom-3.jpg 以上、すべての審査が終了し、愛川と小川代表が協議した結果、吉原、平塚、さわき、橘の4名が合格となった。ただし、このまますんなりとグラレスラーとしてデビュー出来るわけではなく、当然プロレスの練習を積んでいくこととなる。もしかしたらデビュー前に脱落する者も出てくるかもしれない。愛川も自分が通ってきた道だけに合格者の4人に「練習は並大抵ではないです。本当にここがスタートではないですけど、とりあえずというところなので、よろしくお願いします。この4名には頑張ってもらって、私を超すくらいのグラレスラーになってもらい、今日の映像や写真がお宝になるくらいの選手になってくれればいいなって思います」とハッパをかけた。

吉原麻貴(24)写真一番左
「まだ、スタート地点にも立っていないと思うので、これからだと思って一生懸命頑張っていこうと思います」

平塚理帆(28)写真一番右
「このチャンスを生かすも殺すも今からの自分次第なので、初心を忘れずに努力して頑張りたいと思います」

さわきりほ(19)写真左から2番目
「夢が叶ったようでまだまだこれからなので、しっかり愛川さんに続ける第2のゆずポンになれるように頑張ります」

橘美和(25)写真右から2番目
「体力テストでだいぶひどい結果だったので、自分の筋肉のなさにビックリしながら、今日はちょっと最初からへこんでいました。今後もっと体作りにまずは気合いをいれて取り組んでいこうと思います」

 と、それぞれ喜びの弁。この中から第2のゆずポンとなるグラレスラーが誕生するか楽しみだ。

 なお、囲碁で全国大会優勝という経歴を持つ変わり種の佐古は、残念ながら合格とならなかったものの、愛川が「グラレスラーというよりはキャラクターが超越しすぎていて圧巻された」と語るように、このまま落としてしまうには惜しいということに。そこで小川代表がスターダムの練習生としてやってみないかと声をかけたところ、本人も「お願いします」と承諾したため、練習生からのデビューを目指すことになった。

2012年3月15日 19:45
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