リアルジャパン3・16後楽園大会の会見中に矢口壹琅が乱入し、「大仁田が出るまでもない」と初代タイガー戦を要求!ベイダーが初参戦!

120304_RJPW-1.jpg 8日、東京・新宿の『タントラ』で折原昌夫と平井丈雅代表が記者会見を行い、リアルジャパンプロレス『DAYBREAK〜黎明〜』(3月16日、後楽園ホール)の追加対戦カードを発表した。

 すでに初代タイガーマスクvs.大仁田厚、スーパー・タイガーvs.長井満也のレジェンド王座選手権試合の2カードが発表されているが、今回追加されたのは3試合。
 まず注目したいのは、"皇帝戦士"ビッグバン・ベイダーの初参戦だろう。外国人選手が出場すること自体が珍しいリアルジャパンマットだが、設立したばかりのリアルジャパンプロレス国際部が動き、今回のベイダー招聘が決まった。対戦相手は成長著しいタイガー・シャークだ。
 ベイダーは「昔から、オリジナルタイガーマスク(初代タイガー)は、自分と同じ本物のファイターとして、非常にリスペクトしている。今回は、彼の弟子であるタイガー・シャークとの対戦が決定したが、シャークのことは知らない。オリジナルタイガーマスクと同様に本物のファイターであるかを、俺が確かめてやる」と書面でコメントを発表した。
 圧倒的な肉体、パワフルな大技、全世界で活躍してきた実績......。全ての面においてシャークが劣っているのは疑いようのない事実だが、だからこそ今の実力を測る試金石になるだろう。国際部が設立されたことによって、今後も大物外国人と対戦する機会は増えるはず。果たして皇帝戦士にシャークの攻撃は通用するのか?

 さらに、折原昌夫&アレクサンダー大塚&矢野啓太vs.石川雄規&若翔洋&間下隼人、スーパー・ライダー&グラン浜田vs.山本裕次郎&斎藤彰文の2カードも決定した。
 リアル・ダーク解散後、シャークと激しい抗争を繰り広げてきた折原だったが、昨年10月25日の後楽園ホール大会で対戦するも(折原&ウルティモ・ドラゴンvs.シャーク&ライダー)、レフェリーストップという不本意な形ながら敗戦。後縦靱帯骨化症という難病から復帰を果たした7月に大会に続き、シャークに2連敗するという結果となった。
 会見に出席した折原は、未だにシャークへのこだわりを捨てきれないようだったが、「会社に決められたカードに対して全力で向かっていくという気持ちに切り換えたい」とコメント。まだ本調子でないことは本人も自覚しているだけに、会社から科せられたハードルを1つ1つ越えていく覚悟のようだ。
 その一方で、元・関脇の若翔洋には前から興味があったようで、「彼がリアルジャパンに来た時からいつか対戦したいと思ってました。正直ワクワクしますね。身体が大きいのは見てわかりますけど、折原昌夫に関しては身体の大きさは無意味かなと。プロレスですから、リングの上、リングの外、全てのものが僕の頭の中にはあります。"あれもプロレス、これもプロレス"というジャイアント馬場さんの言葉を、僕は今でも貫いてますんで」という発言も。

120304_RJPW-2.jpg 折原が試合への意気込みを語ったあと、質疑応答となったのだが、そこで「おい、リアルジャパン!」という怒号が会見場に響き渡る。なんと有刺鉄線バットを手に持った矢口壹琅が乱入!
 2・24大仁田厚35周年興行・新宿FACE大会で、大仁田は自分たちの軍団全員でリアルジャパンの大会に乗り込み、リングを占拠すると宣言していたが、大仁田軍の一員である矢口は「こっちは邪道軍団全員で乗り込むって言っただろ? なんだよ、カードが全然出てこねえじゃねえか。いいか、大仁田厚が出るまでもないんだよ。いつも一緒に戦っているのはこのオレ。大仁田とデスマッチの"象徴"はオレサマなんだよ。初代タイガーは逃げてんじゃねえか。俺vs.初代タイガーのカードを組め!」と要求。
 止めに入る折原を無視し、矢口は有刺鉄線バットを片手に平井代表に詰め寄るが、「初代タイガーマスクvs.大仁田厚戦は決まっています」と平井代表は拒否。折原も「リアルジャパンを舐めてんじゃねえぞ」と矢口を追い返そうと試みる。
 しかし、矢口は「舐めてるのはタイガーマスクだろ? 虎じゃなくて、ネコじゃねえか。舐めネコだよ。そんな舐めネコにいいお土産をもってきたよ。ホラ、ネコじゃらし! 殴り込むって言ってるんだから、カードがなくたって、この有刺鉄線バットを持って......凶器を全部持ってリングに殴り込むぞ。わかってるのか? 佐山に"16日はこのネコじゃらしで遊んでやるから"と言っとけ」と吐き捨てると、意気揚々と去っていった。

120304_RJPW-3.jpg 矢口の理不尽要求に対し、平井代表は「ストロングスタイルを標榜してリアルジャパンができた以上、デスマッチをすることはできないと私は思っています。矢口選手は"大仁田厚が出るまでもない。自分が戦う"と言っていましたが、これも承伏できるものではありませんので、向こうに抗議します。合宿中の佐山先生にも電話で今日の件は報告をしたいと思います」と険しい表情で語ったが、怒りが収まらない折原は「プロレス界はこういうことが多いけど、場所が違う。リアルジャパンに一度も参加したことないから、当然といえば当然だけどさ。こんなことがあったのを佐山先生が知ったら、大仁田の試合自体が組まれない可能性もあるんじゃないかな。今回の試合が起爆剤になってプロレス界が盛り上がるかもしれないけど、リアルジャパンはこういうことをする団体じゃないでしょ? 鍛え上げられた肉体や技術を四角いリングの上で見せる。そこにはシビアな戦いがある。そういうところだよ。ふさけるんじゃねえ。あいつらはすぐにやられちゃうよ。恥をかくのはあいつらだよ」と吐き捨てた。
 しかし、最終的な判断を下すのは初代タイガー本人。あくまでも大仁田1人の参戦を求めるのか? それとも、邪道軍団の出場自体を白紙にするのか? もしくは、全てを相手にしようとするのか? 対戦要求から様々な手を用いて、揺さぶりを掛けてきた大仁田たち。初代タイガーの最終決断は果たして......。

リアルジャパンプロレス
DAYBREAK~黎明~
日時:3月16日(金)開場:17:30 開始:18:30
場所:後楽園ホール

▼第1試合 タッグマッチ 30分1本勝負

スーパー・ライダー/グラン浜田(フリー)
vs.
山本裕次郎(チーム太田章)/斎藤彰文

▼第2試合 6人タッグマッチ 30分1本勝負
折原昌夫(メビウス)/アレクサンダー大塚(AODC)/矢野啓太(ワラビー)
vs.
石川雄規(フリー)/若翔洋(フリー)/間下隼人

▼第3試合 シングルマッチ 30分1本勝負
"皇帝戦士"ビッグバン・ベイダー(チーム・ベイダー)
vs.
タイガー・シャーク

<既報対戦カード>
▼シングルマッチ
初代タイガーマスク
vs.
大仁田厚(フリー)
※試合形式は未定

▼レジェンド王座選手権試合
[王 者]スーパー・タイガー
vs.
[挑戦者]長井満也(ドラディション)

<出場予定選手>
藤波辰爾(ドラディション)
長州力(リキプロ)
ザ・グレート・サスケ(みちのくプロレス)
ウルティモ・ドラゴン(闘龍門MEXICO)
佐藤光留(パンクラスMISSION)ほか

<席種・料金>
VIP席(特典付き)12,000円
RS席 8,000円
A席 6,000円
B席 5,000円
トライアルシート 2,000円
※「トライアルシート」は初めてリアルジャパンプロレスを観戦される方対象の限定席。

<チケット発売所>
イープラス、チケットぴあ、ローソンチケット、CNプレイガイド、後楽園ホール、タイガーアーツ水道橋店、闘魂ショップ水道橋店、書泉ブックマート、チケット&トラベルT-1、バトルロイヤル、チャンピオン、エンドウジム、東京イサミ、掣圏真陰流【佐山サトル】武士道オフィシャルサイト、初代タイガーマスク オフィシャルブログ、新生武士道 掣圏真陰流 神楽坂スタジオ、掣圏真陰流オフィシャルサイト、武道 掣圏オフィシャルサイト、リアルジャパンプロレス オフィシャルショップ

<問い合わせ>
KIAI PROJECT リアルジャパン事務局 03-3833-3662

【記事提供/リアルジャパンプロレス】

2012年3月 8日 21:39
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