スターダム3・11新木場での世IV虎の復帰戦で惡斗がメインに抜擢!3・25大阪で夏樹のハイスピード王座にイオが挑戦!
2日、都内のジムでスターダムが記者会見を行い、Season5『NEW YEAR STARS2012』最終戦の3・11新木場大会と、3・25大阪大会『STARDOM OSAKA STARLIGHT2012』の対戦カードを発表した。
スターダムSeason5
NEW YEAR STARS2012最終戦
日時:3月11日(日)開始:12:00
場所:新木場1stRING
▼第1試合 シングルマッチ 15分1本勝負
宝城カイリ
vs.
翔月なつみ
▼第2試合 シングルマッチ 20分1本勝負
岩谷麻優
vs.
中川ともか(エスオベーション)
▼第3試合 ダーク・エンジェル10周年記念試合 30分1本勝負
ダーク・エンジェル/紫雷イオ(フリー)/星輝ありさ
vs.
松本浩代(エスオベーション)/脇澤美穂/須佐えり
▼第4試合 STARDOM PASSION INJECTION2012〜情熱注入〜(4)30分1本勝負
高橋奈苗
vs.
はるか悠梨
▼第5試合 ユニット対抗戦 30分1本勝負
愛川ゆず季/美闘陽子/鹿島沙希
vs.
夏樹☆たいよう/世IV虎/安川惡斗
第1試合では宝城と翔月の三期生対決が実現。翔月が「こんなに早く実現するとは思わなかったです。でも、一番勝ちたい相手なので、ここは私が絶対に先に勝利をあげて、宝城カイリの最も苦手な相手になってやりますよ」と言えば、宝城も「同期だから絶対に負けたくない相手、それが翔月なつみです。私の気迫や根性は底なしなので、そこんとこ全部ぶつけて、海賊の生け贄として、餌食になってもらいたいと思います。三期生のリーダーは私です!」と言い返す。
SMASHディーバ王者にもなった中川とシングルマッチで対戦することになった岩谷は、「前に一度だけ中川選手とは闘わせていただいたんですけど、その時は自分の力を出し切れなかったので、今回は120%自分の力を出し切って、3月20日の後楽園に勢いをつけたい」と意気込みを語った。
3・4紫雷イオのデビュー5周年記念興行に出場するために来日したダーク・エンジェルが、自身のデビュー10周年記念試合をスターダムのリングで行うことになった。PLANETのイオ、星輝とタッグを組むことになったエンジェルは松本&脇澤&須佐の奈苗軍団と対戦。前回の会見に続き、脇澤は「今月はそれぞれメンバーを変えて、紫雷イオさんと3回当たらせていただくんですけど、私は気合いを入れてあげます。紫雷イオ! 気合いだ! 気合いだ! 気合いだ! アァー!......」と気合いのかけ声を連発。そんな脇澤を見てエンジェルは「アァー! アァー! と叫んだり、ちょっとクレイジーですけど、私がするのはルチャ」とバッサリ斬り捨てた。
そして、奈苗の情熱注入シリーズ最後の相手となったのが、三期生の中では一番早くデビューし、現在は同じ奈苗軍団に所属しているはるか。「私がこの情熱注入シリーズの今まで奈苗さんが対戦してきた誰よりもパッションを見せる試合をしたいと思います。私は奈苗軍団の一員なので、今は熱く熱く燃えています。3月20日の後楽園ホールで勝利できるように、パッションをください。よろしくお願いします! パッション! パッション!」と早くもパッションがあることをアピールすると、奈苗は「軽々しくパッションを口にされたくないんですけど」と一喝。2・26新木場大会での惡斗戦でかなり苦戦した奈苗は「今まで一番やばいかなって思った瞬間もあった試合だったんですけど、かなり面白かったなって思います」と惡斗を高評価。
対するはるかのことは「私の目から見たらデビュー戦が一番頑張っていたんじゃないかなって見えて、ここ最近はモヤモヤしてるように見えるというか、自分的にはなんか気合いが...パッションって言ってるんですけど上辺だけに見える」と厳しい評価。だが、奈苗が「パッションあるのか?」と聞けば、はるかも「パッションあります!」と大声で答え、このやり取りを両者が繰り返していると、風香GMが「時間の都合でここら辺で終わらせていただきます」とGMストップ!
メインでは肩の負傷で欠場していた世IV虎の復帰戦として、親分の夏樹と川崎葛飾最強伝説の仮メンバー扱いの惡斗とタッグを組み、愛川&美闘&鹿島の全力女子と対戦。愛川にとっては3・20後楽園大会で行うタッグ王座防衛戦の前哨戦となる。世IV虎よりも先に「デビュー4戦目で初メイン、イェ〜! どうだ三期生ども! うらやましいだろ〜!」とメイン抜擢に嬉しさを隠せない様子だが、世IV虎が「お前、張り切ってるみたいだけどウチらの足引っ張ったら承知しねえからな。それだけは肝に命じとけよ。ここはウチの復帰戦だから」と釘を刺す。
タッグタイトル戦の前哨戦だが、世IV虎は「ウチらがそんなに怖いのか知らないけど、大した相手じゃないし、自分たちが楽勝に勝って後楽園につなげたいと思ってるんで、そこらへん世露IV苦」と語り、夏樹も「ヨシちゃんに任せとけばすべては上手くいくし。相手チームにフリフリピンクの沙希ちゃんが入っちゃってることで、この勝負は見えてると思いますね。ハイスピードやりたいとか言われてるんですけど、フリフリがジャマで闘ってなんていられないし」と、夏樹のハイスピード王座に興味を示している鹿島を牽制。惡斗からも「鹿島沙希をぶっ潰すことをまず中心的に考えようか」と言われた鹿島は「おめえなんかにぶっ潰されねえよ!」と険しい表情で言い放った。
スターダム
STARDOM OSAKA STARLIGHT2012
日時:3月25日(日)開始:17:30
場所:大阪・IMPホール
▼第1試合 シングルマッチ 15分1本勝負
翔月なつみ
vs.
はるか悠梨
▼第2試合 シングルマッチ 20分1本勝負
脇澤美穂
vs.
須佐えり
▼第3試合 ユニット対抗戦 20分1本勝負
星輝ありさ/岩谷麻優
vs.
鹿島沙希/宝城カイリ
▼第4試合 ユニット対抗戦 30分1本勝負
愛川ゆず季/美闘陽子
vs.
世IV虎/安川惡斗
▼第5試合 シングルマッチ
高橋奈苗
vs.
未定
▼第6試合 ハイスピード選手権試合 30分1本勝負
[王 者]夏樹☆たいよう
vs.
[挑戦者]紫雷イオ(フリー)
※第5代王者・夏樹の初防衛戦
大阪でも三期生同士のシングルマッチが行われることに。3・11新木場では宝城とシングルを行う翔月が今度ははるかと対戦。はるかにとっては惡斗のデビュー戦で三期生対決を行ったが、そこで敗れているだけに今度こそ絶対に勝ちたいところ。「私はいつも練習している柔術の腕十字でギブアップを狙っていきたいと思います。同期の中の最弱とは呼ばれたくないんで翔月なつみ! お前が最弱だー!」と絶叫。風香GMが「どんどん路線がお笑いのほうに傾いていってる」と思わず心配するが、練習では貪欲に腕十字に磨きをかけているという。
だが、尼崎出身の翔月としても地元で負けるわけにはいかず「ギブアップなんて取らせませんよ。最弱ははるか悠梨です! 大阪のみんなは私を応援してくれるはずです。はるか悠梨なんてね、ぶっ潰してやりますよ! パッションない、お前は!」と吐き捨てた。
この日、高校の卒業式を迎えた須佐と奈苗軍団同士の対決を行う脇澤は、「気合いだ、アァーっ!」と不在の須佐に気合いを送ったあと、「高校を卒業してどんな技が来るのか怖いですね。女子高校生固めの次に何がくるのか? 警戒してます」と語った。
大阪大会ではユニット対抗戦が2試合組まれたが、まずPLANETの星輝&岩谷(女-AMA-)と全力女子の鹿島&宝城が対戦。宝城はメガネを取り出すと「星輝ありさ選手、すでに分析済みです。チロリアンキックだか、ブラジル...ブロジリ...」と"エロインテリ"っぷりを発揮しようとするが微妙......。一方の鹿島は「何かとAMAと闘うことが多いんですけど、入場とかでチャラチャラ、ニコニコ踊ってる人たちなんか負けるはずないですし、自分は岩谷麻優! お前にすごい借りがあるんで、その借りは絶対返すから。覚えとけ!」と2・11名古屋大会で岩谷のエルボーで大流血した"借り"があるだけに喧嘩腰。
鹿島から指名された岩谷が「AMAがこんな即席チームに負けるはずはないですし、鹿島沙希を追い込んでいきたいと思います」と受けて立つ構えを見せると、星輝は「いきなりメガネ出して"解析しました"とか言われても困るんですけど。私のブラジリアンキックとか1399を、ちゃんと見てそんなこと言ってるわけ? それで大口叩いてるわけ?」と宝城に不快感を示した。
もう1つのユニット対抗戦ではBY砲と川崎葛飾+1の世IV虎&惡斗が対戦。「早くも世IV虎姐さんとタッグ組むことが...これはスターダムが生んだ2大ヒールレスラー。イェー!」と若干舞い上がり気味の惡斗だが、世IV虎が「自分はコイツをまだ認めてねぇから。オメェ1人で暴走すんじゃねぇよ。それをタッグっていうのは2人のあうんの呼吸が必要なんだよ。わかってんの?」と釘を刺す。BYとは3連戦となる世IV虎だが「全力バカだっけ? なんでまたこいつらとやるのか? ぜんぜん意味がわかんないし、本当に大した相手じゃないんでね。東京と大阪、2回続いて泣いてもらおうと思います。そこんとこ世露IV苦」と言いたい放題。
だが、愛川は「安川惡斗選手は本当に売れない女優として8年......本当にスターダムに入ってよかったんじゃないかなって。威勢のいいこと言ってますが今回限りだと私は思っていて、BY砲にビビって逃げ出さないことを祈ってます。後楽園ホールで私たちがベルトを防衛するので、別にこの対戦でベルトを賭けてもいいかなって思ってます」と余裕の発言。パートナーに手を焼きたくなので試合まで惡斗を教育するという世IV虎だが、果たして......
夏樹の虎の子であるハイスピード王座に、イオが挑戦することが決定。両者は以前もタイトルを賭けて対戦したことがあるが、イオは「もうそれは何年も前の話なので参考にはならないでしょう。私5周年を迎えて6年目の試合として最初のビッグマッチとなるので、しかもタイトルマッチということで緊張もありますけども、絶対獲ろうという気持ちで臨んでいきたいと思います。普段ガラが悪くて、物騒なユニット組んでて......相容れない存在なんですけれども、この日はハイスピードという一緒の括りで、私と夏樹さんにしかできない試合がきっとそこに作り出されると思うので、すごく楽しみにしています」と意気込みを語った。
対する王者・夏樹は「去年の7月にこのベルトを取り返して、初の防衛戦がイオに決まりました。本当にイオとシングルマッチをするのは久しぶりですし、ようやくハイスピードの輪を広められる機会ができて嬉しいです。イオは挑戦者にもっともふさわしいスピードとテクニックの持ち主だと思っているので、スターダムの全選手にこの試合を見てもらいたいと思います。でも、最後に勝つのは夏樹☆たいようです」と、"カワカツの親分"とはひと味違う部分を垣間見せた。
【記事提供/スターダム】
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