ZERO1道場マッチに乱入した菅原がタッグ王座返上宣言!KAMIKAZEは曙の世界王座挑戦を承諾!大谷は健介&勝彦戦に向けて大地に喝!

 18日、都内のZERO1道場で行われたプロレスリングZERO1の道場マッチ『海岸プロレス〜New chapter〜』2月場所。
 日高郁人は菅原拓也&藤田峰雄のボイコットにより急遽、クレイグ・クラシックとシングルマッチで対戦することに。熱戦を展開した両者だったが、日高がショーンキャプチャーを決めたところで菅原&峰雄が突然乱入。2人がかりで日高に襲いかかり、クレイグにも一撃。そのままノーコンテストのゴングが打ち鳴らされた。

 「おまえが来なくていいっていうからわざわざ遊びに来てやったよ」と悪態をついた菅原は、会見でボイコット宣言をしたり、ベルトを踏んだりの行為に堪忍袋の緒が切れて菅原に決別宣言をした菊地毅について「言うこと聞かねえポンコツはこっちから願い下げだ。ライトタッグ返上させてもらう。だいたいアイツが巻いてる白いベルト、あれはアイツが横取りして取ったようなもんじゃねえか。今後、白いベルト狙わせてもらうからな」と、菊地とのタッグで保持しているライトタッグ王座の返上を発表した上で、逆に菊池が保持するNWA世界ジュニア王座狙いをブチ上げた。
 さらに日高に対し、「次の後楽園、またお前と遊んでやるから信用できるパートナーを用意しとけよ! 次の後楽園、そろそろデカい山が動くかな! 俺から目をそらすな!」と意味深発言。日高は伊藤崇文とのタッグで菅原を迎え撃つことを示唆した。

 この日が通算100試合目となった橋本大地は大谷晋二郎&崔領二と組んで、KAMIKAZE&佐藤耕平&小幡優作と対戦。試合はZERO1お馴染みのバチバチゴツゴツファイトとなり、超満員の会場は熱狂! さらに大谷が大地に向かって「健介はこんなもんじゃねえぞ!」と訴えた上で、「健介!」「勝彦!」と叫びながら串刺しフロントハイキック2連発。この言葉を聞いた大地は世界王者のKAMIKAZEに対してミドルキックを連発し、ダウンを奪う。ハイキックも見舞い、三角蹴りもヒットさせた。
 だが、最後は垂直落下式ブレーンバスターからのムーンサルトプレス2連発でKAMIKAZEが勝利。するとKAMIKAZEは17日に自主興行『曙道』の会見を開いた曙が「今から俺がやる曙道を、一番に理解してくれたのがZERO1だった。規律、礼儀、礼節。元気が一番! これが曙道。ZERO1には"和"がある。だからこそ曙道として、ここのNo.1、世界(ヘビー級王座)に興味を持った」と、KAMIKAZEの持つ世界ヘビー級王座への挑戦を表明したことに対し、「昨日、横綱・曙のコメント見ましたよ。コレが欲しいらしいです。オレはチャンピオンだから断る理由は何もありません。いつでもいいし、横綱も40代、オレも40歳。40代の2人が元気のある、とても40代と思えない試合を2人でしたいと思います。よろしくお願いします」と曙の挑戦を受諾した。

 また、試合後大谷は3・2『ZERO1_ELEVEN〜旗揚げ11周年記念大会』後楽園大会で対戦するDIAMOND RINGの佐々木健介&中嶋勝彦が、「"お祝い"と"闘い"の意味を履き違えるな!」と言わんばかりのコメントを出したことについて、「健介さんの返答を聞いて、この試合の意味を履き違えてるのは僕らからしてみれば、健介さんの方の気がする。お祝いしてくれなんて気はサラサラない。この大事な時期だからこそ、僕は橋本大地を佐々木健介にぶつけたかった。そして、それだけじゃなく、いまこのときに佐々木健介と僕がぶつかろうとした意味は、僕は佐々木健介だったら分かってると思う。あえて僕はこれ以上口でのやりとりをするつもりはない。僕の中では大谷晋二郎と佐々木健介にしか分からないものがあると思ってる。それは決して慣れ合いじゃない。大地にも言っている。この試合はいい試合が目標じゃなく、勝たなければいけない試合だと」と発憤した。
 なお、この日のメインでは植田使徒が不動力也を下し、NWA UNヘビー級王座の防衛に成功した。

【記事提供/プロレスリングZERO1】

2012年2月19日 01:45
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