マイク・タイソンがミル・マスカラスやエッジらと共にWWEの殿堂『ホール・オブ・フェーム』入り決定!
WWEが本年度『WWEホール・オブ・フェーム』にボクシング界の伝説であるマイク・タイソンを迎えることを発表した。
タイソンが初めてWWEに登場したのは1988年の『ロウ』。ストーン・コールド・スティーブ・オースチンと衝突したタイソンは、その後、同年の『レッスルマニア14』のメインイベントに立会人として出場。
オースチンと対戦するショーン・マイケルズに味方すると思いきや、オースチンの勝ち名乗りを上げ、マイケルズをノックアウトするというどんでん返しを見せた。また、2011年『ロウ』のゲストホストとして登場した際には、クリス・ジェリコとタッグチームを組み、因縁浅からぬショーン・マイケルズ&トリプルH組と対戦、またしてもどんでん返しを見せたのは記憶にも新しいところだ。
『レッスルマニア28』の前日となる2012年3月31日(現地時間)フロリダ州マイアミ アメリカン・エアラインズ・アリーナで『WWEホール・オブ・フェーム』セレモニー(授与式)が行われ、すでにマイク・タイソンも本年度殿堂入りする面々とともに出席することが決定している。
この模様は年間12回開催されるWWEのペイ・パー・ビュー(PPV)大会全てを観られるパッケージ『WWEスペシャル・リングサイド2012』契約者のみ視聴できる特典番組としてスカパー!、スカパー!e2での放送が決定している(放送日未定)。
殿堂入りが決定したタイソンは「WWEホール・オブ・フェームの一員となれて非常に光栄に思います。ボクシングでは史上最年少のチャンピオンとなることができましたが、私自身はWWEのリング上が最も楽しかった」とコメント。
タイソンのほかには、日本のプロレスファンにも馴染み深い"仮面貴族"ミル・マスカラス、昨年惜しまれつつ引退したエッジ、80年代に活躍した実力者ユニットのフォー・ホースメンが『WWEホール・オブ・フェーム』入りメンバーとして発表された。
【2012年度 WWEホール・オブ・フェーム入りメンバー】(2012年1月31日現在)
■ミル・マスカラス
元WWEチャンピオンアルベルト・デル・リオの叔父であり、「千の顔を持つ男」「仮面貴族」の異名を持ち、日本でも一世を風靡したメキシコマット界の英雄。
■エッジ
元WWEスーパースター。WWE王座4回、世界ヘビー級王座7回、合計11回の世界王者となる実力者ながらも、首の負傷により、惜しまれつつ昨年引退を発表。
■フォー・ホースメン
80年代に活躍した、アーン・アンダーソン、リック・フレアー、バリー・ウィンダム、タリー・ブランチャードとマネージャーJJディロンから成る、先進的な実力者ユニット。
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