2・5横浜で志田&成宮のタッグ王座にドロップキッカーズが挑戦!猫子が奪取したトライアングルリボンには都と葛西が挑む

 25日、アイスリボン道場で行われたアイスリボン『アイスリボン・362』。メインでは志田光&成宮真希が保持するインターナショナルリボンタッグ王座に、長野ドラミ&ヘイリー・ヘイトレッドの重戦車コンビが挑戦。ドラミは前回の大会で藤本つかさから金星を奪い勢いに乗っている。チャンピオンチームにとって厳しい闘いが予想される防衛戦だった。

 ドラミとヘイリーは奇襲を仕掛け、場外乱闘からイス攻撃。しかし、リングに戻ると連係で上回る王者チームがドラミをつかまえる。志田はヘイリーを相手にも一歩も引かないエルボーの打ち合い。ヘイリーのランニング・パワーボムが早いタイミングで志田にきまるが、これは成宮がカット。ようやくペースをつかんだ挑戦者チームは、ドラミのセカンドロープからのセントーン、ヘイリーのトップロープからのギロチンドロップ、ファンタスティックフリップという重量攻撃でたたみかける。
 しかし、志田と成宮が二人がかりでヘイリーをアルゼンチン・バックブリーカーでかつきあげると、ヘイリーの巨体をドラミにたたきつけるという、逆に相手の体重を利用した頭脳作戦。終盤、粘りを見せるドラミは、ドライングゲットであわやという場面も作るが、最後は成宮のトップロープからのギロチンドロップがズバリときまり、ドラミ返せず。王者チームが難敵をくだし、2度目の防衛に成功した。
 エンディングの座談会で藤本が「約束どおり、次はドロップキッカーズが挑戦します。場所は、2月5日の横浜リボン。新生アイスリボンになって最初のビッグマッチのメインは、アイスリボン純血メンバーでやりたい。どうでしょうか」とタイトルマッチをアピール。志田が「やりましょう」と応え、横浜リボンでのタッグ選手権、志田&成宮vs.藤本&つくしが決定した。

 さらに「私とキャラがかぶる。同じタイプの選手はアイスリボンに二人もいらない」という理由で、リボン高梨を敵視する崖のふちプロレスの松本都。都は新田猫子にも連敗中とあり、高梨と猫子を同時に制裁する試合としてトライアングルマッチを要求。これに対して、昨年、高梨にトライアングルのベルトを奪われている猫子がタイトルマッチにすることを提案し、チャンピオンの高梨がそれを受け、今日のトライアングル選手権が実現した。
 猫子と都の威嚇に、スタートから嫌な表情を見せる高梨。まずは猫子と都が結託して高梨を攻める。高梨が場外にエスケープすると、猫子はキャット空中ニャン回転を都にきめるが、これは高梨が場外からレフリーの足を引っ張りカウントを妨害。都は二人を同時に、みやここ・クラッチにきめるなど見せ場を作ったが、最後は猫子にきめた、みやここ・クラッチを切り返され、エビ固め。高梨のカットも間に合わず、カウントスリー。高梨は負けずして王座転落。猫子が昨年11月以来のトライアングル王座に返り咲いた。
 すると都は座談会で「猫子と高梨が手を組んでスーパースターの自分を負けさせる作戦だった。納得いかない」と言いがかりをつけ、新王者の猫子にすぐに挑戦を表明。「高梨のような信用おけない人ではなく、松本都という選手を理解してくれる人とトライアングルをやりたい。しかもチャンピオンは猫子という動物。こちらも動物で対抗する。私を理解してくれる動物といえば......猿! 葛西さんをつれてくる」とぶち上げた!
 猫子は「次に出場する大会が横浜リボン」ということを猫語で答えたため、横浜でのトライアングル選手権、新田猫子vs.松本都vs.葛西純が決定。さらに都は「横浜で必勝を期すため、土曜日と日曜日の道場マッチでは試練となるカードを組んでほしい」と話した。果たして、どんな試練のカードが組まれるのか......

アイスリボン
横浜リボン
日時:2月5日(日)開始:13:00
場所:横浜・ラジアントホール

<決定カード>
▼インターナショナルリボンタッグ選手権試合
[王者組]志田光/成宮真希
vs.
[挑戦者組]藤本つかさ/つくし

▼トライアングルリボン選手権試合
[王 者]新田猫子
vs.
[挑戦者]松本都(崖のふちプロレス)
vs.
[挑戦者]葛西純(FREEDOMS)

▼ビンテージリボンタッグ選手権試合
みなみ飛香/趙雲子龍(新北京プロレス)
vs.
りほ/リボン高梨(DDT)

▼シングルマッチ
希月あおい
vs.
帯広さやか

【記事提供/アイスリボン】

2012年1月25日 23:53
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