藤本にシングルで勝利したドラミが、ヘイリーとのタッグで志田&成宮が保持するリボンタッグに挑戦することが決定!

 21日、アイスリボン道場で行われたアイスリボン『アイスリボン・361』。メインでは当初は宮城もちと星ハム子がヘイリー・ヘイトレッドとトリオ結成予定だったが、もちが欠場となり、変わりに現在JWPのタッグリーグ戦でもちとタッグを結成している川佐ナナが参戦。ハム子いわく「川佐はもっちり姉妹の親戚」とのこと。

 川佐もハム子もパワフルな攻撃を見せるが、やはり際立っているはヘイリー。志田をブレンバスターの体勢で垂直に持ち上げると、軽くスクワットしてから前方に放り投げる。志田はダミー人形のような扱いだ。成宮はヘイリーにブル中野直伝ギロチンドロップを見せるが、逆にヘイリーの重爆ギロチンを食らう。虫の息の成宮に、最後はハム子とヘイリーがラリアットの連打を叩き込む。成宮は肩をあげられず。文字通りヘイリーの圧勝だった。

 さらにセミでは現在ヘイリーとタッグを組んでタッグ王座挑戦を表明している長野ドラミが、前ICE×60王者の藤本つかさとシングルマッチで激突。藤本もつくしとの"ドロップキッカーズ"でタッグ王座挑戦に名乗りを挙げているが、王者組の志田光&成宮真希は「どっちの挑戦も受けてやるから、どっちが先かだけ決めておけ」と言っているため、このシングルマッチの勝敗が次期挑戦者決定を大きく左右することになるのは間違いない。
 気合いの入っていたドラミは奇襲攻撃から場外乱闘、そしてイス攻撃まで見せ、勝利への執念を見せる。藤本も反撃するが、一気にドラミの勝利への流れを作ったのが、左ヒジのサポーターを外してのサウスポー・ラリアット。普段はサポーターを外してから関係ない他の技を出しているのだが、ついに本当にラリアットが出たため客席は一気にヒートアップ。さらにトップロープからのセントーンがきまり、ここでドラミ勝利かと思われたが藤本がカウント2.9でなんとかクリアーした。
 しかしドラミの勢いは止まらない。ドライング・ゲットやスモール・パッケージ・ホールドで藤本を追い込む。藤本も必死に反撃を試みるが、最後は藤本のフェースバスターを切り返したドラミが、そのまま体重を乗せて押さえ込みカウントスリー。実績で大きく上回る藤本からドラミが大金星をあげた。

 そして大会エンディングの座談会でドラミが「もう待ちきれません」と次回大会でのタッグ王座挑戦を希望すると、志田はそれを受けたため、1・25道場マッチ『アイスリボン・362』でリボンタッグ選手権、志田光&成宮真希vs.ヘイリー・ヘイトレッド&長野ドラミが行われることが決定。
 それを受けて藤本が「まさかドラミに負けるとは思っていないけど、正直、今日は完敗。あきらめずドロップキッカーズでベルトを狙いたい」と発言すると、ドラミは「心配しなくても初防衛戦の相手を藤本&つくしにしてあげます」と返答。志田も「ヘイリーも久しぶりに当たってあいかわらず強いし、ドラミも藤本に勝って侮れない。でも、そういう相手に勝って、その先のドロップキッカーズにも勝って、志田と成宮はもっと上を目指していきたい」と語り、水曜日の結果にかかわらず、次はドロップキッカーズが挑戦することになりそうだ。
 このほかに1・25道場マッチではリボン高梨が保持するトライアングルリボン王座に松本都と新田猫子が挑戦することも決定。また、みなみ飛香が「今年の目標」に掲げた"Teens興行復活"が早くも決定! 3月3日(土)の13時から行われる。

アイスリボン
アイスリボン・362
日時:1月25日(水)開始:19:30
場所:アイスリボン道場

<決定カード>
▼トライアングルリボン選手権試合
[王 者]リボン高梨(DDT)
vs.
[挑戦者]松本都(崖のふちプロレス)
vs.
[挑戦者]新田猫子

▼インターナショナルリボンタッグ選手権試合
[王者組]志田光/成宮真希
vs.
[挑戦者組]ヘイリー・ヘイトレッド/長野ドラミ

【記事提供/アイスリボン】

2012年1月22日 00:41
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