『スターダム・アワード2011』MVPを受賞したゆずポン「来年も水着になりながら頑張っていきたい!」

111226_Stardom-1.jpg 26日、都内のホテルでスターダムが忘年会を開催。今年の1月に旗揚げしたスターダムだが、"グラレスラー"愛川ゆず季、"ワールド・オブ・スターダム王者"高橋奈苗、"女子プロレス界の女番長"世IV虎などの活躍により、その注目度は大会を開催するごとに増していった。
 忘年会にはロッシー小川代表、風香GM、デビュー前の3期生を含む所属全選手のほか、フリーとしてスターダムに参戦している紫雷イオ、松本浩代やマスコミなどが出席し、団体としての勢いを感じさせる盛大な会となった。

 忘年会の中では12・25新木場大会『yearend stars2011』のエンディングで発表された、『スターダム・アワード2011』の表彰式が行われた。
 殊勲の勝利をあげた選手に贈られる殊勲賞を受賞した美闘陽子は「今年はゆずポンがMVPを獲ったので、来年は私がMVPを獲れるように頑張りたいと思います」と、ゴッデス・オブ・スターダム王者のパートナーである愛川を意識した発言。
 続いて、その美闘のライバルであり、旗揚げ1周年記念となる2012年1・22新木場『NEW YEAR STARS2012 〜1周年記念日〜』でシングルマッチでの対戦が決まっている世IV虎は、1年を通してコンスタントな活躍をした選手に贈られる敢闘賞を受賞したのだが、「敢闘賞って聞いた時は東京(=関東)のことかと思いました」と、らしい発言!

111226_Stardom-2.jpg そしてベテランとして若い選手の多いスターダムを引っ張った高橋奈苗と夏樹☆たいようは、11・12新木場大会でワールド・オブ・スターダムを賭けて久しぶりの一騎打ちを行ったが、この試合がベストバウトを受賞。夏樹は「旗揚げしてからトップに立ちたいと宣言してきて、やっとこの日に赤いベルトに挑戦することが出来た。奈苗さんとはずっと組んできて、あまり当たる機会がなくて、シングルでやるのは久しぶりだったんですけど、本当に奈苗さんがいたから自分はここまで来られたと思っているし、奈苗さんを倒さないと自分のプロレス人生は終わることができないので、これからも追い続けていきたいと思います」と、一番近くで高い壁として居続ける奈苗に感謝しながらも、改めて打倒・奈苗を目標に掲げた。
 一方、スターダムの絶対的にエースにして全選手の壁として君臨する奈苗は「今回は夏樹との対戦でベストバウト賞をもらったんですけど、2007年の『ディスカバー・ニューヒロイン・トーナメント』というベテランと若手が組むタッグトーナメントの時は、私と夏樹が組んでJWPの選手と対戦した時にベストバウト賞をもらった。その時は夏樹が隣にいて、賞をもらったことが嬉しかったんですけど、今回は対角にいてもらえたので感慨深いものがあります。夏樹が私を倒すと言ってくれるのはすごく嬉しいことなんですけど、いつまでも倒されないように頑張り続けますので、よろしくお願いします」と、やはり長年の盟友・夏樹には特別な思い入れがある様子。

111226_Stardom-3.jpg 最後に東スポの女子プロレス大賞、日刊バトル大賞の女子プロレス部門MVPに続き、賞レース三冠目となる『スターダム・アワード2011』MVPを受賞した愛川が「1年間、本当はプロレスを辞めてしまおうかなっていう時期もあったんですけど、頑張ってきてよかったなって、結果が出たことで改めて思いました。来年も水着になりながら頑張っていきたいなって思います。そして、高橋奈苗選手と婚活をしながらプライベートの方も充実させていきたいなって思います!」と言うと、奈苗は「婚活? やる! やる!」とノリノリ。
 なお、各受賞者にはトロフィーと賞状のほかに金一封が贈呈されたのだが、小川代表の計らいでほかの一期生+鹿島沙希+風香GMにも金一封が贈呈された。思わぬ"臨時ボーナス"に選手たちは大喜びだったが、皆口々に「来年は私がMVPを獲ります!」とヤル気を漲らせていた。

2011年12月27日 15:25
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