勝ったほうが12・25後楽園大会のメインを務める藤本&志田vs.さくら&つくしはドロー!そこでさくらが提案したのは...

 10日、アイスリボン道場で行われたアイスリボン『アイスリボン・350』。7日の『アイスリボン・350』でさくらえみが提案した、勝ったほうが12・25後楽園ホール大会のメインを務めるという藤本つかさ&志田光vs.さくらえみ&つくしの一戦がこの日のメインで行われた。

 試合は一進一退の攻防の末、20分時間切れ引き分けに。決着つかずも場内は大きな拍手に包まれると、志田が「待てよ! なんで座談会みたいな雰囲気になってるの? 大事な後楽園のメインが誰か決まってないじゃん! まだ終わってないよ!」とアピールするが、さくらが「タイトルマッチで引き分けたらタイトル剥奪なんだよ。ドローだったら剥奪だよ。延長なんて甘いんだよ! 頭冷やして考えろ!」と一喝。
 するとつくしが号泣しながら「悔しいです。里村さん、仙女を絶対倒したいんです。後楽園のメインで笑って立ちたいんです!」と訴え、藤本も「今日で(メインのカードが)決まると思ったんですけど、決まりませんでした。でも、いろいろ考えました。仙台リボン(1・7)の前に後楽園があるでしょって。ブル中野さんの引退興行(1・8)のまえに後楽園があるでしょって。仙女vs.アイス、藤本vs.志田、このカードをなかったことにしないために、満員の会場で試合がしたいんです。メインがどうなるかはわからないけれど、自分は満員の会場で試合がしたいです!」と訴える。

 さくらから一喝された志田が「頭なんて冷えないですよ! 私は後楽園でメインイベントをやりたい。自分が後楽園のメインに立ちたい。そして最後、自分がベルトを持って締めたい。頭なんて冷えるわけないじゃないですか。大切な後楽園まであと2週間ですよ。冷やす必要なんてないでしょ。自分は頭なんて冷やさないまま、突っ走りたいと思います!」と言い放つと、さくらは「自分は、つくしが赤い壁とか青い空とかいってるのがすごいイヤで、言葉に酔ってるなと思いました。本当にやりたいことが具体的に見つからない中、今日、里村さんに勝ちたいって言われたことがすごくうれしいです。里村明衣子に勝つ、その一本のことでタッグはいきましょう」と、つくしに声をかける。
 さらに藤本と志田に対しても「つっか、後楽園を絶対満員にしよう。志田さんは...そのままでいいよ。引き分けになってしまって、このカードで20分ドローが2回目、次やろうとは考えづらいです」と声をかけると、「そこで私から提案させていただきたいと思います。このやり方は初めてかもしれません。試合順は、さくらの直感で決めたいと思います。今回、自分のカードが(メインの)候補に挙がっています。私情だったりとか入ってしまうことがないとは言いません。だけれども、プレイヤー、マッチメーカー、プロデューサーであるさくらえみが、次の大会の14日までに決めたいと思います。さくらえみに、任せてください。もう闘ってのアピールはできない。つくしも同じ。3日間考えて、水曜日、14日にお客さんの前で全試合順を発表させていただきます。ただ、アイスリボンはみんなで作っていくものです。今日の試合のアンケートだったりブログ、観戦記、メールだったり、みなさんのご意見は最後の最後まで伺おうと思っていますので、多数のご意見をぶつけていただきたいと思います」と12・25後楽園のメインはアイスリボンの代表であるさくらが、周りの意見を参考にしつつも"直感"で決めることを提案した。

 また、次回の12・14『アイスリボン・352』の一部カードも発表された。既報の米山香織vs.松本浩代に加え、藤本つかさと志田光のICE×60王座前哨戦、帯広さやかのUMA軍団対策としてDJニラとのシングルマッチが行われる。

【記事提供/アイスリボン】

2011年12月10日 23:44
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