初代タイガーマスクこと佐山サトルが、12・6『武道 掣圏』第二回武術大会の組み合わせを発表!
18日、東京・文京区の興義館で、初代タイガーマスクこと佐山サトル掣圏真陰流総監が創建した新生武道『武道 掣圏』の記者会見が行われ、第二回武術大会(12月6日、東京・後楽園ホール)の出場選手と対戦組み合わせが発表された。
会見には佐山総監、桜木裕司師範、瓜田幸造師範、間下隼人、斎藤彰文が出席。前回の5・24後楽園以来、約半年ぶりとなる大会へ向け、基本理念や意気込みなどを語った。
「武道 掣圏」は、八角形でロープのないリングで、打撃、蹴り、投げ技、締め技などで闘い、押し出し・抑え込み(制圧)がポイントになる3本勝負(2本先取した方が勝ち)で争われる。
「スポーツではなく武道」という佐山総監は、「選手には勝ち負けだけじゃなく、礼儀作法を噛み締めてやってほしい」と、技や勝敗よりも、精神面や正義作法に重点を置いてリングに臨むように主張。近日中にはNPO危機管理開発機構というものを顧問として立ち上げることから、「日本人の危機管理精神を取り戻したい」と、現代の日本に警鐘を鳴らし、武士道を持った選手を大会を通じて育成していきたいと語った。
前回大会では最終試合で元大相撲関脇の若翔洋と無差別級で対戦し、見事勝利を飾った桜木は、まだ組み合わせは未定ながら「日本人の誇りにかけて、日本人とはどうあるべきか、後輩たちに背中で語っていきたい」と気合十分。スポルティーバエンターテイメントの竹嶋健史と対戦する間下は「前回負けて悔しい。自分の立ち位置をもう1回理解して、任務を完璧に遂行するだけ」、チーム太田章の山本裕次郎と闘う斎藤は「前回は結果的には勝ったけど、内容的にはふがいない。今回は誰が見ても勝ったと思える内容で勝ちたい」と、それぞれ必勝を誓った。
初代タイガーマスク 佐山サトル創建
新生武道『武道 掣圏』第二回武術大会
日時:12月6日(火)開場:18:00 開始:19:00
場所:後楽園ホール
主催 :掣圏真陰流本部 興義館、有限会社リアルジャパン
<出場決定選手>
桜木裕司(掣圏真陰流)
長井満也(ドラディション)
<決定組合せ>
▼無差別級
若翔洋(フリー)
vs.
柴田正人(STYLE-E)
▼-90kg級
佐藤光留(パンクラスMISSION)
vs.
竹村光一(COREジム)
▼-85kg級
山本裕次郎(チーム太田章)
vs.
斎藤彰文(掣圏真陰流)
▼-90kg級
間下隼人(掣圏真陰流)
vs.
竹嶋健史(スポルティーバエンターテイメント)
▼-77kg級
金森道(フリー)
vs.
山根聖也(竜司チーム)
▼-71kg級
那須晃太郎(STYLE-E)
vs.
岡田鉄平(キングダム立川)
▼-58kg級
久保田真樹(スーパータイガージム田中塾)
vs.
大西健史(截空道京都総本部)
▼-75kg級
加藤秀朋(チーム・タイガー)
vs.
渡邉真次(截空道京都総本部)
▼-60kg級
吉間順一(MAXジム)
vs.
百々拳人(実武道会館)
<席種・料金>
VIP席(特典付):10,000円
RS席:8.000円
S席:6.000円
A席:4.000円
<お問合せ>
掣圏真陰流本部 興義館
03-3812-1202
<『武道 掣圏』試合規定>
『武道 掣圏』の試合は、以下に定める規定に基づき行われる。本試合規定は、精神性、実戦性、そして選手の安全性を考慮して設定されている。
【試合全般の規定】
■出場資格:18才以上の武士道精神を備えた、心身共に健全な男子。金髪、茶髪等、髪染めをしていないこと。(白髪を黒く染めるのは可)。ピアス等の装飾品、刺青(ファッションタトゥーも含む)は禁止。
■試合用具:主催指定の袴型下衣、オープンフィンガーグローブを着用。防御になると思われる物の着用は禁ずる。
■試合形式:3R制(3分+3分+2分)
■試合場:主催者規定の八角形リング
■セコンド:なし
■審判団:主審1名、副審2名 計3名で構成。
■階 級:出場登録選手同士で階級(体重契約)を合わせる。
【技に関する規定】
■有効技:パンチ、キック、タックル、投げ技、 関節技、締め技、グランド状態での打撃(パンチ限定)、スタンド状態での関節・締め技
■反 則:頭突き、目つき、肘打ち、噛み付き、髪の毛を掴む、金的攻撃、脊椎への打撃、後頭部への打撃(正面から蹴りで巻き込むのは可)、グランド状態(手のひら、膝、足の裏が3点以上床に付いている状態)の相手への全ての蹴り、場外への逃避
【試合及び勝敗に関する規定】
■ブレーク:下記2点の状態以外の場合は全てブレーク(主審判断)となる。
・グランド状態に入った時点で、既に関節か締めに入りそうな状態・グランド状態に入った時点からの有効打有の状態
■勝 敗:
(1)完全決着1本:KO、関節技、締め技等による降参の意思表示、TKO(主審、医師の判断で試合を止める)
(2)ポイント1本:制圧、場外による1本。2本先取した選手が勝利
※制圧:3秒間以上の押さえ込み
※場外:片方が落下した場合のみ有効(両者が落下した場合は無効)
(3)判 定:制限時間内に決着がつかない場合は主審1名、副審2名の判断による旗判定で勝敗を決する。引き分け、延長戦はないものとする。
★判定基準
1.礼儀作法:入退場の態度、礼式の正確さ、試合中の態度
2.試合の優位性:有効打、ダメージ等
3.積極性
【その他の規定】
■禁止事項(一本取消及び失格になる事が有る)
1.ガッツポーズ
2.相手への暴言
3.笑みを見せる行為
4.その他礼儀を失した言動
【記事提供/掣圏真陰流】
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