佐藤光留が10・25リアルジャパン後楽園大会に向け、 "熱々おでんミット"スパー!あれっ、タッグパートナー間違えた!?
19日、パンクラス横浜道場でパンクラスMISSONの佐藤光留が公開スパーリングを実施。6日後に迫った10・25リアルジャパンプロレス後楽園大会『Breakthrough』に向け、報道陣の前で汗を流した。
公開スパーリングの開始前、佐藤は「アレクサンダー川村選手です」と、スパーリングのパートナーを紹介。集まった報道陣が「パンクラスの川村社長ですよね」と呼びかける間もなく、二人はリングへ上がり、スパーリングをスタートさせる。
アレクサンダーの持ったミットに力強く、ミドルを打ち込む佐藤。しかしアレクサンダーは「ダメだ、ダメだ!」とダメ出し。「25日、戦う若翔洋選手は元力士だ。つまり、いっぱい食う。そして間下選手は、熱い熱いAKB48のファンだ。このままじゃ勝てない」と続ける。
戸惑う佐藤に対し、アレクサンダーは「いっぱい食う男と、熱いAKBファン。その2人に勝つ練習をする必要がある」と、論理的に説明。アレクサンダーは「つまり、勝つためには"熱いものをいっぱい食う"練習をすることだ!」と、論理を一気に飛躍させると、熱々のおでんを取り出し、「これを食いながらミットを打て!」と、若翔洋&間下組への対抗策として"熱々おでんミット"作戦を打ち立てた。
「ヒザ! ヒザ! だいこんからのヒザ!」と、アレクサンダーの声に合わせてミットの合間に、熱々おでんを口に放り込む佐藤。「さっきよりずっといいぞ!」という川村の声に、本人も「本当にミドルの威力がアップした」と驚きを隠せない。
"おでんミット"の効果を「多分、おなかが減っていたからだと思います」としつつも、満足げにスパーリングを終えた佐藤。「今回のタッグパートナーであるアレクサンダー選手は、業界の大先輩。対戦したこともあるし、どのくらい強いか知っている。当日は技の競演になるんじゃないですか。アレクさんにはぜひ、若翔洋選手をぶん回して欲しい」と、若翔洋相手へジャイアントスイングを披露して欲しいと期待をかけた。
しかし、気になるのが本日現れたアレクサンダー"川村"の存在。報道陣から、川村選手の正体について訪ねられると「当日のパートナーですよ?」と不思議がる佐藤。「いや、僕はアレクサンダーさんって聞いたから、僕の知っているアレクサンダーさんに電話して来てもらったんですけど」と、今日のパートナーについて語る。
25日にパートナーを組む相手はアレクサンダー"大塚"選手であることを知らされると、佐藤は驚愕の表情。アレクサンダー川村は「あ、僕はパートナーじゃないですし、行けないです」と、シレッと返答し、吊りタイツを脱ぎ捨てるとリングを降りていずこかへ姿を消してしまった。
試合直前の公開スパーで判明した大きなミスに頭を抱えた佐藤。ある意味、試合当日に間違えなくて良かったとも言えるが、時間のロスと精神的ダメージは計り知れない。「僕としては、インディレスラーに公開練習を任せるな、と言いたい」と、公開練習そのものに疑問符を投げかけると、キョトンとした顔の報道陣を前に練習を終了させた。
元バトラーツのアレクサンダー大塚とパンクラシスト・佐藤光留という、藤原組にルーツを持つ二人がタッグを組むこの一戦(藤原喜明組長は、藤波辰爾とのタッグで、長州力、長井満也組と対戦予定)。ともに誇り高きプロレスラーでありながら、バーリトゥードにも果敢に挑戦して強さを求めてきた。響き合う魂を持ち合わせた二人が、元力士の若翔洋と生粋のリアルジャパン戦士・間下隼人との異次元タッグを相手に、どのような戦いを見せるのか。熱々おでん以上の熱き試合に期待がかかる。
リアルジャパンプロレス
Breakthrough
日時:10月25日(火)開始:18:30
場所:後楽園ホール
▼第1試合 シングルマッチ 30分1本勝負
グラン浜田(フリー)
vs.
斎藤彰文(RJPW)
▼第2試合 タッグマッチ 30分1本勝負
アレクサンダー大塚(AODC)/佐藤光留(パンクラスMISSION)
vs.
若翔洋(フリー)、間下隼人(RJPW)
▼第3試合 タッグマッチ 30分1本勝負
スーパー・ライダー(RJPW)/タイガー・シャーク(RJPW)
vs.
ウルティモ・ドラゴン(闘龍門MEXICO)/折原昌夫(メビウス)
▼第4試合 シングルマッチ 30分1本勝負
石川雄規(バトラーツ)
vs.
山本裕次郎(チーム太田章)
▼第5試合 レジェンド選手権試合 60分1本勝負
[王 者]スーパー・タイガー(RJPW)
vs.
[挑戦者]ブラック・タイガー(フリー)
※第5代王者の初防衛戦
▼第6試合 タッグマッチ 60分1本勝負
藤波辰爾(ドラディション)/藤原喜明(藤原組)
vs.
長州力(リキプロ)/長井満也(ドラディション)
▼第7試合 シングルマッチ 60分1本勝負
初代タイガーマスク(RJPW)
vs.
ザ・グレート・サスケ(みちのくプロレス)
【記事提供/リアルジャパンプロレス】
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