WAVE8・28後楽園大会での桜花由美10周年記念試合で、ブラックダリアが招聘したXは浜田文子!タッグ王座の新設も決定

110822_Wave-1.jpg 22日、都内のP-Techショールームにて、プロレスリングWAVEが8・28「『Like a Virgin 1224』EAST JAPAN〜Sail a way5・WAVE4thAnniversary〜」後楽園ホール大会の記者会見を行った。
 華名vs.栗原あゆみ、JWP認定ジュニア&POP選手権・下野佐和子vs.小松奈央、スペシャルスクランブル3WAVE・植松寿絵&輝優優vs.紫雷美央&紫雷イオvs.マリー・アパッチェ&ファビー・アパッチェの会見は、すでに8・17新木場大会の開始前に公開会見を行っているため、この日はそのほかのカードに関しての会見となった。

 まずアイドルWAVEから春日萌花&チェリーと、ディアナを退団してフリーとしての第1戦がこの大会となる勇気彩が出席。まず会見を欠席した水波から「当日は水波&勇気が女子プロ界の"天コジ"と呼ばれるように、タッグチームとしてアピールしたい」というメッセージが読み上げられると、パートナーの勇気は「後楽園のリングに今年になって全然上がることが出来なかったが、やっと上がれるという気持ちが強い」と、水波からのメッセージに若干驚きつつも、久しぶりの後楽園のリングにワクワクしている様子。
 対するチェリーが「春日からどうしても組みたいと懇願され、黒を着るんだったら組んであげてもいいよって言ったんですけど、今日も黒い格好で来たのでその心意気を買った」と語ると、春日は「お前らバカじゃねぇの? 女子プロ界の天コジ? タイトルはアイドルになっているので目じゃありません。それからチェリーさん、今日はたまたま黒を着てきましたけど、もうカードは決定しているんです。だから私がピンクを着て、無理矢理チェリーさんがピンクを着るっていう選択肢もあるんです。今日もピンクの時計とお化粧しているし、結局ブラックダリアにはなりきれないですよね? ピンクか黒か、当日まで分からないので楽しみにしていてください」と態度を一転! 女子プロ界の天コジを目指すチーム相手に、アイドルタッグは早くもチームワークが心配になってきた。

110822_Wave-2.jpg 続いてスーパーコミカルWAVEから春山香代子と広田さくらが出席。春山は「ハルクラで出してもらうのは嬉しいが、スーパーコミカルの意味が分からない! 多少付き合っても、思い切り潰したいと思う」と憮然とした表情で語ると、広田は「潰す、潰さないではなく、私1人ではコミカルなんです。なぜスーパーコミカルかというと、それはこの4人で織りなす試合だからだと思っています!」となぜか自信満々で語った。さらに広田はJWP二冠タッグ王者のハルクラに対し、「ダブルタイトルでしょ? ベルト作ろうか? ベルト懸けて闘うんで、コミカルの名誉の懸けてベルトに挑戦します!」とベルトまで自作すると言い出す。
 そんな広田に付き合い切れないと退席してしまった春山。仕方なく広田が自主製作した途端、涼しくなって豪雨が続いているという"広田うちわ"片手に1人で記念撮影に応じていると、再び戻ってきてなぜか広田を肩を組んで撮影に応じた。撮影を終えてとっとと帰ろうとする春山に向かって、広田は「いまの写真見てみろよ! 私たちがタッグパートナーみたいになってるからな!」と捨て台詞を吐きかけた。

 そして後楽園大会でAKINO相手に、約1年ぶりに復帰する渋谷シュウが出席。まずAKINOから「この試合が終わったろき、渋谷のポジションが決まるはず。また新人として1からやっていくのか、WAVEのトップとして引っ張っていく存在になるのか、すべては彼女次第」というコメントが読み上げられると、渋谷は「AKINOさんは蹴って、投げて、何でも出来る選手なので、その余裕がなくなるくらいまで追い込みたい。AKINOさんがコメントしていた私次第というのは、当たり前のことだと思います。いま自分が持っている力を全部出し切ることで、AKINOさんの持っている力も引き出すことが出来ると思っているので、私次第で闘いが決まる」と意気込みを語った。
さらに「1年間ずっとWAVEを見ていたので、こうしたいとか、ああいうところに行きたいとかも思っていたので、復帰したらWAVEの流れの中心になりたいです!」と復帰後に目指すポジションについても明確に語った。

110822_Wave-3.jpg 最後にブラックWAVE〜桜花由美10周年記念試合〜から桜花由美、桜花由美、GAMI、中川ともかが出席。まずブラックダリア(以下BD)のリーダー大畠から"X"となっていたパートナーが浜田文子であることが明かされた。浜田からの「今年の2月、WAVEでの大畠戦を最後に長期休養に入っていたが、今回は桜花選手の10周年ということでヒールとしてBDに入って盛り上げたい。久しぶりの日本で大暴れします」というメッセージが読み上げられた。桜花は「世界の浜田文子だから日本にいる間はBDの一員として。ビジュアルも大事だから、そっちのリングに上がってもゴミみたいな人たちとは違うってところを見せたいし、蹴りも凄いのでそのブサイクな顔を3人で蹴りまくろうと思います」と浜田のタッグ結成に自信満々の様子。
 続いて中川が「アジャさん今日は来てないですけど、昨日のOZアカデミー横浜文体に(BDが)散々試合に乱入したんで、アジャさんも相当カンカンだと思うので、10周年のお祝いとかそういう感じじゃない」と語ると、GAMIは「桜花の10周年をお祝いしたい気持ちはあるが、ウチら"ぽっちゃりテクニカルチーム"の機動力で勝ちたい」と語った。
 対するBDはまず大畠が「ぽっちゃりじゃなくてデブだから(苦笑)。デブ、デブ、アゴ(=中川)だから! 桜花の10周年ということで、サポートに回るわけじゃないけど、自分も目立ちつつ花を持たせてあげようかなと思っています」と言うと、桜花は「アゴもデブも眼中にない。私が狙うはアジャ・コングだけ。BDという、いまプロレス界で一番人気のユニットに浜田文子が入ってリングに大きな花を咲かせたいと思います」と意気込みを語った。
 さらにこの試合には会見を行ったP-Techから、勝利者賞として韓国旅行が贈られることが発表されると、BDは「韓国行ってアゴを整形したほうがいいんじゃないの? 総取っ替えしてこいよ!(笑)」と言いたい放題。GAMIも「大畠は太ももの脂肪吸引とかしたほうがいいんじゃないの? お前ら口が悪いよ」と言い返すが、桜花は「この太ももがいいってみんな言うんだよ! お前らは顔が悪いんだから、みんな直してきたほうがいいよ(笑)」と言い放った。

 また、WAVEは9・4大阪ムーブオンアリーナ大会から『DUAL SHOCK WAVE 2011』と題し、9チーム参加のタッグトーナメントを開催することを発表。10・30『Like a virgin 1224・WESTJAPAN〜大阪ラプソディーDX〜』大阪府立第二競技場大会で決勝戦が行われるが、トーナメント優勝チームが新設された"WAVEタッグチャンピオン(仮称)"の初代チャンピオンとなる。
 現時点で唯一決定している参加チームが植松寿絵&輝優優の"植松輝"。会見に出席した植松は「女子プロレス界、いやプロレス界最高のタッグチームとして必ず優勝します」と意気込みを語った。

プロレスリングWAVE
『Like a Virgin 1224』EAST JAPAN〜Sail a way5・WAVE4thAnniversary〜
日時:8月28日(日) 開場:17:15 開始:18:00
場所:後楽園ホール

▼ブラックWAVE〜桜花由美10周年記念試合〜 30分1本勝負
桜花由美/大畠美咲/浜田文子
vs.
GAMI/アジャ・コング/中川ともか

▼Re・BirthWAVE〜渋谷シュウ復帰戦〜 30分1本勝負
渋谷シュウ
vs.
AKINO

▼スペシャルスクランブル3WAVE 30分1本勝負
植松寿絵/輝優優
vs.
紫雷美央/紫雷イオ
vs.
マリー・アパッチェ/ファビー・アパッチェ

▼ヤングWAVE JWP認定ジュニア&POP選手権試合 30分1本勝負
[王 者]下野佐和子
vs.
[挑戦者]小松奈央

▼プレミアムライバルWAVE 時間無制限1本勝負
華名
vs.
栗原あゆみ

▼スーパーコミカルWAVE 30分1本勝負
広田さくら/救世主忍者乱丸
vs.
春山香代子/倉垣翼

▼アイドルWAVE 20分1本勝負
春日萌花/チェリー
vs.
水波綾/勇気彩

※試合順は当日発表

<前売りチケット料金>
■SーSRS席 完   売
■SRS席   6000円
■RS席    5000円
■指定席A   4000円
■指定席B   3000円
※当日各500円アップ。

<プレイガイド>
チケットぴあ、イープラス、後楽園ホール5F、チャンピオン、WAVE事務局

<各種当日割引のご案内>
当日券に限り
■障害者割引
障害者手帳をお持ちのお客様=各席2000円引き
■学生割引
大・高・中・専門学生
指定席B=2000円
※その他席種の場合は通常料金。
■小学生以下は保護者1名につき1名、指定席B無料。その他席種の場合は通常料金。
※各種割引に対する証明証をご提示願います。

2011年8月22日 17:51
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