泉田純至が独自会見を開き、リアルジャパン7・21後楽園大会で初代タイガーとの対戦を熱望!

110629_RealJapan-1.jpg 29日、都内某所で元プロレスリング・ノアの泉田純至が記者会見を行い、リアルジャパンプロレス7・21『SPACE FLYING TIGER DROP』(後楽園ホール)への参戦及び、初代タイガーマスクとの対戦を熱望した。

 現在はフリーとして活動している泉田が、リアルジャパン側を通さず、記者を独自に呼び集めて開いた今回の会見。
 「僕もプロレスを20年近くやってきましたが、もともとはプロレス少年でした。僕はジャイアント馬場さんの弟子として全日本プロレスでデビューしていますが、もうこんなことを言っても問題ないでしょう。あの頃、金曜の夜8時と言えば新日本プロレスで、毎週中継を楽しみにしていました。ちょうど新日本の黄金期でしたから、佐山(サトル=初代タイガーマスク)さんや藤波(辰爾)さん、長州(力)さんが活躍されていました。当時はまさか僕がプロレス界に入るとは思っていませんでしたが、それでも"プロレスラーになってタイガーマスクと戦いたい。藤波さんと戦いたい"と考えていました。もちろんそれは"夢の夢"でしたけど」と語るように、泉田がそこまでして初代タイガーマスクとの対戦を呼び掛けた理由は、少年時代の夢だった。
 全日本プロレスやノアのリングで活躍してきた泉田だったが、2009年にフリーになったことで、そんな"夢の夢"が手の届くところにあるのを意識し始めたという。
 「フリーとしてやっている中で、今年2回ほどレジェンド・ザ・プロレスリングの大会に呼んでいただきました(1・10後楽園ホールと5・7大阪府立体育会館第2競技場)。その時に佐山さん(初代タイガーマスク)、藤波さん、長州さんにご挨拶させていただいたんですが、リング上で絡むことはなかったんですね。3人に会うと、"プロレス少年"に戻ってしまうんです。同じリングにいること自体が不思議というか。それで、ぜひリアルジャパンに上がらせてもらって、憧れていた佐山さん(初代タイガーマスク)と肌を合わせてみたいなと」と熱っぽく語った泉田は、「ノアに所属していた最後の頃は膝も悪くてなかなか動けなかったんですけど、今は十分に休養が取れますし、体重を落としたので楽になりまして。怪我する前は140kgぐらいあったんですが、お陰様でダイエットに成功しまして、今は120kgを切っています。コンディションは整えているつもりなので、いつでも試合ができる状態ですね。佐山さんに対抗できるのは体力的な部分だけなので、これ以上体重を落とさないようにして、力負けしないようにしようと思ってます」とコンディションも万全。

110629_RealJapan-2.jpg 泉田としては状況が整っている。となると、目指すのはリアルジャパンとして近々の興行となる7・21後楽園ホール大会での対戦実現だ。奇しくも泉田と同じく膝の負傷に苦しんできた初代タイガーマスクは現在治療に入っており、同大会への出場は決まっているものの、対戦カードは未定の状態だ。
 それだけに泉田は「リアルジャパンさんから"出てください"と言われたのじゃなく、こっちが勝手に言っているわけですから、難色を示されるのは最初から分かっています。僕が普通に"やらせてください"と言えるような相手ではないですから。こうやってマスコミさんを使う方法はずるいと言えばずるいんでしょうけど、これぐらいしか僕には訴える方法がないので。難色を示されても、"それでも何とかやらせてくれ"と粘るしかないです。この機会を逃したら、もう対戦することはないかもしれないですから」とタイガー戦を猛アピールした。
 最近は諸事情により試合数が減っていた泉田だが、今後は精力的に試合をしていこうと考えているという。改めて自分の存在をアピールするには、レジェンド勢との対戦はまたとない機会になるだろう。ましてや、若き日に夢見た対戦となれば、心中に期するところはあるはず。果たして泉田の熱い気持ちに、リアルジャパン、そして、初代タイガーマスクはどう反応するのだろうか?

2011年6月30日 00:46
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