早くもBY砲(仮)vs.川崎葛飾最強伝説が決定!世IV虎はゆずポンに7・24後楽園で"究極のビジュアル対決"を要求!
21日、都内のシーザージム新小岩でスターダムがSeason2『grows up stars2011』(6月29日、新木場1stRING)の記者会見を行った。まず全対戦カードとして下記の4試合が発表された。
▼〜未勝利戦〜The first victory is survived 10分1本勝負
岩谷麻優
vs.
須佐えり
▼キッズ・ファイト〜夢のプロレス物語〜5分間
夢
vs.
星輝ありさ
▼鹿島沙希デビュー戦 20分1本勝負
高橋奈苗
vs.
鹿島沙希
▼スターダム頂上タッグ戦 30分1本勝負
夏樹☆たいよう/世IV虎
vs.
愛川ゆず季/美闘陽子
当バトル・ニュースで好評連載中の『スターダム須佐えりの初勝利への道』でも書かれていた通り、いまだにデビューして以来1勝もしていない須佐と岩谷が直接対決を行う。どちらかが初勝利をあげる可能性が高く、未勝利なのが1人だけになってしまうサバイバルマッチだが、会見に出席した岩谷は「自分は何度かメインに出させてもらっているが、須佐えりは前座ばかりなので"負けの重み"が全然違うと思う。自分と須佐えりの差はめちゃめちゃ開いています。この試合に勝って初勝利を収めて後楽園に挑みたいと思います!」と意気込みを語った。
他団体の選手と対戦することで、ほかの選手には経験を積んできた須佐だが、岩谷は「本人は『成長した』とか言っているみたいだが、自分から見たら全然成長していない。負ける気がしないし、自分が勝って当たり前の試合」とバッサリ。
夢のキッズ・ファイトは同門の星輝が相手。9歳の夢にとって15歳の星輝はスターダムでは1番年が近く、ともにシュートボクシングを習っているという共通点もある。そのため夢から「いつもは3分のキッズ・ファイトだけど、この試合は5分間にしてほしい」という希望があったため今回のみ5分間のキッズ・ファイトとして行われることになった。
また、6・12新木場大会でプレ・デビュー戦として、夏樹とエキシビションマッチを行った鹿島が奈苗を相手にプロレスデビュー戦を行う。鹿島は「プロテストに合格したときに『奈苗さんと闘いたい』と言ったのが実現出来て嬉しいです。自分が初めて女子プロレスを観たときに奈苗さんが出ていたので、すごく印象に残っているのですが、その奈苗さんとデビュー戦でやれるのは夢のようですが、これは夢ではなく自分が進んできた証なので全力でぶつかっていく。覚悟しておいてください! デビュー戦からダッシュして、すべての選手に追いつきたい!」と憧れの人を相手にデビュー戦を行う思いをぶつけた。
これを聞いた奈苗は「高橋奈苗の名前を出したことをよく考えろよ! いつもは相手の良さを引き出すことを考えて闘っているが、今回はあんたが中途半端なことをしてきたら、さっさと試合を終わらせます! そのつもりで心してかかってこいよ! まぁでも頑張りを認めてやったら、パートナーにしてやってもいいかな......」とデビュー戦から容赦なく叩き潰すと宣言しながらも、最近パートナーがなかなか定着せず孤独気味なだけに、鹿島の頑張り次第ではパートナーに抜擢することを示唆。
ところが、それを聞いた鹿島は「試合が終わったときに考えます...」と小声でポツリ。鹿島の煮え切らない返事に「ハッキリしろよ! プロはハッキリ! きっと組みたいと思うんですよ。とりあえずはデビュー戦を闘わないと」とイライラをぶつけた上に、勝手に「組みたいと思う」とまで言っていたが......
メインでは6・12新木場大会でタッグチームとして本格始動し、まずは奈苗&岩谷に勝利した愛川&美闘の"ビジュアル・ドリームタッグ"BY砲(仮)が、早くもスターダム最強タッグである夏樹&世IV虎の川崎葛飾最強伝説と対戦! 美闘は「やっとこの日が来ました。ゆずポンとのタッグは、ゆずポンが頼もしいのでやっていてやりやすいので、今後もドンドン大きくしていきたいです」と語れば、愛川も「お客さんは川崎葛飾タッグを若干見飽きていると思うので、私たちが清く正しく美しく、スターダムらしく巻き返していければいいなと思っています。頑張りま〜す」と笑顔でコメント。
夏樹とお揃いの白い特攻服を羽織り、そんな2人を苦々しい表情で睨み付けていた世IV虎は「弱い犬ほどよく食べるって言いますけど......えっ? まぁ、よ、弱い犬ほどよく吠えるって言いますけど、お前らたった1回勝っただけでどこにそんな自身があんの? 美闘陽子は顔じゃねぇ! テメーがここにいるだけで不愉快になんだよ! あと愛川ゆず季、テメーのその小せぇバストをもう1回破壊してやっかんな!」と喧嘩を売ると、自慢の100cmバストを誇る愛川は「小っちゃくないし」とポツリ。しかし世IV虎は「小っちぇーんだよ! こっちは106(cm)なんだから」と対抗心メラメラ。愛川もエキサイトして「はぁ? じゃあ脱いでみれば! それは"胸囲"でしょ!」と言い返すと、世IV虎は「愛川と後楽園で"究極のビジュアル対決"をやってやってもいいから」と発言!
これを聞いた愛川は「究極のビジュアル対決って、陽子ちゃんなら分かるんですけど、その辺からちょっと間違っているんじゃないかって気がして」と苦笑い。すると世IV虎は「テメー、ウチの18周年にせっかくやってやろうって言ってんのに、そういう言い方していいのかよ」とイチャモンをつける。愛川が「えっ? 奈苗さんの(レスラー生活)15周年でしょ」と問いただすと、世IV虎は「世IV虎誕生18周年に変わったんだよ! 知らねぇのかよ、チョー時代遅れじゃん!」と豪語! 愛川も「そこまで言うなら、世IV虎選手の胸をぶっ潰したい」と答えたため、6・29のタッグ対決の内容次第では"究極のビジュアル対決"かどうかはともかく、7・24後楽園ホール大会でのビッグマッチで愛川vs.世IV虎の初シングルマッチが実現する可能性が出て来た。
「コイツら絶対に仲良くないよね。この人たち組みたくて組んでないし、大丈夫? お前ら素人にタッグとは何かっていうのを叩き込んでやるよ!」と"親分"として川崎葛飾最強伝説の結束力をアピールした夏樹も、7・24後楽園大会に向けて「ずっとLeonに獲られたままになっているハイスピードのベルトをそろそろ奪回したいので、7月24日の後楽園大会でLeonから取り返して、スターダムをハイスピード王国にしたいと思っている」とアピール。ロッシー小川社長にJWP側と交渉するように要請した。
さらに、7月17日に新木場1stRINGで開催されるマスクド・スーパースター引退試合『流星仮面FIESTA・FINAL』にスターダムから試合を提供することになったのだが、そこに2・21スターダム新木場大会に参戦し、夢と対戦した"最強のマスクウーマン"パッション・セブンが名乗りを上げたという。
会見に現れたパッション・セブンは「お久しぶりです。偉大なるマスクド・スーパースターさんの引退興行ということで、ぜひ参戦したいと思い久しぶりにやってまいりました。そこに1人対戦したい選手がいます。それは岩谷麻優! 岩谷、お前は私の友人である高橋奈苗を裏切った! だから私がプロレスの厳しさを教えてやるから試合をしろ!」と、6・12新木場大会1試合のみで奈苗にタッグ解消を申し出た岩谷を指名!
突然対戦要求された岩谷は「あなたは誰ですか? こんな人、初めて見ました。あ、スターダムの試合に1回出てましたが、この人のことはあまり知らないし、最強のマスクウーマンっていうのも自称しているだけだと思う。自分は将来マスクウーマンになりたいのだが、このような人にはなりたくない!」とバッサリ。するとパッションは「なんだよ、それ! お前はいつも生意気な口ばかり叩くな! 私は怒った! もう1vs.1じゃ勝負にならないからもう1人連れて来いよ! え〜っと、マスクド・スーパースター......スターなので星つながりで星輝ありさでいいや! 3WAYでどうだ? これは決定なので、星輝に伝えておけ!」と、かなり強引に3WAYマッチに変更してしまった。
岩谷も「伝えておきます。この謎の変なマスクウーマンを倒します! 自称最強マスクウーマンの生命をここで絶ちます!」と受けて立つ構えを見せたため、7・17『流星仮面FIESTA・FINAL』でのスターダム提供試合は、パッション・セブンvs.岩谷麻優vs.星輝ありさの3WAYマッチに決定した。
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