田中将斗が『火祭り』優勝宣言も腰の爆弾が破裂寸前!植田使徒が地元で初の自力勝利!

110619_Zero1-1.jpg 19日、プロレスリングZERO1が岡山県・新見市憩いとふれあいの公園 特設リングで『植田使徒・地元凱旋試合』大会を開催。大会終了後、田中将斗が真夏の祭典『火祭り』に向けてコメントを出した。

 グランドスラムを唯一経験している、田中だけに「ここ何年か優勝から遠退いてるんで、今年こそはという気持ちで今から優勝宣言します」と早くも優勝宣言が飛び出したが、長年の激闘からの蓄積で、腰がパンク状態になっていることが発覚!
 完全無壊の弾丸ボディに黄色信号が灯ってしまったが、田中は「ここ何年か腰痛が酷く、痛みが長期間出ないときもあるんやけど、痛み出すと痺れが出て、長時間歩くのも辛くなるときがある。しかし今日も試合後メンテナンスをしてもらい、今は調子がいいので腰痛が出ないのを願うだけやね。まぁ相手というより自分との戦いかもな」と語った。
 真夏の気候に加え、得点という二重の負担がかかる『火祭り』は乗り切るだけでも大変だが、あえて自分への課題にするあたりが田中らしい。激しく、強き弾丸戦士が、真夏の決闘へむけ動き出した!

110619_Zero1-2.jpg また、 実は3回目となる地元凱旋となった植田使徒は、まだ地元での自力勝利を挙げたことがなく、是が非でも勝利を掴みたいと戦前から気合いが入っていた。対する崔領二&不動力也は同世代ながら常に植田の前を歩き、越させることは絶対に許さないという近くて高い壁であった。
 その意地が爆発した試合は、体と体がぶつかり合う音と大声援で溢れかえった。やはり攻め込まれた植田だったが、この日は最期まで粘りが強く戦い、大熱闘を制したのは植田のラリアットだった! 待望の地元での自力勝利をあげた植田は、試合後マイクを取ると「今まで、勝てなくて......でも、やっと勝てました! 僕の試合でみんなが少しでも元気になってくれればと思います。本当にありがとうございました!」と挨拶した。

▼第1試合 シングルマッチ 15分1本勝負
△藤田峰雄
時間切れ引き分け
△フランク・デビッド

▼第2試合 シングルマッチ 20分1本勝負
○KAMIKAZE
7分16秒 ムーンサルトプレス→体固め
●ラッキー・キッド

▼第3試合 タッグマッチ 30分1本勝負
日高郁人/○柿沼謙太
13分08秒 ジャーマンスープレックスホールド
マーべリック・サマーズ/●アランド・スレックス

▼第4試合 タッグマッチ 30分1本勝負
田中将斗/●横山佳和
17分11秒 パイルドライバー→体固め
○佐藤耕平/橋本大地

▼第5試合 植田使徒・地元凱旋試合 タッグマッチ 30分1本勝負
大谷晋二郎/○植田使徒
18分01秒 ラリアット→体固め
崔領二/●不動力也

2011年6月20日 16:07
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