2011年のK-1は-63kg級日本トーナメントからスタート!佐藤嘉洋は悲壮なる決意でクラウスと三度目の対戦

110526_K1Max-1.jpg 26日、都内のホテルでFIGHT FOR JAPAN『K-1 WORLD MAX 2011 〜-63kg Japan Tournament FINAL〜』(6月25日、国立代々木競技場第二体育館)の記者会見が行われた。
 まず谷川貞治K-1イベント・プロデューサーが「この大会はK-1の再生第1弾というか、復興第1弾ということで、ファイターもK-1が大好きで堪らないという思いの選手を中心に、思い入れを込めて出したい!」と、今年のK-1を昨年新設された-63kg級の日本トーナメントと、-70kgによるワンマッチからスタートさせる理由を説明。
 -63kgは今夏に世界トーナメントを開催する予定のため、日本トーナメントは8選手参加の1DAYトーナメントで行われる。「K-1がアジア進出するためにもこのライト級は非常に重要な階級なので、今年その扉を開いて63kgのブアカーオやサワー、ペトロシアンのような選手を作っていきたい」と語った谷川EPは、その足掛かりとなる今大会をインターネットを介した全世界ライブ中継することを考えているという。

FIGHT FOR JAPAN
K-1 WORLD MAX 2011
〜-63kg Japan Tournament FINAL〜
日時:6月25日(土) 開場:15:00 開始:16:00
会場:国立代々木競技場第二体育館

▼-63kg Japan Tournament FINAL1回戦 第1試合
大和哲也(大和ジム)
vs.
HIROYA(TRY HARD GYM)

▼-63kg Japan Tournament FINAL1回戦 第2試合
卜部功也(チームドラゴン)
vs.
裕樹(リアルディール)

▼-63kg Japan Tournament FINAL1回戦 第3試合
久保優太(DC LAB.GYM)
vs.
才賀紀左衛門(M&Jキックボクシングジム)

▼-63kg Japan Tournament FINAL1回戦 第4試合
梶原龍児(チームドラゴン)
vs.
野杁正明(大石道場)

▼-63kg Japan Tournament FINAL準決勝 第1試合
大和×HIROYAの勝者
vs.
卜部×裕樹の勝者

▼-63kg Japan Tournament FINAL準決勝 第2試合
久保×才賀の勝者
vs.
梶原×野杁の勝者

▼-63kg Japan Tournament FINAL決勝
準決勝第1試合の勝者
vs.
準決勝第2試合の勝者

▼スーパーファイト K-1ルール/3分3R延長1R/-70kg契約
佐藤嘉洋(日本/名古屋JKファクトリー)
vs.
アルバート・クラウス(オランダ/チーム・スーパー プロ)

110526_K1Max-2.jpg 昨年の-63kg級日本トーナメント覇者である大和哲也は、"魔裟斗二世"として期待されているHIROYAといきなり1回戦で激突することが決定! 昨年、その大和に勝ってK-1甲子園で準優勝した卜部功也はR.I.S.E.の60kg級王者である裕樹と対戦。さらに去年の-63kg級日本トーナメント準優勝だった、この階級のエース候補である久保優太と、ビッグマウスも持ち味の1つである才賀紀左衛門の華のある対決が組まれた。そしてKrushの-63kg級初代王者の梶原龍児と、K-1甲子園2009優勝者の野杁正明という王者対決が実現! ここにリザーブファイトが加わるが、この過酷な1DAYトーナメントを勝ち上がった者と、強烈なインパクトを残して主催者推薦枠を勝ち取った者が世界トーナメントに出場する予定。
 会見には野杁を除く-63kg級の7選手と、スーパーファイトに出場する佐藤が出席。まず梶原が「最強で最高のKrushから来ました。最高のK-1のリングで暴れる」と言えば、紀左衛門は「1回戦で兄やんとやることになって楽しみなんですけど、1回戦勝てば優勝出来ると思うので、1回戦が一番重要。兄やんには昔よく可愛がってもらったから、キッチリ仕返ししたい」と相変わらず強気な発言。対する久保は明日27日に試合を控え、計量直前ということもあって「去年は優勝出来なかったので、今年こそはという気持ちで1年やってきた。才賀選手は若くて強くて才能のある選手なので精一杯頑張ります」と言うのが精一杯の様子。それでも「明日は明日で精一杯やって勝って、トーナメントにつなげるような試合をしたい」と連戦を勝って乗り切る覚悟を語った。
 R.I.S.E.の王者である裕樹は、やはりKrushの王者でる梶原の発言を意識して「最強・最高・最速のR.I.S.E.から来た裕樹です。去年は自分の力を出し切る前に負けちゃったので、今年は自分の持ち味であるローキックをキッチリ出したい。ローキックしかないと言われるが、逆に言えばローキックがある」と発言。お互いホームリングに対してかなり思い入れをもっているため、相手を意識しているようだ。対する卜部は「この最高のメンバーである8人の中で起爆剤になりたい」と語った。また、4・30Krush初代王座決定トーナメントで卜部は同門の梶原と対戦しているが、今回も同門対決の可能性がある。そのことを聞かれた梶原が「僕らファイターは日本の皆さんに非日常を見せることが必要。予定調和の試合じゃなくて、予想出来ないような試合を見せるのが仕事なので、功也と俺が決勝で当たったら面白いですよね」と答えたのに対し、卜部は「本当は当分やりたくないですけど、少しでも裕樹や希望を与えられるような試合が出来るならアリかな......」とやや歯切れが悪い。すると横から裕樹が「(2人が)やることないと思うんで。1回戦1Rで(卜部を)俺が倒すんで」としっかりアピールした。
 そしてHIROYAは「今回は挑戦する気持ちを持って闘う。復興への挑戦でもあるし、トーナメントに出る選手は強い選手ばかりだが、僕も挑戦する。15歳でデビューして不甲斐ない試合もしたが、ここでK-1と共に自分も復活というか、また第一歩として今大会を成功させたい」と語れば、対する大和は「去年は優勝したが、あれから1年、ここにいる選手は63kg級で活躍してきた選手なのでラクな試合は1つもないし、ハードな試合になると思うが、1個1個潰していく。ディフェンディング王者という意識はないし、守りに入るつもりもない。この1年でK-1に出て、(昨年9月にKrushで)卜部君に負けたりして、本当にいい経験をしたのでひと回り強くなったと思う」と語った。また、久保が「去年決勝で大和選手に負けているのでリベンジしたい」と語れば、大和も「また決勝戦で久保選手と僕が当たれば、シナリオとしても面白いかなと思います」と2年連続決勝戦同カードを希望した。

 スーパーファイトでは魔裟斗以降のK-1MAXを支えている佐藤嘉洋と、"-70kg級のピーター・アーツ"と言ってもいいほど黎明期から支えているアルバート・クラウスがスーパーファイトで対戦。佐藤はこれまでクラウスと2度対戦して2度敗れているが、「去年は自身最高の世界2位まで行ったが、何か壁を感じた年でもあった。今回、会長からは『クラウスは止めておいたほうがええんちゃうか?』と言われたが、自分でよく考えてその壁を突き破りたいという思いもあるし、自分の中でこういう時こそリスク背負って前に出ないとダメだと思う。ブアカーオの時も2回負けて3回目で勝って日本武道館のお客さんを総立ちにしたので、今回も三度目の正直でクラウスに勝って代々木第2のお客さんを総立ちにさせます! どれだけいい試合をしてもプロは結果がすべてなので。勝てば自分の世界的な商品価値は一気に上がりますけど、負けたら地に墜ちると思う」と、かなりの覚悟を持って挑むことを明かした。
 また、2005年のMAX初参戦からずっとK-1に出ている佐藤としても、待望のK-1再開ということで「K-1がなかったのでその間も試合はしたが、やっぱりK-1以外では格闘技好き以外の人に伝わらない。ショートボクシングでアンディ・サワーといい試合をしても、世間の人は試合をしたことすら知らなくて。震災で被災した方を勇気づけたくても、格闘技好きの人しか勇気づけることが出来ない。でもK-1は全国の人に試合を届けられるので心待ちにしていた」と、K-1というブランドが持っている力でもっと多くの人に試合を届けたいという思いを語った。

2011年5月26日 15:01
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