スターダム
grows up stars2011
日時：5月29日（日）
開始：12:30
会場：新木場1stRING

▼須佐えりChallenge to enemy 20分1本勝負
須佐えり
vs.　
松本浩代（エスオベーション）

▼キッズ・ファイト〜夢のプロレス物語〜3分1本勝負
夢
vs.
未発表

▼シングルマッチ 20分1本勝負
愛川ゆず季
vs.
岩谷麻優

▼シングルマッチ 20分1本勝負
長野美香
vs.
星輝ありさ

▼スターダム最強タッグ戦2 30分1本勝負
高橋奈苗／美闘陽子
vs.
夏樹☆たいよう／世IV虎

　他団体の選手と対戦することで経験を積みながら初勝利を目指している須佐は、4・30新木場大会に出場したマスクド・ヒロヨンとは別人のため、これがスターダム初参戦と思われる松本浩代とシングル初対決。また、キッズ・ファイトに出場予定の夢だが、大会前日の28日に夢が在籍する小学校の運動会があり、雨天の場合は翌29日に振り替えられるため、その際は欠場になるとのこと。夢ファンは前日の天気を要チェックだ！
　最近メキメキと成長し、試合の評価が高まっている岩谷は、愛川とシングル初対決に挑むが「まだ1回も勝てていないので、この辺で逆転していきたい。岩谷麻優は負けっぷりがいい選手だけでなく、勝ちっぷりのいい選手になります」と、そろそろ初勝利を挙げたいだけに、ゆずポンからの大金星となれば文句ないだろう。

　4・10新木場大会で美闘との格闘系美女対決に勝利した長野美香が、今大会で美闘とはまたひと味違う格闘系美少女の星輝ありさとシングル初対決を行うことが決定。長野が勝利している美闘に5・8新木場大会で敗れている星輝だが、「長野さんは総合格闘技で蹴りの対策とかが出来ていると思うが、その対策を覆すような攻撃で長野さんからフォールを取りたい！　私と長野さんはトシがひと回りも違うので、とにかく若さで闘って、元気にガンガン行っちゃおうと思ってます！」と若さに任せて勢いでいくと宣言。
　対する長野は「前回美闘さんには重いキックをもらったが、その意味で（星輝は）ウエートもないのでさばき切って、関節技で決めたい。星輝選手は将来性があると思うが、その勢いを受け止めて私のテクニックで翻弄します。得意技のアームクロスレインボー・フラッシュが出せればいいなと思います」と余裕のコメント。お互いの得意技に関して、長野は「星輝選手のブラジリアンキックは予測出来ない動きで、いつ来るかも分からないので怖いですけど、集中して見てかいくぐっていきたい」と語り、星輝は「長野さんの関節技は、相手が切り返そうとしても、切り返しが出来ないようにどんどん攻めてくるのが怖い」と蛇のように食らいついて逃がさない長野のグラウンドテクニックを警戒した。

　4・24新木場大会では仁義を通し、黒髪に染めて奈苗とタッグを組んだ世IV虎だが、今大会ではようやく正パートナーの夏樹とのタッグで、奈苗＆美闘という最も倒したい相手と激突することになった世IV虎は「ウチらのタッグは4・3大阪以来組まれていない。東京では3月以来組まれていない。それは高橋奈苗が自分が一面目立ちたいから、裏で仕組んだからだろう。バレてんだよ（ニヤリ）。アイツはそういうセコい奴なんで、ウチらがそんなセコい口をきけないようにしてやります。それと美闘、メインに入ったんだから空気読んで試合しろ！」と言いたい放題。夏樹親分も「奈苗さんはともかく、美闘は空手で全国2位っていう実績を凄いし、認めているが、それはプロレスとはイコールにならないし、スターダム始まってから陽子は甘やかされ過ぎだと思っている。このままでは未完のエースは一生未完のまま終わっちゃうので、思い知らせてやろうと思っています」と、意外にも奈苗よりも美闘に対して厳しい言葉を浴びせた。
　これを聞いた美闘は「今回のパートナーが奈苗選手なのですごくやりやすいと言うか、引っ張っていただけると思うので全力を出したいと思う。川崎葛飾最強伝説とか言ってますが、そんなの終わりにして川口最強伝説を作りたいと思います」と、奈苗との"川口最強タッグ"結成を宣言。一方の奈苗は「スターダムのプロレスというのは全員の総力の結晶だと思うので、夏樹と世IV虎は勘違いしている。総合的に考えてお前らまだ顔じゃねぇんだよ！　能書き垂れるんだったら、この高橋奈苗を倒してから言えっていうんだよ！　スターダム最強タッグという名前が付いているが、誰が最強で最高なのかを示したいと思います」と啖呵を切った。
　啖呵を切られた世IV虎は即座に「オメェ、相変わらず大口叩いてんじゃねぇぞ！　お前、負けたら黒髪にしろ！　あと7月の後楽園大会、高橋奈苗（デビュー）15周年じゃなくて、"世IV虎誕生18周年"にするから世路IV苦！」と仰天要求！　この試合で川崎葛飾最強タッグが勝った場合、奈苗が自分がやられた黒髪に染めるのはもちろん、スターダム初のビッグマッチとなる7・24後楽園ホール大会を「高橋奈苗デビュー15周年記念」大会ではなく、「世IV虎生誕18周年記念」にするとまで言い放ち、お互いに髪の毛を掴み合う大乱闘に！
　世IV虎に「試合でやってやれ」と言ってなだめた夏樹は、記者から「美闘選手のどの辺が甘やかされていると思う？」と聞かれると「大した結果も出していないのにメインに抜擢されてりしているところですね」とキッパリ。それを聞いた美闘は「そう言われても仕方ないかもしれませんが、これからメインでどんどん学んでいきたいので頑張ります」と、やや奈苗と世IV虎の乱闘に押され気味。まだ怒りが収まっていない奈苗は、そんな美闘に向かっても「頑張りますじゃなくて悔しくないの？　悔しいんだったらニコニコしていないで、もっと悔しさを出しなよ！　頑張りますとかじゃ誰にも伝わらないよ！」と痛烈なダメ出しをした。

　なお、スターダムは7・24後楽園大会に向けて、7・10千葉Blue Fieldで『スターダム後楽園開催記念イベントマッチ』を開催することを発表した。この頃には後楽園大会のカードもかなり発表されていると思われるだけに、後楽園大会を見据えた前哨戦的な対決が行われると思われる。

スターダム
スターダム後楽園開催記念イベントマッチ
日時：7月10日（日）
開始：12:30
会場：千葉Blue Field
＜チケット料金＞
Sシート／5,000円（最前列）、Aシート／4,500円、Bシート／4,000円
＜プレイガイド＞
チケットぴあ、イープラス、ローソンチケット、後楽園ホール、スターダム事務局
＜発売＞
5・29新木場大会〜