プロレスデビュー戦を直前に控えた自演乙が、実戦さながらのスパーリングを公開!巨人対策も万全の様子
2日、都内のZERO1道場にて『ブシロードレスリング』(5月5日、後楽園ホール)でプロレスデビュー戦を行うK-1ファイター長島☆自演乙☆雄一郎が、デビュー前最後の公開練習を行った。
まずはZERO1の大谷晋二郎から「これまで乙選手のプロレスに対する姿勢は真面目に一生懸命"プロレスをやってみたいなではなく、プロレスをやるんだ!"とそういう姿勢が伝わってくる。日高(郁人)がビッチリ毎日プロレス指導してくれて、僕も見たが、かなり仕上がってきています」と説明があった。
そして自演乙はZERO1の植田使徒とスパーリングをすることに。まずはガッチリ組み合っての力比べから腕の取り合いとオーソドックスな展開を披露。続いて植田に蹴りを放つが、体重を70kgから90kg近くまで増やしたこともあり、K-1MAXのときと比べると重くなっている印象。さらにドラゴンスクリューや、オリジナル技となるシャイニング・乙ザード(変形シャイニング・ウイザード)も披露。全ての技を受けきりフラフラの植田を容赦なく蹴り続ける自演乙だったが、ここで日高と大谷が入って来てスパーリングの終了を告げたが、お互い実戦さながらの睨み合いを展開し、スパーリングとは思えぬ鬼気迫るものを見せた。
続いて自演乙は、デビュー戦で激突する佐藤耕平対策となる必殺技の1つとして、スワンダイブ式のドロップキックを披露。受けた練習生が反対コーナーまで吹っ飛ぶほどの威力を見せたが、これ以外にもいくつか佐藤対策の技があるという。ただし、それらがどんな技かは本番でのお楽しみということだ。
スパーリングと技の披露を終えた自演乙は「試合まで時間がないんでvs.佐藤対策の1つを披露させてもらいました。もちろんまだまだあります。スパーリングではビンタ張られて効いちゃったんで、ストライカーがパンチやビンタでやられたらアカン思った。5・5はしっかり自分しかやらないようなプロレスを見せたいと思います」とコメント。ドラスクも蹴りを得意とする耕平対策の1つのようだ。
また、佐藤対策として別冊少年マガジンで連載されている『進撃の巨人』を参考にすると発言していたが、「なんとかして佐藤選手の首の後ろ(巨人の弱点)を、深く深く切り刻むというか抉り取りたいですね。チャンスがあるんであれば狙いたいですね」とニヤリ。最後はオタクを馬鹿にした発言をした耕平に対し、「KO出来たらしたいですよね」とKOでの報復を予告した。
自演乙のスパーリングを見た大谷は「違う世界で頂点を極めた人間が1からプロレスをやろうという、その姿勢を僕は評価したい。ぜひ新人賞を橋本大地と争って、うちの団体内で切磋琢磨していっていただけたらと思う」と自演乙の"プロレスラー"としての可能性に太鼓判を押し、橋本大地とのライバル関係がZERO1マットで展開されることに期待を寄せた。
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