スターダム3・12新木場大会で愛川と美闘が初対決!会見でも大暴れの世IV虎は「自分が2試合やって美闘がショボイ試合をしたのを見せつける」

110302_Stardom-1.jpg 2日、都内のミッドブレスジムでスターダムが『旗揚げシリーズ〜スターティング 2011〜』3・12新木場1stRING大会のカード発表記者会見を行った。メインイベントでは大会2日前の3月10日に放送される『アメトーーク』に出演する愛川ゆず季と美闘陽子が、タッグマッチながら注目の初対決を行う。

▼世IV虎シングル二番勝負 20分1本勝負
世IV虎
vs.
星輝ありさ

▼世IV虎シングル二番勝負 20分1本勝負
世IV虎
vs.
愛リス

▼キッズ・ファイト〜夢のプロレス物語〜3分1本勝負

vs.
広田さくら(フリー)

▼STARDOM PASSION INJECTION〜情熱注入〜(3)30分1本勝負
高橋奈苗
vs.
須佐えり

▼タッグマッチ 30分1本勝負
夏樹☆たいよう/愛川ゆず季
vs.
美闘陽子/岩谷麻優

 美闘のパートナーは2・27新木場大会での高橋奈苗との試合前、思わず涙を流してしまった岩谷麻優。某スポーツ紙で世IV虎から勝手に"失踪"扱いにされた美闘は「私はここにいるし、12日もちゃんと試合に出ます!」と断ってから「愛川さんとは蹴りの対決になると思うけど、私は正面からぶつかり合いたいので、2人にはいい実験台になってもらう」と蹴りだけでなく、夏ゆずタッグに真正面からぶつかっていくと宣言。
 「高橋さんとの試合では涙を流してしまうという情けないことがあった」と反省気味に語った岩谷だが、「(奈苗戦では)気持ちも技も出せた」と吹っ切れた様子。奈苗も「情熱の片鱗が見えた」と評価したため、今回メインに抜擢された。それだけに「初のメインということで緊張しているが、表には出さずに気持ちでぶつかっていきたい。この中では自分が一番劣っていると言われているが、そのイメージを払拭して一番目立ちたい」と語った。
 一方、1・23旗揚げ戦のときに組んだ夏樹☆たいようとの"夏ゆずタッグ"を復活させる愛川は「最近夏樹さんがおかしな方向に行っているので、私とタッグを組んで修正したい」と、世IV虎とのヤンキーコンビで付いた"親分"イメージを爽やかな"夏ゆず"で払拭させたい様子。そして「麻優さんは私の入場曲『爆乳戦隊パイレンジャー』を聞いて涙を流さないようにしてほしい」と岩谷を挑発すると、"ビジュアル系エース対決"と言ってもいい美闘に対しては「皆さんに興味を持ってもらえるような試合にしたいし、美闘さんの蹴りは本当に凄いのは分かっているが、美闘さんは優しいし性格が良すぎるので、言葉は悪いですけど勝たせてもらえるんじゃないかと思います」と試合以外では笑顔でいることが多い美闘をやんわりと挑発。さらに「美闘さんの蹴りよりゆずポンのほうが上だったら、世IV虎ちゃんより需要があると思うのでビキニになるくらいの気持ちで臨んできてほしい」と付け加えた!
 夏樹は「奈苗さんに勝ってこの団体のトップに立つと言ったが、奈苗さんを差し置いてずっとメインに立っているのは自分です。この事実をカードの都合とか、奈苗さんがセミにいるからとか、そういう理由じゃないことを証明するため相手が新人だろうが何だろうが、自分が突き抜けてこの団体のトップに立ちたい」と対戦相手のほかに、ある意味奈苗とも闘っていることをアピール。

110302_Stardom-2.jpg その高橋奈苗は新人選手相手にシングルマッチで対戦する『STARDOM PASSION INJECTION〜情熱注入〜』の第3戦として須佐えりと対戦。ジャージを脱いで高校の制服姿になった須佐は「私には高橋さんにはない若さがあるので、若さで勝負したい。いまのこの試合のために練習している技がある。女子高生スペシャルとでも言いますか、きっとこの試合で須佐えりのイメージが一新すると思う」と強烈に現役女子高生であることをアピール。
 制服姿を見た奈苗は「若さを押し出してきたが、若さという点では自分がこの団体で一番若い試合をしている。年齢でいう若さという概念は自分の中にはまったくない。リング上で誰が一番若々しい試合をしているかは明確だと思うので、若さっていうなら須佐えりにはもっと若々しくて元気な試合を望みますね。岩谷は涙を流しながらも奥にあるパッションで試合になったが、須佐えりは相当頑張らないと試合にもならないと思う。もっと覚悟が必要!」と厳しい言葉を浴びせる。
 すると須佐は突然「奈苗さん、問題ですけど数学の円周率って分かりますか? 三角形の面積の出し方分かりますか?」と奈苗に向かって数学の問題を出題。奈苗は苦笑いを浮かべながら「バカにしてるの? 私だって小学校と中学校は行ってたんだよ!」と言って2つとも見事正解させたのだが、ムキになった須佐は「じゃあ等差数列と等比数列の出し方分かりますか?」と問題のレベルを一気にアップ! 奈苗は「何て言ったの? 聞いたことない言葉なんですけど......」と完全にお手上げ状態。ついに「知らないからって何なんだよ!」と逆ギレすると、須佐は「私はこうやって学校行きながらプロレスやって頭使っているんですよ! その頭を使ってプロレスやりますよ」と応戦。奈苗は「言ったね! どんな頭使ってくるか楽しみにしてます」と言ってニヤリと笑った。
 2・27新木場大会に参戦し、若干8歳の夢(はるか)相手に「女の魅力を伝授にしに来た」と豪語しながらも、最後は「お前の母ちゃん出べそ!」といまどき小学生でも言わないような暴言を吐いた広田さくら。紫のドレス姿で会見に出席した広田は、前回の試合での大人気なさを詫びると「私はもう一度夢選手とやりたい。むしろ前回のはなかったことにしてほしい。大人の色気を注入すると言ったが何も出来なかったので、12日までにもっと大人の魅力を磨かなければいけない。当日は一層磨かれた女・熟女・広田さくらをお見せ出来ると思う」と夢との再戦を熱望した!
 そんな広田と連戦することになった夢は「"さくら広田"さんは32歳なのに大人気ないので、私がプロレスの厳しさを教えてあげたいと思います」と、広田よりもよっぽど大人の対応をしてみせた。

110302_Stardom-3.jpg 2・27新木場大会では美闘が須佐と愛リスを相手に2連戦を行ったが、その試合を見た世IV虎は「ぶっちゃけあり得ないと思って、今回は自分が2試合やって美闘があんなショボイ試合をしたっていうのを見せつけて、美闘の価値を下げたいと思う。デビューから3戦、全部メインでやらせてもらったが、今回は自分が1試合目から盛り上げるから、どうぞ夜露死苦!」と敢えて美闘と同じ条件で試合をすることで、美闘以上に凄い試合をすると宣言。
 しかも愛リスがポルトガル語で意気込みを語っていると、世IV虎は「何言ってんだよ! 日本語でしゃべれよ! ここは日本だろうが!」と遮って掴みかかる! 愛リスも「アタマ、クルクルパー!」とどこかで覚えた悪口を連呼しながら世IV虎に向かって行き大乱闘に! 慌てて風香GMや奈苗が止めに入り、何とかその場を収めたが、一瞬にして会見場の空気が重たくなった。
 その中で星輝ありさは「前回の試合(=愛川と組んで夏樹&世IV虎と対戦)は一時停止してしまって大変なことになってしまったが、12日の試合は一時停止しないで世IV虎ちゃんに突っ込んでいって、1399(コーナーからのブラジリアンキック)やブラジリアンキックで世IV虎ちゃんの頭を吹っ飛ばしてやろうと思う」と、脅威のブラジリアンキックで文字通り世IV虎の首を刈ると宣言した。

2011年3月 2日 19:03
このページの先頭へ
コラム女子プロレス団体『FEATURES』
スターダム世IV虎の番長日記
はるか悠里の格闘アイドル育成計画
スターダム須佐えりの初勝利への道
月別アーカイブ
団体