NOSAWAが堀田戦直前のゆずポンに、超高校級ラ・マヒストラの応用編"ラ・ゆずヒストラル"を伝授!

110202_Yuzupon-1.jpg 2日、都内のシーザージム新小岩で直前に迫った『ゆずポン祭2〜ゆずポンキック・ナイト〜』(2月6日、新木場1stRING)で、堀田裕美子戦が決まっている"グラレスラー"愛川ゆず季がNOSAWA論外、FUJITAの東京愚連隊と公開練習を行った。
 論外は「(愛川の試合は)スケジュールが合わなくてまだ見ていないのだが、今度は堀田選手とやるということで。以前、超高校級ラ・マヒストラを教えたのだが、僕のマヒストラルは返されないのに、ゆずポンのマヒストラルは返されちゃうってことなので、どこがいけないのかということと、体の大きい堀田選手にはどんな体勢からでも入れるマヒストラルを伝授したいと思ってやってまいりました」と、今回の公開練習の主旨を説明。
 愛川も「NOSAWAさんから教えてもらったマヒストラルを、2戦して2戦とも使っているんですけど、全部返されているんですよ! それでNOSAWAさんが文句を言っていたと聞きましたので(苦笑)、『じゃあもう一度教えてください』と言って今回この場を設けてもらいました。今日こそはちゃんと伝授してもらおうと思います!」とヤル気十分。

 まず改めて愛川の超高校級ラ・マヒストラを見た論外は「フォームは綺麗ですね。返されるかどうかは練習次第。やっぱり数をこなして汗をかかないと、自分のモノにならない!」と檄を飛ばしたが、最初に超高校級ラ・マヒストラを伝授した昨年の9月末以来、久しぶりに動きを見た愛川に関しては「だいぶプロレスラーらしくなっていますね」と感心した様子。
 そして通常、ラ・マヒストラルは相手が四つん這いになっている状態から決めることが多いが、堀田のような体の大きな選手を四つん這いの状態にするまで持っていくのは大変な作業。だが、論外は「マヒストラルというのはどんな体勢からも入れる!」と言って、ラ・マヒストラルの新しい入り方を教えることに。
 そして愛川と相談した結果、愛川が得意とする蹴りでダウンを取ってから、引き起こして相手をハーフダウンの状態にしてから入るラ・マヒストラという流れに決定! FUJITAを相手にローからミドル、そして強烈なスピンキックというコンビネーション(YKスペシャル)でダウンさせた愛川は、そこから素早くラ・マヒストラルを決めてみせた。

110202_Yuzupon-2.jpg YKスペシャル→ラ・マヒストラルを決められたFUJITAは蹴りのダメージのため、頭を抑えてしばし呆然。それを見た論外は「先輩、大丈夫っすか? コレ......いいんじゃないですか? 流れは最高だと思います。凄いもの見たなって感じですね」と大絶賛。すっかり自信を深めた愛川は論外に「絶対に返されません! いまの技に名前を付けてください!」と懇願。そこで論外はゆずポンキック+ラ・マヒストラルということで、"ラ・ゆずヒストラル"と命名した! 論外から「もう1回」とリクエストがあったのだが、ダメージの大きいFUJITAは「......だ、大丈夫です。(堀田に)勝てると思います!」と太鼓判を押してもう一度実験台になることを断固拒否。
 そこで仕方なく今度は論外が実験台になることに。「新日本の試合が控えているのに大丈夫かな」と心配する論外に対し、愛川は一切遠慮することなく全力でラ・ゆずヒストラルを決めてみせた。FUJITAがレフェリーとなって3カウント叩くと、愛川は試合さながらに「シャー!」と気合いの雄叫びをあげる。論外は「マヒストラルの前の回し蹴りでもう......。コレ、(堀田に)勝てるんじゃないですかね? プリンス・デヴィットと同じくらいの蹴りの威力ですよ」と、何と愛川の蹴りは現IWGPジュニアヘビー&ジュニアタッグ王者と同じくらいの威力だと感想を述べた。
 もはや論外直伝の超高校級ラ・マヒストラではなく、愛川のオリジナル技になったという論外は「キックからのマヒストラルに行けるのが一番理想的だが、試合の中でどの体勢からマヒストラルに行くかは彼女のセンスの問題。ただ数だけはやってもらわないと、決まるものも決まらない。(決まらなかったら)また僕が怒らないといけないので」と締めるところは締めた。愛川も「(これまで返されたのは)やはり練習不足だったと思います。今回、教えてもらったゆずヒストラルは相手が四つん這いじゃなくても、どういう体勢からでも丸め込めるので、体の大きい堀田選手相手でもチャンスを狙っていきたい」と語った。
 前日の1日にはイベントの中でユニオンプロレスの高木三四郎から、無断でゆずポンキックを借用していたお詫びとして(?)ゆずポンスタナーを伝授された愛川。これでゆずポンキック、フィッシャーマンズ・スープレックスに続いて、ゆずポンスタナーとラ・ゆずヒストラルという2つの大技を手に入れ、堀田戦に挑むことになった。

ゆずポン祭実行委員会
ゆずポン祭2〜ゆずポンキック・ナイト〜
日時:2月6日(日) 開始:18:00
会場:新木場1stRING

▼オープニングACT
プラチナムプロダクション提供のパフォーマンス

▼第1試合 オープニングマッチ 10分1勝負
Ray(エスオベーション)
vs.
中川ともか(エスオベーション

▼Tackパフォーマンス

▼第2試合 スターダム提供試合タッグマッチ 30分1本勝負
高橋奈苗/アクア
vs.
夏樹☆たいよう/岩谷麻優

▼セクシーオールシスターズLive

▼第3試合 ゆずポンキック・ナイト 30分1本勝負
愛川ゆず季
vs.
堀田裕美子(フリー)

2011年2月 2日 15:07
このページの先頭へ
コラム女子プロレス団体『FEATURES』
スターダム世IV虎の番長日記
はるか悠里の格闘アイドル育成計画
スターダム須佐えりの初勝利への道
月別アーカイブ
団体