スターダム旗揚げ戦〜Birth of nova新星誕生！〜
日時：1月23日（日）　開始：12:30
場所：新木場1stRING

▼キッズ・ファイト〜夢のプロレス物語〜3分1本勝負
夢
vs.
当日発表
※夢はプレ・デビュー戦。体格が大きくなったら本格デビュー。それまでは基本的に3分1本勝負のキッズ・ファイトを行う。

▼Birth of Stardom 30分1本勝負
長野美香
vs.
須佐えり【デビュー戦】

▼Birth of Stardom 30分1本勝負
岩谷麻優【デビュー戦】
vs.
星輝ありさ【デビュー戦】

▼Birth of Stardom 30分1本勝負
美闘陽子【デビュー戦】
vs.
世IV虎【デビュー戦】

▼Birth of Stardom 30分1本勝負
高橋奈苗／愛リス
vs.
夏樹☆たいよう／愛川ゆず季

　会見には奈苗、夏樹、愛リス、美闘、世IV虎、岩谷の6選手が出席。極真空手で全国2位の実績を持ち、プロテストも楽々合格してみせた美闘は「デビュー戦はすごく楽しみです。空手の技も出しつつ、プロレスの技も習っているのでしっかり出したい。今回は世IV虎が相手だが、バチバチとした闘いをして勝って、さらに勝ち進んでいって、いつか女子プロレス界ナンバー1の高橋奈苗さんと試合が出来るように頑張りたい」とエース候補らしく高い目標を掲げた。
　一方、プロテストのときから美闘に激しいライバル意識を燃やしてきた世IV虎は「デビュー戦で美闘陽子と対戦することになったが、いっつも美闘ばかりいいとこ獲りで、すげームカついていたので、自分がボコボコにしてやりたい！」と憮然とした表情で語った。さらに「（お客さんには）蹴りを見てもらいたい」と語る美闘に対し、「美闘をボコボコにするところを見てもらいたい」と宣戦布告すると、美闘が握手を求めていっても世IV虎はその手を払いのけ、早くもピリピリムードを漂わせた。

　昨年末、3度の挑戦でようやくプロテストに合格し、念願のデビュー戦が決まった須佐は、会見には出席出来なかったが「いままでの練習で習ってきたことを無駄にせず、絶対に負けないという気持ちで挑もうと思う。長野さんと試合が組まれたのは大きなチャンス。予想を覆す大金星で須佐えりが1番だと分からせる」というコメントが読み上げられた。一方の長野も小川代表によると、総合格闘技の練習と並行して行っているプロレスの練習でも、かなり出来るところを見せているとのこと。
　同じくデビュー戦が決まった岩谷は「ずっと空中殺法を使った試合をやりたいと思っていたが、今回の相手である星輝ありさは一番のライバルだと思っています。だからバチバチの殴り合いをして、自分のほうが強いってところを見せつけたい！」と語り、空中殺法がまだ出来ない分「気持ちを見てもらいたいので、それだけの気持ちを出していきたい」と意気込んだ。
　対するブラジリアンキックを得意としる脅威の15歳である須佐からは、「コイツ本当にデビュー戦かと思われるような試合にします！　旗揚げ戦でデビューなんてカッコイイものだから、さらに格好良く、観客が楽しめる試合をして星輝ありさを知ってもらいたい」というコメントが届いた。

　昨年10・31『ゆずポン祭』で行われた愛川のデビュー戦で対戦した、愛川と奈苗が再び激突することが決定。奈苗は1990年10月19日メキシコシティ生まれの160cm、53kgで昨年2月にロペス・マテオスでデビューした、メキシコインディー界の新星・愛リス（アイリス）とタッグを組む。奈苗は「旗揚げを目前に控えてすごく楽しみな部分が多いが、高橋奈苗としては今年15周年を迎える。長いあいだプロレスの道を旅してきたが、今年からスターダムというリングで思いっきりパッション、思いっきりプロレスをしていき、今年もプロレス大賞の壇上に上がれるようにしたい。スターダムでも他の追随を許さず独走して、女子プロ界をさらに盛り上げていきたい」と語ると、愛リスに向かって「頑張ろう！」とパッションをぶつけていく。愛リスも「ガンバル！」と笑顔で応えると、「23日はナナエと組んでナツキとやれるのでガンバリマス！」と意気込みを語った。なお、愛リスは当分のあいだ日本に長期滞在する予定。
　一方、ゆずポン初タッグのパートナーに決まった夏樹は「スターダムでやっていく上で、自分のレベルアップのためにもルチャでも通用する選手になりたいし、女子プロ界のトップ戦戦に食い込んでいきたい。こんな近くに女子プロ界ナンバー1の高橋奈苗がいるのはラッキーなことだし、旗揚げ戦からそのチャンスが巡ってきたので、初っぱなからやってやる気でいる！」と、パートナーのことよりも久しぶりに奈苗と対戦出来ることに燃えている様子。
　また、奈苗は団体のトップとして、旗揚げ戦に向けて「みんな頑張って練習しているし、闘いを見せることは出来ると思うが、自分の中ではまだまだ頑張れると思っているので、よりレベルの高い旗揚げ戦を。たぶん皆さんも期待してくれていると思うので、そういう意味では一切妥協せずに仕上げていく。今日、愛川は来ていないが、デビュー戦1試合しかしていないのに、かなり存在感を出してきていると思うので、ここはガツンと潰しておかないと。自分にとっても脅威の存在だし、夏樹ともやっていきたい。もっと"闘い"を見せていけると思う」と語った。
　なお、すでに前売り券は売り切れとなったが、当日券（立ち見のみ3500円）が若干数発売されるとのこと。