Dynamite!!でミノワマンvs.泉のDREAMvs.SRCが決定!京太郎はK-1ルールでムサシと、渡辺は総合ルールで所と対戦!

101217_Dynamite-1.jpg 17日、都内某所で大晦日に行われる『Dynamite!!〜勇気のチカラ2010〜』(12月31日、さいたまスーパーアリーナ)の記者会見が行われた。現在まで6カード発表されているが、この日新たに4カードが追加発表され、これで計10カードとなった。全試合は当初予定されていた数より若干増え、全14〜15試合程度になるとのこと。そして、この日発表された追加カードは下記の4カード。

▼K−1ヘビー級ワンマッチ
京太郎
vs.
ゲガール・ムサシ

▼DREAMフェザー級ワンマッチ
所英男
vs.
渡辺一久

▼DREAMウェルター級ワンマッチ
桜井"マッハ"速人
vs.
ジェイソン・ハイ

▼DREAMvs.SRC交流戦 DREAM無差別級ワンマッチ
ミノワマン
vs.
泉浩

101217_Dynamite-2.jpg 昨年の『Dynamite!!』で行われたDREAMvs.SRCの対抗戦が、今年は交流戦という形で行われることになった。『Dynamite!!』では1試合のみとなるが、SRCからアテネ五輪柔道銀メダリストの泉浩が参戦し、11・8『K-1 WORLD MAX』で石井慧と対戦したミノワマンと対抗戦を行うこととなった。
 SRCから単身乗り込んでくる泉は「負けられないっていう気持ちを前面に出していきたい。(ミノワマンとは)打ち合いたいと思います」と語ったが、当初対戦を希望していた石井慧について「今後も石井との対戦を追いかけていくのか?」と聞かれたると、やや強い口調で「追いかけることはないです。与えられた試合を1試合1試合、自分の中で消化することが成長につながる。逆に石井を追いかけさせたい!」とキッパリ。一方のミノワマンは「今回のテーマは第20話、心の巻です。(心の巻には)己の心に勝ち、人の心を揺らし、敵の心を折る、そういう思いがあります。(泉は)実家がマグロ漁業と聞き、やはりそこで培った足腰、そこで栄養を得たマグロ、世界を獲ってきた柔道テクニックを活かしたMMAの試合をする選手だと思う」とミノワマン節を炸裂させた。

 京太郎は12・11『K-1 WORLD GP』準々決勝で、セーム・シュルトに判定負けを喫したばかりだが、ケガもなくコンディションもいいということで念願だった『Dynamite!!』出場が決定。しかし相手は2008年の大晦日に京太郎の先輩である武蔵に、K−1ルールでKO勝ちしているもう1人のムサシ。武蔵にも勝利し、現在K−1ヘビー級王者である京太郎としてはMMAファイターのムサシに負けることは許されない一戦。
 京太郎も「自分としてはすごく自信があるし、2年前にK−1ファイターが負けているので必ず勝ってK−1の威信を取り戻したい。ムサシ選手は全力でいかないと、K−1ルールであってもやられると思っているので、気を引き締めていかないといけない。武蔵さんのKO負けを見ていて、あのときからどうにかしたいと思っていたし、勝ってK−1戦士は強いんだってところを見せたい!」と語るように、その辺は重々承知の様子。谷川代表も「K−1としてゲガールにリベンジしてもらいたい」と京太郎に檄を飛ばしたが、「京太郎がKOされたら(ムサシには)K−1GPにぜひ出て欲しい」と本音もチラリ。

101217_Dynamite-3.jpg 所英男はこの試合が総合格闘技初挑戦となるK−1ファイターの渡辺一久と、DREAMルールでの対戦が決定。当初は所vs.山本"KID"徳郁や渡辺vs.KID、所のK−1ルール挑戦なども検討されたが、KIDが出場するかどうか分からない状況のままほかの選手をこれ以上待たせるわけにはいかないということで、所vs.渡辺に決定。渡辺は元々ボクシングから転身する際、GRABAKAでタックルを切る練習などをしており総合指向の選手だったため、この試合が待望の総合ルールでの試合になる。
 今年の戦績はあまり良くなかった所だが、「年末の最後に頑張っていい年にしたい」と語ったのだが、試合当日は熱愛中と報じられたグラビアアイドルの池上奈々さんも応援に来るそうなので、ここは絶対に負けられない。一方の渡辺も今年K−1での戦績はイマイチだっただけに「2日前に谷川さんからお話をいただいて、ちょっと早めのクリスマスプレゼントかなって。谷川さんがサンタに見えたんですけど......。総合の選手とやるってことなんですけど、僕は昔から闘いの中で生きてきて、何が一番強いかって言ったら馬力のある奴だと思うんですよ。だから大晦日は馬力でねじ伏せたい!」と豪語。いまから総合の練習を始めるという渡辺だが、「(所は)本番に強い選手という印象。それが一番怖い。僕はK−1の選手だが、2週間あれば僕レベルならキッチリ仕上げられるので心配いらない」と自信満々だった。

 なお、残りのカードには石井慧やアリスター・オーフレイム、水野竜也、ジェロム・レ・バンナらの名前が入ってくる予定で、来週前半には発表される見込み。さらに先日、エグゼクティブ・プロデューサーに就任したアントニオ猪木の"スペシャルカード"も1試合は組まれる予定。現在IGFのエースである鈴川真一の出場が濃厚のようだが、谷川EPは「猪木軍としてジョシュ・バーネットが出てきて、アリスターとやってくれればいいなぁ。あと田村(潔司)選手が猪木軍として出ても面白い!」と楽しそうに語った。
 アリスターは12・11の『K-1WGP』で優勝したあとも、帰国せずに日本に残って練習を続けているとのこと。笹原圭一DREAMイベント・プロデューサーとしても、出来ることならDREAMヘビー級王座決定戦を行いたいが、アリスターと王座を争うに見合う選手を見つけるのがなかなか難しいようだ。

2010年12月17日 18:06
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