グラビアアイドルの愛川ゆず季が10月にプロレスデビュー!風香をスーパーバイザーに『風香祭』を継承するイベントを開催

100823_Aikawa-1.jpg 23日、都内某所でプラチナムプロダクション所属のグラビアアイドルである愛川ゆず季が、新たなるチャレンジとして10月31日に新木場1stRINGで『愛川ゆず季プロレス・デビュー戦〜ゆずポン祭〜』を開催し、そこでプロレスデビューすることが発表された。
 『ゆずポン祭』は今年3月28日に惜しまれつつプロレスラーを引退した風香さんがプロデュースしていた、『風香祭』を継承するイベントを実施しようという気持ちから誕生したもので、風香さんもスーパーバイザーとして大会を全面サポートする。

 愛川は1983年5月16日愛知県生まれで、2003年に芸能界デビュー。158cm、50kg、B100/W60/H89という抜群のプロポーションで男性誌のグラビアなどで活躍。日テレジェニック2005にも選ばれた。TBS『崖っぷち』では10日間でブログが2000万アクセスを越えて見事引退を回避したのが話題となった。
 愛川は今年5月からリングを使用した基本練習を行う一方、8年間続けているテコンドーを活かすためにシュートボクシングの練習を重ねている。あくまでも本格志向のプロレスラーを目指すという。愛川のコーチを務めている風香さんは「引退したあと、女子プロレスのために何か出来ることはないかと探しているときに、この話をいただきました。最初はアイドルがプロレスをするというのは、これまでにもあったことだが、それは女子プロ界のためになるのかなと考えたときに、あまりならないんじゃないかと思った。それですごく悩んだが、どういうつもりでやるのかと本人と事務所に尋ねたら、『やる以上は本気でやる』とのことだったので引き受けさせてもらった。私は3年以内にもう一度女子プロレスの時代を作ります! そのためには彼女の力は必要だと思うので、全力でサポートしていきたい」と、今回の経緯を説明した。
 なお、『ゆずポン祭』はスーパーバイザーの風香さんのほかに、女子プロレス界ではお馴染みのプロモーター、ロッシー小川氏が実行委員として携わる。小川氏は「4月に初めて会って、GW明けから真剣に本格的な練習を真剣にやってきた。女子プロレス界に新風を巻き起こしてほしい」と期待を寄せた。

100823_Aikawa-2.jpg そしてセクシーな試合用コスチュームで会見に登場した愛川は「決して事務所に言われて強制的にやらされているとはではなく、元々テコンドーをやっていたし、体型も(プロレスに)向いていると思った。クラシックバレエもやっていたので柔軟性もあるので挑戦してみることにしました。あと近くに風香さんがいたのも大きなキッカケです。本当に真剣にやっていて、(練習で)両足にヒビが入ったりとか、靱帯を痛めたりとか、体中青タンだらけになっています。テコンドーをやっていたのですが、人を殴ったりとか、殴られたりするのも初めての体験だったので、この数カ月は本当に大変だったが、10月のゆずポン祭に向けてもっともっと頑張っていきたい!」と意気込みを語った。
 記者からはプロレスに対するイメージを聞かれた愛川は「初めてプロレスを見たのは約2年前とかに全日本プロレスさんのチャンピオン・カーニバルという大会をお仕事で見たんですけど、スゴイなぁって思ったんです。そのときはまさか自分がやるとは思ってもいなかったんですけど、これからもっともっと頑張って、(キャッチフレーズの)"夜のお供"だけじゃなくて"リングのお供"にもなれたらいいなと思います!」と答えた。
 現在は毎日腕立て伏せや腹筋などの基礎練習も続けており、自身でも力がついてきたことを実感しているという。周りからも「プロレスラーみたいな体型になってきたね」と言われるという愛川だが、チャームポイントは何といっても100cmのバスト! 「バストはアピールしていきたいが、バストでの攻撃とかは封印して、あくまでもテコンドーを見せていきたい!」と、あくまでもバストは"ビジュアル面"だけで"武器"にするつもりはないという。
 その代わり8年間やっていたテコンドーを活かして、"ゆずポンキック"という必殺技を習得したいとのこと。小川氏によると従来の女子プロレスラーの中でも、愛川は一番足が上がるという。どういった蹴りがゆずポンキックに当たるかは分からないが、記念撮影の際には見事なカカト落としを披露してくれた。

100823_Aikawa-3.jpg 風香さんはコーチという目から見た愛川を「気持ちが強いので攻撃面での心配はないが、プロレスなので相手の攻撃を受けるのも重要。その部分はまだ全然出来ていないので、残り2カ月は本当に生活のすべてを懸けるくらいじゃないと間に合わない! 腕立てや腹筋は自分の体を強くする意味もあるが、自分の体を守るという面でも筋肉は必要になる。スパーリングを見ても練習生の中では力だけなら一番強いので、そういう面では努力が形になってきている」と、「プロレスは甘いものじゃない!」ということをしっかり伝えた。
 どんなプロレスラーを目指すのかという理想像を聞かれた愛川は「ゆずポンキックをはじめ蹴りを活かした選手になりたい。あと柔軟性も活かしたい。どんな選手になりたいかといえば、やはり風香さんのようなたくさんの方に支持されて、人気のあるレスラーになりたいです。そのためには努力も必要だと思いますし、皆さんがグラビアアイドルがプロレスをしますって言ったときに、大体想像が出来ていると思うが、自分の努力でその想像を超えるぐらい頑張らないと、いまのプロレスラーの方々にも認めてもらえないなと思いますし、『ゆずポン祭』も続いていかないと思う」と語った。
 なお、愛川のデビュー戦の相手は現時点では未定で、大会も母体が芸能プロダクションだることを活かして、『風香祭』のように試合以外の要素(パフォーマンス)も入れていく予定。ただし10・31のデビュー戦に関しては、愛川はパフォーマンスよりも試合に集中出来るようにするという。

リンク: プロレスラー愛川ゆず季公式サイト http://yuzupon-ring.p-kit.com/

2010年8月23日 19:59
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