日本代表トーナメント1回戦はすべて初対決!小比類巻×自演乙、日菜太×優弥など注目カードがズラリ
19日、都内のホテルで『K−1 WORLD MAX 2010〜−70kg Japan Tournament〜』(3月27日、さいたまスーパーアリーナ コミュニティアリーナ)の記者会見が行われた。
スーパーファイトの対戦カード発表に続き、日本代表決定トーナメントの組み合わせを決める抽選会が行われた。谷川貞治K−1イベント・プロデューサーが「佐藤(嘉洋)君は外してワンマッチのほうで査定する。(山本)優弥選手は昨年世界トーナメントでベスト4になったんで、本来なら推薦でいいのだが、日本人のトーナメントで優勝していないので今年もチャレンジしてもらうことになった」と語るように、昨年日本代表トーナメントを優勝しながらも、負傷のために世界トーナメントに出場出来なかった小比類巻太信も、その小比類巻に代わって世界トーナメントに出場した山本も含めた8選手で日本代表を決めるトーナメントを行うことになった。
山本は「去年の自分の気持ちに戻る必要がある」と日本トーナメントからの仕切り直しに気合いを入れ直し、昨年優勝者の小比類巻は「今年は世界の選手と闘っていきたい」とマジメに語りながらも、スパンコールがびっしり貼り付けられたド派手なジャケットで登場! さらに優勝候補の1人と目される日菜太は「いいメンバーなので負けたくない。僕は世界に挑戦するために、ここでは負けない!」と自信を覗かせれば、2008年の優勝者である城戸康裕は「今年はすごく運気がいいし、すごく強いです! 楽勝で優勝します!」と豪語。さらに台風の目となりそうな長島☆自演乙☆雄一郎は、アニメ『化物語』のコスプレで登場し、「化物語のブルーレイBOXがめっちゃ売れているみたいなので、負けられない」と相変わらずの自演乙ワールドを展開した。
そして予備抽選が行われた順番で選手たちが次々に抽選箱からボールを引き、司会者のかけ声に合わせて一斉にボールに貼られたシールを剥がして順番を確認。そこに書かれたあった順番通りに、希望するトーナメント枠に入っていくというK-1独特の組み合わせ抽選会が行われた。
ボールに「1」と書かれたあったのは、新鋭・中島弘貴。中島はトーナメント第3試合の赤コーナー「E」の枠を選択。続いて龍二が第1試合の赤コーナー「A」を選択。そして3番手のTATSUJIは「F」の枠を選択し、これで第3試合が中島vs.TATSUJIに決定。4番手の城戸は毎年くじ運のなさが目立つが、今年も非常に枠を決めにくい中途半端な順番を引き当ててしまう。熟考した結果、城戸は「B」の枠を選択し、第1試合が中島vs.城戸に決定。5番手の山本は準決勝に備えて休める時間が長い前半ではなく、第4試合の青コーナーである「H」を選択。6番手の小比類巻は山本との対戦を避けて「C」を選択。そして7番手の日菜太は小比類巻との対戦を避けて「G」を選択したため、第4試合は日菜太vs.山本に決定。最後に残った自演乙が空いている「D」に入るため、第2試合は小比類巻vs.自演乙となった。
見事なまでに4試合とも初対決という新鮮味のある組み合わせに決まったが、龍二は「城戸君の初対決はワクワクしています」と語れば、城戸は「まぁ良かったんじゃないですかね? たぶん勝てます。作戦の中の1つとしてパンチャーとやりたかったんで」と意味深発言。
小比類巻が「去年一番やりたいくないと思った選手と今年は1回戦でやることになった」と言えば、自演乙は「前回ホンマやりたっか相手なので、僕的にはラッキー。なぜなら某掲示板の住人がやれって言ったからさ!」と好対照の反応。しかし自演乙は「(小比類巻は)ツンデレじゃないですか?」と独自の解釈を見せる。
初出場の中島は「バチバチ殴り合って倒したい」と語れば、毎年いいところまでいくが、優勝には手が届かないTATSUJIも「1回戦はトコトン殴り合いたかったので中島選手を選んだ」と相思相愛で殴り合いを示唆。
日菜太は「去年世界ベスト4だし、日本人で一番の成績だった優弥選手とやりたいと思っていた。ダメージなくぶつかっていきたいし、胸借りるつもりで頑張る」と語れば、山本は「コヒ選手にリベンジしたかったが、日菜太君は城戸君にも勝っているし、強い選手なのでここで優勝できたら本当に1番なんだなって自信が持てると思う」と、キッチリ優勝して再び世界の舞台に乗り込んでいく意気込み。
記者から決勝で当たると思われる選手を聞かれると、前半戦のブロックからは日菜太と山本の名前が多く挙がり、後半戦のブロックからは小比類巻の名前が多く挙がった。中でも日菜太からは「こっち(反対側)の組み合わせを見ると、去年の組み合わせみたいなので、何か龍二さんと城戸さんが潰し合って、またコヒさんがのらりくらり、ひゅひゅひゅって来ないように長島選手頑張ってください!」と思わぬ毒舌が飛び出した。
なお、谷川EPは「魔裟斗選手が引退したことを忘れて、この8人が今後頑張っていくと思う。個人的なポイントは第4試合。優弥君と日菜太君の試合が大きな鍵を握ると思う」と予想した。
▼−70キロ日本代表決定トーナメント1回戦 第1試合
龍二(日本/リアルディール)
vs.
城戸康裕(日本/谷山ジム)
▼−70キロ日本代表決定トーナメント1回戦 第2試合
小比類巻太信(日本/BRAVI RAGAZZI)
vs.
長島☆自演乙☆雄一郎(日本/魁塾)
▼−70キロ日本代表決定トーナメント1回戦 第3試合
中島弘貴(日本/バンゲリングベイ・スピリット)
vs.
TATSUJI(日本/アイアンアックス)
▼−70キロ日本代表決定トーナメント1回戦 第4試合
日菜太(日本/湘南格闘クラブ/Toshin Family)
vs.
山本優弥(日本/青春塾)
▼−70キロ日本代表決定トーナメント準決勝 第1試合
龍二×城戸の勝者
vs.
小比類巻×自演乙の勝者
▼−70キロ日本代表決定トーナメント準決勝 第2試合
中島×TATSUJIの勝者
vs.
日菜太×山本の勝者
▼−70キロ日本代表決定トーナメント決勝戦
準決勝第1試合の勝者
vs.
準決勝第2試合の勝者

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