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【HEAT-UP】田村vs稔、無宿vs我闘雲舞の4vs4イリミネーション

【HEAT-UP】田村vs稔、無宿vs我闘雲舞の4vs4イリミネーション

DREAM UP!新宿大会
日時:2014年9月3日(水)開始:19:00
会場:東京・新宿FACE
観衆:258人

初の新宿FACE大会で田村の"夢のカタチ"が実現!しかし稔超えならず!
無宿と我闘雲舞の全面対抗戦で「ことり」がアラケンに玉砕!

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▼プロレスとストレッチのコラボレーション"プロレッチ"

  • 詳細
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       HEAT-UP初のビッグマッチとなる新宿FACE大会。当日はDr.ストレッチプレゼンツということもあり、ロビーでは橋誠らによるストレッチ体験コーナーを開催、リング上ではダイエットにも効果のある「ツイストレッチ」の体験コーナーが開催されている。
       すると突如入場テーマがかかり、一人のマスクを被った男が乱入、「長谷川さん」に暴行を加える謎の男。そこに正義の仮面ストレッチマンがリング上に颯爽と現れ長谷川さんを救出、いつの間にかミスター村杉レフェリーもリング上に登場して試合開始のゴング。そう、これはプロレスとストレッチのコラボレーションである「プロレッチ」のお披露目なのである。
       謎の男の名はその名も「肩こり怪人『カタコリン』」。徹底的にストレッチマンの肩に集中攻撃、ピンチに陥ったストレッチマンが助けを求めたその時。テーマ曲に乗って登場したのは元NOAH、現Dr.ストレッチ町田店店長である橋誠。リングに登場するとカタコリンにラリアット、蹴り足を掴んでゴリラーマンズスープレックスを炸裂させる。更に肩を痛めたストレッチマンの側に近づくと一気に施術を行い、肩の痛みを解消させる。
       息を吹き返したカタコリン、橋とストレッチマンの背後から襲いかかり、再びストレッチマンの肩を痛めつけようとするが、ソバットから串刺しエルボー、スイングDDTと繋いだストレッチマン。いつの間にかトップロープに登っていた橋のダイビング・ヘッドバットで万事休す。Dr.ストレッチで施されるストレッチは多くの人が悩まされている肩こりに絶大な効果がある、という事実を観衆の前でアピールしたのであった。

▼Dance Dance LEOlution

  • 詳細
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       8月31日、王子のリングで一日限定復帰を果たした玲央。この日は二人の美人ダンサーを従えて得意のダンスを思う存分披露。三人とも真っ赤なリングマットの上に映える純白の衣装。
       すると曲の最中、突然玲央が美人ダンサーのサイドキックやアームホイップ、ラリアットと立て続けに食らってダウン。「参ったなぁ」と言いたそうな玲央がコーナーで横たわっているのを尻目に女性ダンサーは華麗にダンス。
       曲が「Tokyo,Go!」に変わると玲央が復活、コンビネーションもしっかり決めてオープニングアクトをビシッと締めてみせた。

  • オープニング
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       選手入場式、最後に田村和宏がこの日から新発売となった新しいTシャツを着用して入場。当日の収益の一部を地域の障がい福祉事業所(社会福祉法人・育桜福祉会 しらかし園施設長別府政行様)に贈呈。
       挨拶を務めたのは当然田村和宏。
      「正直言います、めちゃめちゃ緊張してます。皆さん...今日は、たくさんパワー下さい! 僕にたくさんパワー下さい! 僕はそれを数万倍にして返してみせます! なので今日も、熱い声援を宜しくお願いします!」

▼第1試合 "オープニングど根性ファイト" シングルマッチ 15分1本勝負
○GENTARO(FREEDOMS)
6分16秒 シャープシューター
●近藤洋史

  • 試合詳細
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       復帰して以来、初めてのHEAT-UPマットとなるGENTARO。差し出された右手を両手でしっかりと握った近藤、GENTAROの眼差しは厳しく近藤を見つめる。
       ロックアップからグラウンド、GENTAROに逆十字を極めようとする近藤。ブレイクになると近藤を踏みつけるGENTARO。手四つの状態から逆水平を放っていく近藤、ここからGENTAROのシゴキが始まる。ガットショットからネックブリーカー、珍しいココナッツクラッシュからナックルを浴びせかける。
       近藤はカウンターのドロップキックで反撃。ブレーンバスターで投げるとコーナーに登る。GENTAROが阻止しようとすると近藤はヘッドバットを叩き込み落下させてミサイルキック。いち早く起き上がったGENTAROはスタンディングのスリーパー、近藤がロープに逃れると顔面に張り手。近藤もGENTAROの顔面を張って行き根性を見せるが、それを断ち切ったのはGENTAROのバックドロップ。シャープシューターに繋ぐと近藤は動けず、ギブアップ。
       レスリングマスター・GENTAROがHEAT-UPの第1試合で見せつけたストロングスタイル。かつての田村和宏がオーバーラップしたのか、GENTAROの近藤を見る目はどこか「息子を見つめる」ような眼差しとなっていた。

▼第2試合 "激論!誰がチェアマンだ!?" タッグマッチ 20分1本勝負
▲渡辺宏志(夢名塾プロレスリング)/ウルトラマンロビン(SGP名古屋花鳥風月)
7分08秒 暗黒星人の乱入→無効試合
▲マサ高梨(DDT)/趙雲子龍(新北京プロレス)

  • 試合詳細
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       因縁の続く渡辺宏志とマサ高梨、渡辺がロビンを呼び寄せれば高梨は盟友・趙雲を引き連れての決着戦。趙雲子龍はHEAT-UPマット初登場、コール時には自身の保持するタイトル「BKF」コールが一部から沸き起こる。
       高梨と趙雲が連携でロビンを攻め込もうとするが、二人まとめて場外まで投げ飛ばしたロビンはスペシウム光線で高梨&趙雲を威嚇、悔しがる二人。代わった渡辺だが高梨&趙雲の連携の前にローンバトルを強いられる。「オイどうした宏志ぃ!」と渡辺を挑発する高梨、渡辺も反撃するが高梨の鼻つまみから額へのドロップキックを食らってしまいペースを戻せない。趙雲の連続顔面踏みつけからエルボードロップを食らうと、さすがの渡辺もグロッギーに。しかし趙雲の蹴り足を掴むとキャプチュード!
       ここからロビンが大活躍。趙雲へのコルバタはいつも以上の切れ味、高梨へのサイド・スープレックスはより一層のダメージを与える。やはり大会場での声援がロビンの力の源となっているのだろう。高梨のスーパーキックを誤爆させると、リング内では渡辺&ロビンによる変形卍&STFの二重奏。と、そこにおどろおどろしい音楽が流れ、暗黒星人がリング上に現れる...

▼再試合 変則タッグマッチ 20分1本勝負
○ウルトラマンロビン/渡辺宏志/マサ高梨/趙雲子龍
0分56秒 ダイビング・ボディーアタック→体固め
●暗黒星人A/暗黒星人B/暗黒星人C

  • 試合詳細
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       8月30日、王子のリングでロビンに敗れ去った腹いせなのか、暗黒星人は三匹に増殖し無差別攻撃を繰り広げる。ここでレフェリーのバーブ佐々木は無効試合を告げる。
       またもや邪魔をされてしまったロビン、「お前達は暗黒星雲から来た奴だな? 今こそ団体の壁を越えて、力を合わせる時だ!」ロビンの言葉に高梨が呼応、「再試合のゴングを鳴らせ!」と再試合のゴングが鳴らされる。
       渡辺・高梨・趙雲が場外に放り出されてロビンが孤立、しかし軽快なフットワークで三匹の攻撃をかわしていくと、まとまった所で四人のドロップキック! 一気にロビンがダイビング・ボディーアタックで宙に舞い、暗黒星人を仕留めてみせた。見事新宿の、HEAT-UPマットの平和を守り抜いたのだ!
       激闘が終わると、ロビンがマイクを握る。
      「みんな、聞いてくれ! 今地球は、侵略宇宙人から狙われているんだ!」
      「ロビンさん、それはアレですけど、正面向こうです!」高梨の言葉に冷静になるロビン。心の叫びを全力でぶつけようとしたのであろう。
      「これから団体は違えども、俺達が手を合わせて戦っていかなければならない。みんな! 力を貸してくれ!」ロビンの言葉に再び呼応する高梨。
      「なるほど! さっきと言ってる事はほとんど一緒だけど、よくわかりました! もう俺達はチェアマンとか、もうよくわからないプロレス界の争いをやめて、こう揉めてちゃいけない! 今こそ団体間、花鳥風月SGPになったロビンさんが言うと、凄い説得力があります! なあ趙雲!」趙雲が続ける。
      「渡辺さん! 地球の、宇宙侵略の危機となれば、HEAT-UPのチェアマンが誰かなんて...ちっちゃな事ですよぉー!」渡辺も「小さい!小さい!」とジェスチャーしながら応える。
       かくして、渡辺と高梨の抗争はロビンという存在の前にはあまりにも小さく、くだらない事だとわかった両者の心が通い合って終結となった。

       ひょっとすると、あなたの周りにも侵略宇宙人の魔の手が忍び寄っているのかも知れない。そんな時はこの試合を思い出して、強い心で立ち向かい叫んで欲しい。「1、2、3、ディスティニー!」と。

▼第3試合 HEAT-UP版異種格闘技戦~U対王子格闘軍~ タッグマッチ 30分1本勝負
○中野巽耀(フリー)/三州ツバ吉(フリー)
10分34秒 ニーリフト→KO
星誕期(DDT/相撲軍)/●中川達彦(王子空手軍)

  • 試合詳細
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       燃える男の登場に、新宿FACEが湧き上がった。
       試合前の握手はしない、己のスタイルを貫く。三州と中川が探り合い程度に手を合わせると、両チーム交代。星誕期という分厚くどデカイ壁に、真正面からキックをブチ込む。巨漢にガブられ、上に乗られても足首を極めていこうとする。
       再び三州と中川の対戦、三州が攻め込まれると「タッチしろ!」。手練(てだれ)と呼ばれる中川を掌打でダウンさせ、サブミッションで絞り上げる。三州が星誕期の巨体に手こずっている時もじっと見つめている。ハイキックからSTS(スペース・トルネード・サンシュウ)で反撃、しかし再び三州が捕まる。
       交代すると中川をダウンさせ、上に乗って掌打とヘッドバットを見舞う。星誕期の電車道突っ張りからブレーンバスターを食らっても、巻投げから腕十字、三角締めを狙っていく。中川の胴廻し回転蹴りからスリーパー、バックドロップでぶん投げる。コーナーに詰めた中川にハイキック、ニーリフトの連打でKO勝ち。
       カウントが数えられている時は場外の星誕期を見下ろして仁王立ち。

       男の名は 中野巽耀。HEAT-UPの真っ赤なリングが燃え盛った瞬間。

▼第4試合 "我闘雲舞vs無宿全面対抗戦!~我々の居場所~" 4vs4イリミネーション 時間無制限
[無  宿]○新井健一郎(DARGON GATE)/PSYCHO/無宿の「赤虎」/無宿マスク
14分08秒 胴絞めスリーパーホールド→TKO
[我闘雲舞]さくらえみ/里歩/帯広さやか/●「ことり」
※新井の一人残りで無宿の勝利

【退場順】
○「ことり」(2分58秒 バードリッジ)無宿の「赤虎」●
○無宿マスク(7分52秒 OTR)里歩●
○帯広さやか(7分47秒 OTR)無宿マスク●
▲帯広さやか(8分36秒 両者OTR)PSYCHO▲
○新井健一郎(10分33秒 ダイビング・ヘッドバット→体固め)さくらえみ●

  • 試合詳細
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       HEAT-UP名古屋大会で勃発した新井健一郎と我闘雲舞の抗争。いつもは明るい表情で入場するさくらえみだが、この日ばかりは違った。入場するなり四方のコーナーに登り我闘雲舞を威嚇する無宿。リングに降り立つと我闘雲舞が襲いかかって試合開始。「ことり」が狙うのは当然新井健一郎。
       だが無宿によって場外に連れ出された我闘雲舞は防戦一方。リング内に戦場が移ると「ことり」が無宿の集中砲火の餌食に。しかし赤虎のTAJIRI公認バズソーキックをかわすと、大外刈りの体勢から前方に一回転するバードリッジでいきなり赤虎を消してしまう殊勲の星をゲット! 館内が大いに沸いた。
       序盤から一人のビハインドを背負った無宿だが、再び「ことり」を捕まえる。名古屋大会で初登場した無宿マスク、HEAT-UPのマットに順応したのか以前よりもプロレス技を駆使するようになった。無宿マスクへのボディースラムでピンチを脱した「ことり」、里歩が入ってくるとジャンピング・ニー、ハリケーンラナ、くるくるリボンと得意技を連発。無宿マスクはビクトル投げのように里歩と前方に一回転し、ロープに走って低空ドロップキック。カットに入った「ことり」と帯広をまとめてコーナーに釘付けにしようとするが、切り返した帯広が串刺しドロップキック、里歩&「ことり」の二人が同時に無宿マスクにダブルフットスタンプ。フォールは新井とPSYCHOがカット。
       里歩をトップロープ越しに投げ捨てる無宿マスク、ロープに走って里歩を落とそうとするが逆にエルボーを食らい、ヘッドシザースでエプロンに落とされる。エプロンでのそうまとうを繰り出した里歩だが、無宿マスクがかわしてサイドキック。里歩が転落して失格。さくらと帯広がエプロンの無宿マスクを落とそうとするが、反撃を食らってしまう。ここで無宿マスクがスワンダイブから二人に攻撃しようとするが、帯広がいち早く気づいて無宿マスクを場外に落下させて失格させる。ここで人数は無宿二人、我闘雲舞三人に。

       PSYCHOが帯広にトップロープ越しのブレーンバスター、帯広がエプロンに着地して背後からスリーパー。さくらがPSYCHOの胸を引っ掻くと新井も出てくるが、上手くPSYCHOの足を使って逆カットするさくら。エプロンで同体となったPSYCHOに帯広は帯広マジック、落ちそうになるPSYCHOを何とか救出しようとする新井、しかしさくらが横からドロップキックを放つと帯広&PSYCHOの両者が同時に場外に落下。遂にリング上には新井一人とさくら&「ことり」というこの試合の因縁を作った張本人が残る結果に。
       俄然有利となった我闘雲舞、二人で新井を攻め込む。二人の顔面を掻きむしってペースを取り戻そうとする新井だが、「ことり」が払い腰から腕十字、それを持ち上げた新井にスタンディングのスリーパー。立っていながら白目をむく新井にさくらが突進、新井はガットショットからジャンピング・パイル。「ことり」にも同じ技を見舞うとコーナーに登ってさくらにダイビング・ヘッドバットを見舞い退場させる。新井と「ことり」の一騎打ちとなる。
       館内からのブーイングを気持ちよさそうに聞く新井、エルボーを連打して食い下がる「ことり」だが、いつの間にか外されていた青コーナー側のコーナーポスト、むき出しの金具に叩きつけられる「ことり」。新井はジャイアントスイングからコーナーに登るが、気がついた「ことり」は雪崩式一本背負い。バードリッジを含む丸め込みで何度も逆転フォールを狙うが、ことごとく返される。逆にツームストン・パイルドライバーを決めた新井が「ことり」にスリーパー。胴絞めを加えると「ことり」が全く動けなくなり、ミスター村杉レフェリーが試合をストップ。無宿が新井の一人残りで勝利。

       大の字になる「ことり」、がっくりと腰を下ろす我闘雲舞勢に対し新井がマイク。
      「ねえ、ねえ、赤虎ちゃんもPSYCHOちゃんも無宿マスクちゃんも、ねぇ。えぇ? お前ら良く聞いとけコノ野郎。えぇ? 今日ホントに、歌舞伎町のど真ん中で...楽しかったですなぁ! えぇ?(館内ブーイング)うるせぇコノ野郎お前! オイ! まあ俺が宣言した通り、えぇ? 歌舞伎町のど真ん中で、なぁ? だいぶイカれた、危険な、合コンですよこんなの。えぇ? 何がDr.ストレッチだコノ野郎! お前! いいか、お前らなんかなぁ、背のちっちゃいちっちゃい、田村和宏と、えぇ? 市ヶ谷のリングのねぇ所でなぁ、えぇ? きゃっきゃきゃっきゃやってりゃ、それで丁度いいんだ。えぇ? もうこれでわかった通りで、えぇ? 今後一切、俺ら無宿の半径10m以内に近づくんじゃねぇぞ。」
       あざ笑う新井、一発新井の顔面に張り手を食らわせ起き上がった「ことり」がマイクを握る。
      「オイ! 私は高校一年生なんだよ! まだ身長伸びんだよ! 田村和宏と一緒にすんじゃねぇ!(館内爆笑と拍手)お前の成長は止まってんだよ。ま今日はアレだけどな、私が成長するまで、お前ら絶対辞めんなよ。」と凄むと、新井が地声で「まあ今日は俺の負けでいいよ!」とある意味「ことり」を認めるような発言。「帰れ!」と「ことり」が叫ぶと去っていく無宿メンバー。赤虎が茶々を入れるのは相変わらずだが。「あ~楽しかった!」と去り際に新井が一言。
      「自分たちが勝つのを待っていて下さい! そして皆さんありがとうございました!」と「ことり」が叫び、リング上を去る我闘雲舞の面々。

  • 試合後コメント
    • 新井健一郎
      「まぁ...ちょっとHEAT-UPずっと出ててねぇ、何かさくらえみとかあの辺がねぇ、ちょいちょい。まぁ、前半の賑やかシーンにゃねぇ、いい人材だと思うんですよ。まぁ...何かどっかでねぇ、何か...色んなプロレスあっていいんですけど、見てるお客さんも何か、ニコニコニコニコ見てて、やってる本人も白い歯がこぼれるプロレスしててね、あぁ...ちょっとそれでどうなのかな?ってどっかで思ってたんですよね。
       まあそれが、きっかけなんでも良かったんですけど、あの名古屋で試合後コメント俺がねぇ、気分良く喋っていた時にあの「ことり」って、あのクソガキが勝手に入ってきてねぇ、うん。まあこりゃ丁度いいな、乗ってくるとは思わなかったんですけどね、ええ。
       まあでも、何遍も言っている通り、こんなの合コンでしょ。えぇ...確かに。まあアレかな、赤虎ちゃん取られたのはね、まホントにサプライズでちょっとびっくりしたけど、別に誰が取られようと、誰でも。もう、俺が今日最後一人残ったけれど、別にアレ無宿マスクだろうが、誰だろうが、所詮女子ですから。リングの無いところで試合して。
       俺はこの前そこにお邪魔して、いい空間だなぁとは思ったけれど、やっぱプロならリング使ってね、お客さんに甘えることなく、やんなきゃダメでしょ。」

      ーーフィニッシュのスリーパーは狙っていた?
      「いや、あのパイルドライバーで終わるつもりでしたね。終わらなきゃありえないでしょ。確かにあそこは俺も面食らいましたよ。返されたもんね。
       まあでも150センチないんでしょ、俺あんまよく知らないですけど。まああそこまで出させた「ことり」ってのは、記憶には留めておきますよ。
       こりゃまあ、殺すしかないかなっていう感じはしましたよね。まあ、男子の団体でデビューしたさすがさくらえみの、そこでデビューした娘だなっていうのは感じましたよ。」

      ーーこれで我闘雲舞とは終わりと?
      「まあもう一回やってもいいですけどね、俺から何だかんだ言うのはもう無いですよ。こっちが取ってる訳ですから。アイツらが悔しいって言うんならね、まぁ~でも言ってこないんじゃないですか?ホントに。無理でしょ、無宿マスクも相当な実力者ですけどね、CHANGO帰ってきたら...アイツも容赦しないって言うかね...アイツも「カタい」んでね、はっきり言って。怪我人出ると思いますね。
       でも...ね、それで我闘雲舞の名前が広がりゃ、私は言うても天下のDRAGON GATEでね、いい思いも散々してきたんで、彼女たちがいい思い、出来るもんならしてみて下さいよ。」

      ーーこれからのHEAT-UPマットについて一言。
      「そうですね、まあ、俺の目標はホントに、ね、田村和宏?もうあんなホントに『スーパーベビーフェース』もいないんでね。
       まあホント、規模は小さいかもしんないけど、もう...ね、平成初期の『大仁田vs.ポーゴ』みたいにね、もう手を変え品を変えね、何遍でもアイツを追い詰めてやりますよ。」

      さくらえみ
      「リング上で「ことり」が言った通りです! 以上!」

▼第5試合 "HEAT-UPスペシャル~ジュニア・オールスターズvsHEAT-UP FUTURES~" 6人タッグマッチ 60分1本勝負
日高郁人(ZERO1)/○Gamma(フリー)/ビリーケン・キッド(フリー)
15分30秒 ブリッツェン→片エビ固め
岩本煌史(スポルティーバ)/風戸大智(ユニオン)/●石田慎也(スポルティーバ)

  • 試合詳細
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       若手の岩本、風戸、石田の三人がジュニアの重鎮とも呼べるトリオに挑んだセミファイナル。"HEAT-UP FUTURE"と呼ばれる三人はビッグマッチのセミを任せられるという抜擢。それだけ彼らの試合のクオリティが高く評価されてのものであろう。
       試合前の握手、いつもの通り元気に手を差し出す風戸に対し日高とGammaはやや引き気味。風戸の熱さに惹かれたのだろうか、ビリーだけがガッチリと握手を交わし、同じような熱さで応える。

       先発は日高と石田、お互いの手を探るように絡むとビリーと岩本にスイッチ。岩本がビリーをショルダータックルでぶっ飛ばすと、Gammaが加勢、「しっかり押さえとけよー!」と岩本に逆水平を放つが同士討ちに。いきなりビリーとGammaがもめ始めると日高が仲裁に入るが、いつの間にか三人でもめてしまう。「これ、チャンスなんじゃないの??」とでも言いたそうにそ~っと近づいて三人に攻撃を仕掛ける風戸、ところがジュニア重鎮トリオは三人によるその場飛びドロップキックで風戸を吹っ飛ばすと、これまた三人揃っての「WOO!」。自軍コーナーに風戸を引きずっていくと、Gammaによる汚水攻撃の生贄に。続けて日高&ビリーがセットした風戸の股間にGammaがトップロープから舞い降りて竹刀による急所攻撃!悶絶する風戸。
       風戸が捕まる。ビリーのストレッチ技、ブロンコバスターから顔面への低空ドロップキック。「俺も~!」と叫んでGammaも低空ドロップキック。リング上でビリーとGammaが接触してしまい「お前ジャマ!」とビリーが突っ込むと「悪い悪い」とGammaが素直に謝る場面も。カウンターのジャンピング・ネックブリーカーで反撃した風戸がようやく石田とタッチ。
       石田はビリーにミサイルキック。入ってきた日高&Gammaもドロップキックで蹴散らすと、場外の三人に向かってプランチャ。これに風戸がラ・ケブラーダで続く。リング内、石田がエルボーの連打でビリーを吹っ飛ばすと岩本に交代。ロープに走ったビリーを担ぎ上げてハリケーンドライバー。ジャーマンを狙うがかわしたビリーがラリアットで反撃、日高と交代。
       キックとチョップのコンビネーションで岩本を攻める日高。石田が入ってくるがエルボーを誤爆させると、石田を足場にして岩本にスイングDDT。ミスティフリップを狙うが、回避した岩本がカウンターでボディースラム、風戸に交代。
       かち上げ式エルボースマッシュ、ゼロ戦キックで日高を攻める風戸、ロープに走るが待っていたのはGammaの竹刀攻撃。必要以上に観客席を煽り、三人で串刺し攻撃を敢行するがGammaだけ不発。岩本と石田も入ってきてGammaを睨みつけるが、Gammaはそれぞれにツバ攻撃。一瞬ひるんだ若手トリオだが、先程のお返しとばかりにトリプルドロップキック。
       風戸のスライディングアックスボンバー、アンナカッターを立て続けに食らうGamma、日高が必死の形相でカット。石田がエルボーを連打するが、Gammaと日高二人のトラースキックで止められる。岩本が入ってくるとGamma、ビリーに払い腰。勢いに乗った若手トリオ、石田がダイビング・ラリアットでGammaに急降下。追撃を狙うがカウンターのラリアットで石田一回転。場外の岩本&風戸にはビリーがトペコンを放って分断。
       リング上に孤立した石田に対し、Gammaはガンマスペシャル。カウント2で跳ね返されるととどめのブリッツェン。
       若手トリオがジュニア重鎮トリオに「もう一回だ!」とアピール。いずれは再び闘う機会が来るはず。このHEAT-UPマットの熱さに、重鎮トリオの一人が異様なほどに感化された位なのだから。

▼第6試合 "DREAM-UP!~夢のカタチ~" シングルマッチ 60分1本勝負
○田中稔(W-1)
16分14秒 ミノルスペシャル
●田村和宏

  • 試合詳細
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       田村和宏のデビュー当初からの夢、田中稔とのシングルマッチ。STYLE-E時代も熱望し続け、初の新木場大会で対戦ムードが高まったがスケジュールの都合により叶えられなかった夢。
       やがて舞台はHEAT-UPとなり、昨年9月にタッグながら稔との対戦を実現させた田村。「今度はシングルで!」「次にリングで会うときは1対1だ」お互いの気運も上がった。9月3日新宿FACE、300人近い観客を動員したHEAT-UPの、田村和宏の"夢のカタチ"がここで実現する。

       田村入場、リングに上がると天を仰ぎ大きく息を吐き出す。稔の入場に心をはやらせる。両親から激励の花束を受け取る。「落ち着け、落ち着け」と言っているかのような表情で写真に収まる田村。
       田村のコール時には大量の紙テープ、それをじっと見つめるレフェリーのてっしー手島。田村と手島、そしてリングアナの弥武芳郎。ずっと同じ道を歩み続けてきた仲間達が見つめる中、田村の夢が始まった。

      「このスットコドッコイ!」散々田村をなじっていた稔、「一分一秒でも君に花を持たせる気はないから」の言葉通り執拗な腕殺し。コーナー最上段で、場外で、ニュートラルコーナーで、勿論リング内でも。田村が苦しむ表情を見せる度に場内からは「田村!」「田村!」の声が響き渡る。
       ウルトラタイガードロップ、スリングブレイド。流れを変えようと得意技で稔を攻め込む田村、だがブレーンバスターを切り返されてワキ固めから腕十字。再び稔の腕殺しが続く。
      ラ・ミスティカからダイヤル固め、バズソーキック。夢よ覚めないでくれと田村が攻める。先にミノルスペシャルの体勢、稔はそうはさせじと切り返す。
       雪崩式ブレーンバスター、投げ捨てジャーマン、カウンターのハイキック、顔面へのドロップキック、トップロープからの雪崩式ブレーンバスター、腕十字。中盤は稔が一方的に田村を攻め込む。「田村!」「田村!」館内の声援が田村の心を繋ぐ。
       その声が届いた。隙を突いて田村がミノルスペシャル!館内の誰もが大逆転勝利を予感した。だが無情にも稔の足がロープに届く。「まだまだだ!」田村の目は輝いていた。
       ロープに走る田村、待っていたのは夢から引きずり出すようなカウンターの右ハイ。満を持してミノルスペシャル。腕殺しの執拗さを改めて感じた田村はギブアップ。夢は、ほろ苦い敗北の味で幕を閉じた。

  • エンディング
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      田村「稔さん...僕はデビューしてもうすぐ12年になります。僕は稔さんとのシングルを夢見て12年間突っ走ってきました。プロレス界...凄い嫌なこととか楽しいこととかたくさんあったけど、僕はこの一戦を実現する為にプロレスやってきました!
       僕の夢が一つ、カタチになりました。ありがとうございました。
       そして! 今! 新しい夢、見つけました! それは...稔さん! アナタに勝つ事だ!
       これからのプロレス人生、アナタに勝つために突っ走っていきます! 今日はありがとうございました!!!」

      稔「田村君...お父さんも聞いてください。夢ってさ、強く願えば絶対叶うものだから。俺とタッグで試合したい、その願いも叶った。俺とシングルで試合したい、この夢も叶った。
       でも、『俺に勝ちたい』って夢だけは絶対に叶わねぇからな! 何故かわかるか? 俺とお前じゃよぉ、腕が違うんだこのスットコドッコイ!!
       まあでも最後に一言。田村君、お客さん、(田村の)お父さんお母さん、ひとこと言わせてください。
       プロレスリングHEAT-UP、新宿FACE初進出、おめでとう。次は! もっとデカいとこ行こうぜ!!」

       リングを去る稔、"夢のツヅキ"は"もっとデカい場所で"。
      田村「みんなゴメンね負けちゃって...でもね、夢は諦めなければ絶対叶うもんなんだよ! 今日叶っただろ夢が! なぁ!
       絶対、田中稔、倒します! その時までみんな、応援して下さい!」

       最後はDr.ストレッチの皆さん、出場したレスラーの面々が揃って『新宿、ヒートアップ!』で締められた当大会。王子での三連戦の後の平日とはいえ、300名近くの観衆を集めたHEAT-UPは見事だと言えよう。

  • 試合後コメント
    • 田村和宏
      「今日負けたのは凄い悔しいんですけど...夢は必ず叶うってことを今日証明できたかなって思います。また新しい夢が見つかったんで。次の夢は『田中稔超え』。絶対に諦めなければ夢は叶うって所をね、どんどん証明していきたいなと。このHEAT-UPで。
       次稔さんとやる時は、後楽園で...もっとデカい所でやって、稔さんに勝って、ね。どんどんHEAT-UP広めていきたいなと思っています。」

      ーー新宿FACE初進出だが、感想は?
      「まだまだ。今日新宿FACE初めてやったんですけど、空席もいくつかあったりで、見た目は入っているとはいえね、DDTさんはチケット完売という所まで...」

       と、ここで「田村さん!」と声が。セミに出場したビリーケン・キッドが現れる。

      ビリー「田村さん!」
      田村「あ、ビリーさん。いやあの、今コメント録ってる所なので...」
      ビリー「僕の出番はないんですか?」
      田村「え? 何ですか?」
      ビリー「呼んでないんですか? 居ても立ってもいられないんですよ僕は! ヒートアップしたんですよ僕は! 田村さん、モニターで見ました試合!」
      田村「今日はありがとうございました。気をつけて大阪にお帰り下さい。」
      ビリー「気をつけて帰りますけど、田村さん! これっきりでさよならはないでしょう?」
      田村「ええっ?」
      ビリー「田村さん...僕はまた、田村さんと会いたいんです!」
      田村「会いたい...でも今日初めて話した位ですよね。」
      ビリー「今まで挨拶しかしなかったですけれども、今日も挨拶しかしてません! もっと何か僕らプロレスラー同士、何かあるんじゃないですか? 挨拶以上の事が!」
      田村「何か?」
      ビリー「はい!」
      田村「はぁ...」
      ビリー「『はあ』って、疲れてますよね! 確かにこのプロモーターとして、今日のこの日を迎えるにあたって、非常~~~~~に苦労したのはわかります。でも凄い声援でした!」
      田村「ありがとうございます。」
      ビリー「お客様は神様です。そして、リングで闘う我々はとても幸せ者です。ヒートアップしました。HEAT-UP、東京で終わらせていいんですかっ?」
      田村「んんっ!?」
      ビリー「このHEAT-UP、もっともっと、西へ!」
      田村「あ、西へは行きましたよ、名古屋に。」
      ビリー「いぇええええええっ!? もっと西には来ないんですか? 大阪!」
      田村「あ、大阪ね! 大阪は...ちょっと遠いんで...」
      ビリー「遠いぃいいいい!? じゃあどこまでだったら...」
      田村「な、名古屋までだったら...」
      ビリー「やっぱ名古屋! じゃ名古屋で! 待ってますよ僕!」
      田村「え?」
      ビリー「名古屋! いつですか名古屋!」
      田村「11月2日、枇杷島で。」
      ビリー「場所も知ってます! 2日、あ・い・て・ま・す! 名古屋は僕の第二の故郷! 任してください!」
      田村「...チケット売れるんですか?」
      ビリー「そんなやらしい話はやめましょうよ! このヒートアップした気持ちが冷めてまいますよ~。田村さ~ん。ねぇ皆さん! お客さん大事、チケット大事、でも、僕らの気持ちがヒートアップする、お客さんの心がヒートアップする。それが大事じゃないんですかね?」
      田村「そうですね~。じゃあビリーさん11月2日出てくれるんですかHEAT-UPに?」
      ビリー「いいともっ!」
      田村「あらっ! じゃビリーさん対戦しましょう、やった事ないですし。」
      ビリー「うぉおおおお来たぁ! よっしゃ、チラシ送って下さいチラシ。」
      田村「あ、チラシもうビリーさんの名前入ってますんで。」
      ビリー「はいってるんかいなっ! はいってるんかいなっ! ちょっと、何を焦らしてるんですかじゃあ。一生懸命お願いしたのがバカみたいじゃないですか!」
      田村「ははははは(笑)」
      ビリー「この辱めはリングで返しますよ! じゃあ11月2日!」
      田村「やりましょう!」
      ビリー「宜しくお願いします!」
      田村「枇杷島で対戦しましょう!」
      ビリー「枇杷島のみんな、僕と握手っ!」
      ※ビリー退場。
      田村「いや~、熱いですね! やはり熱い選手はHEAT-UPに是非ともね、出て貰いたいんで。次名古屋でちょっとね、僕と。試合した事無いんで、タッグか何かで。」

      ーー11月2日、愛知・枇杷島大会にビリーケン・キッド出場決定?
      「決定でいいんじゃないですかね。空いているみたいですし。」

      ーーでは「特別参戦選手、ビリーケン・キッド」ということで。
      「あれ、稔さんの話どっか行っちゃいましたね。本当に強かった! 強かったんですけども、あきらめないで、次は、勝ちます! 夢叶えます!」

      大会翌日の9月4日、HEAT-UPから11.2枇杷島大会で、田村和宏&岩本煌史vs.ビリーケンキッド&織部克己が決定したことが発表された。

      田中稔
      「彼の存在を知る前に、ミノルスペシャルを決め技にしている選手がいるという事を聞いておりまして。西調布の会場で初めて会ったんですけどね、いつか試合したいな位は思っていたんですけど。
       彼のミノルスペシャルを見たら、まあ俺の方が切れ味があるし、負けねぇよと思ってました。今日初めて食らってみて、すっげぇ効いたし、タイミングも凄え良かったし。もっと圧倒的に勝つつもりだったんですけど、苦戦しましたね。気持ちよかったです。
       今日に関して言えばHEAT-UP、新宿FACE初進出のメインに俺を選んでくれて嬉しいし、おめでとうございますと。」

      ーー「スットコドッコイ」と田村を評していたが、今日はどうだったか。
      「スットコドッコイは誰に対しても言っているので。僕の愛情表現と思って頂ければ。憎たらしい奴にが言ってないんですよ、逆に。
       直接の後輩じゃないんですが...バトラーツとか藤原組とか。可愛い後輩だと思っています。田村君もそのうちの一人です。可愛いと思っていますよ。
       俺とタッグでやれた、シングルでやれたって夢は叶いましたけど、『俺に勝つ』って夢だけは絶対に叶えられないでしょうね。追われても全速力で逃げますから。」

      ーー今日の田村和宏を一言で表すと?
      「一言...難しいなぁ。まあ『強かった』。それに尽きますかね。今度は後楽園でやりたいですね。願いは必ず叶うって言いましたけど、思うのはタダだし、言うのもタダだし。HEAT-UP最大のビッグマッチを新宿FACEだなんて言ってないで、どうせだったら東京ドームとか言ってもいいんですよ。東京ドームでやろうってね。それ位の気持ちを持って欲しい。楽しかったです、痛かったです、強かったです。」

【記事提供/HEAT-UP】

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