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【WRESTLE-1】真田vsダニエルズのXディビジョン戦、チャンス・コントラ・チャンス

【WRESTLE-1】真田vsダニエルズのXディビジョン戦、チャンス・コントラ・チャンス

WRESTLE-1 TOUR 2014 Cherry blossom
日時:2014年4月17日(木)開始:19:00
会場:東京・後楽園ホール
観衆:1080人

真田がTNAからの刺客を返り討ちにしてXディビジョンV3!
246と完全に決裂したKAIは征矢と一騎打ちへ!大和がチャンスを掴む!

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  • オープニング
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       まずはいつも通り公式サポーターのCheer-1が登場し、四方の観客に向かって「WRESTLE-1が大好きな人!」と煽ってから、大きな声を出してくれたお客さんにグッズをプレゼント。最後は「いくぞ後楽園! Go、WRESTLE-1!」と開会宣言。
       スクリーンではカウントダウンからオープニングVがスタート。VTRが終わるとカズ・ハヤシ&近藤修司がリング上へ。「両国でタッグタイトルが獲れず目標を失いかけたんですが、チャンピオンベルトという勲章を手に入れたい。前回の後楽園で心残りがある」と言ったカズ。

       するとスクリーンでは両国のメインで敗れ、マッチメーカー征矢からエース失格のらく印を押された上、TEAM246とも亀裂が生じたKAIが紹介される。そしてカズが「KAI、出てきてくれ」とKAIを呼び込む。
       リングに上がったKAIに向かってカズが「今日は謝ろうと思ってさ。俺らKAIと一緒に同じ方向を目指してプロレスやっていると思っているんだ。DESPERADOなんかいらねぇよ。俺たちで熱い闘いをやりたいんだ。今日は246とKAIで組んで、試合してくれよ」と言うと、KAIも「分かりました。今日、ここで3人で組んで熱い試合をしてDESPERADOを倒しましょう!」と受諾。近藤とも握手を交わした。

▼第1試合 シングルマッチ 30分1本勝負
○アンディ・ウー
5分51秒 パンダ絞め
●MAZADA(東京愚連隊)

  • 試合詳細
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       アンディはアームドラッグで投げてからドロップキック。さらにカニ挟みで倒してからエプロンに出たMAZADAをドロップキックで場外に蹴落とす。しかしMAZADAはトペを狙ったアンディをエプロンでのエルボーで迎撃すると、リングに戻ってスリーパー。
       しかしアンディもブレーンバスターを狙ったMAZADAに飛び付いてフェースクラッシャーで叩き付けると、ジョン・ウーからのスイングDDT。ダイビング・クロスボディーでカウント2まで追い込んだアンディ。

       MAZADAはバズソーキックをかわしてDDTで叩き付けると、立ち上がってきたアンド委に下からカチ上げるようなラリアット。だが、ブレーンバスターを狙ったところを逆に投げたアンディはMAZADAをコーナーに乗せると、追いかけていってスパニッシュフライで叩き付ける。
       さらに組み付いたまま後転すると、足をフックしたままコブラクラッチのようなカタチで絞め上げる変型のクロスフェースに捉えていきギブアップを奪った。

  • 試合後コメント
    • アンディ・ウー
      「今日、開幕戦勝ったけど、全然勝った気しない。次やる時は完全に勝ちます」

▼第2試合 チャンス・コントラ・チャンス シングルマッチ 7分1本勝負
○大和ヒロシ
7分0秒 フラッグ獲得
●宮本和志(フリー)

  • 試合詳細
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       征矢に「チャンスが欲しい!」と訴えていた大和ヒロシはフォール、ギブアップでの決着はなし、試合開始時にリング中央に設置された“チャンス・フラッグ”を7分間の試合終了時点で持っていた方が勝ちとなる「チャンス・コントラ・チャンス」を、“ジャパニーズ・ミリオンダラーマン”宮本和志を相手に行うことに。

       大和は『進み続ける限り』を歌いながら、リングサイドの観客と握手をしながら入場。大和と宮本が左右の花道に別れ、ゴングと同時にリングに向かってダッシュ。先にチャンス・フラッグを手にしたのは大和だが、宮本は大和の手に噛みついて奪い取る。
       さらに逆水平チョップを叩き込むが、大和もドロップキックを返すと、突進してきた宮本を場外に落としてからトペを発射。この衝撃で宮本の手からチャンス・フラッグが離れ、客席に飛んでいく。

       急いでチャンス・フラッグを取りにいった大和だが、宮本は南側客席に大和を連れていくと、通路でチョップ合戦を始める。そこから大和が通路ダッシュ・ラリアットを狙ったが、宮本はカウンターのマンハッタンドロップからフロントキック。
       チャンス・フラッグを奪い取って宮本がリングに戻ると、追いかけてきた大和はフラッグを持った宮本の腕にショルダーアームブリーカー。さらに腕十字に移行するが、宮本はなかなかフラッグを離さない。

       そのまま大和を持ち上げていった宮本はマットに叩き付けて振り解くが、大和は宮本をコーナーに座らせると、追いかけていってスパイダー式フロントスープレックス。残り2分を切りミサイルキックで宮本を吹っ飛ばしてフラッグを手にした大和は、ダブルリストアームサルトで投げ捨ててから「これで決めるぞ、オラ!」と絶叫してからコーナーへ。
       ダイビング・セントーンを投下した大和を剣山で迎撃した宮本は残り1分で逆エビ固めへ。しかし大和はレフェリーを掴んで強引に脱出。残り30秒でジャイアントスイングで回していった宮本だが、お互い目を回してしまう。

       残り10秒でバックを取った宮本は投げ捨てジャーマンで投げていったが、ここで7分となりゴングが鳴ると、その時点でチャンス・フラッグを持っていたのは大和。よってこの試合の勝者は大和。最後、攻めていた宮本は納得がいかない様子だが、文字通りチャンスを掴んだ大和が「チャンスを掴みました。お金じゃ買えないチャンスを掴みましたよ。さぁこれで私に何のチャンスをくれるんですか?」と言うと、スクリーンには大和に与えられるチャンスとして、CDデビュー決定と発表された!
       しかし大和は「聞いてください! 僕が欲しいのはリングの上でのチャンスが欲しいんです!」と訴える。すると2つ目のチャンスとして、ヨーロピアン・レスリング・プロモーション、EWPインターコンチネンタルレスリングチャンピオンシップへの挑戦権が与えられることも発表された。

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  • 試合後コメント
    • 大和ヒロシ
      ――CDデビューは入場曲ですか?
      「まだレコーディングしてないんで…」
      ――タイトルは聞いたこともないタイトルとおっしゃってましたが、気持ちが乗らないなどはありますか?
      「いやいやいや、W−1にまた新しい頂上が一個できるわけじゃないですか? これを獲って、みんな無差別級とか言ってますけど、もう1回ジュニアのベルト作りますよ、W−1に。僕がずっとそのベルト持ち続けて、このW−1のジュニア戦線、そこを活性化させますよ」
      ――このベルト、ドイツのベルトだと思うんですが、W−1でのタイトルマッチが行われます。ドイツに遠征したいという気持ちはありますか?
      「ドイツのベルトなんですか? まあまあまあ、チャンスがもらえたんであれば、ドイツまで行きますよ、もちろん。たしかにね、いま息子ちっちゃくて、ちっちゃいのに全然会えないですけどね。ほんと朝早くから家出て、夜遅く帰ってきて、いっつも息子寝てますけど。でもね、そういう場合じゃないんですよ。今もう我々は闘わなきゃいけない時なので。せっかくここに闘えるチャンスがあるのに、息子が物心ついた時、僕なんて言えますかね? 僕はお前の事をちゃんと見てやれなかった。見てやれなかったけど、命をかけてお前を背中に背負ってベルトを獲りに行った。そう言ったほうが絶対カッコイイですからね。カッコイイとかそういう問題じゃないですよ。ほんと男の生き方として、大和の生き方としての信念です。そこ曲げられないですね」
      ――入場曲はなんて名前ですか?
      「『進み続ける限り』という曲です。僕の苦手なサ行が多いんで結構噛むことも多いんですけど」
      ――これでデビューですよね?
      「もしかしたらフルオーケストラバージョンが入るかも(笑)」
      ――いつかはまだわからない?
      「わからないですね」
      ――どっちが嬉しいですか?
      「でも結果的に2つもらえたんで、すごく得しましたよね。確かにこの闘いに関するリスクはものすごく高かったんですけどね。ほんとにもうこれは僕、負けてたら今頃この格好も(白を剥奪されるから)明日、服買いに行かなきゃとかそんな話してましたからね。いま家のクローゼットが白ばっかりしかないんですよ。白か黒しかないですからね。それぐらい白しかないんで」
      ――TDCホールで挑戦ですよね? 東京での挑戦のほうが嬉しいですよね?
      「そうですね(笑)。僕がくれって言ってたチャンスは、リングの外での闘いじゃなくて、中での闘いですから。リングの外での闘いのチャンスは掴みに行ってますから。まあまあまあ、追々発表していきますよ。自分で掴んできたものを。伊達にプロモーターとして動いてきてないですからね。千葉県なんとかちょっと。僕は千葉県担当でやっていきますんで。千葉県からもっと広がっていくかもしれないですからね」

▼第3試合 タッグマッチ 30分1本勝負
●浜亮太/大鷲透(フリー)
6分52秒 ランニングニー→体固め
○高山善廣(高山堂)/NOSAWA論外(東京愚連隊)

  • 試合詳細
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       W-1初登場の大鷲は「いいところ見せちゃうぞ!」とやる気マンマン。高山と相対した大鷲はまずはロックアップ。ロープまで押し込んだ高山がクリーンブレイクすると、今度は手四つの力比べへ。そこから腕の取り合いになると、控えの論外が「黒豚」と大鷲を挑発。「黒豚とか言ってんじゃねぇぞ!」と言い返す大鷲だが、タッチを受けた論外が控えの浜に「白豚、出てこい! 相撲やってやる」と挑発していく。
       しかし大鷲が「無視してんじゃねぇぞ! 俺が相撲やってやる!」と割って入る、立ち合いから相撲と取ろうとする論外と大鷲だが、そこに待ったをかけた高山が「いつもやられてるじゃん!」と言って論外と交代。

       四股を踏んでから立ち合い。がっぷり四つとなった高山と大鷲だが、高山が見事な上手投げで投げて勝利。「相撲界の未来を託した!」と大鷲が浜にタッチすると、浜は豪快に高山を投げて勝利。すかさず背後から論外が襲いかかるが、浜はコーナーに押し込んでいってヒッププッシュ。
       前から高山が攻撃するが、その衝撃は背後の論外にいってしまう。ならばと高山がクロスボディーを見舞っていくが、大鷲が入ってきて「いまこそ相撲連係だ!」と言ってダブルタックル。さらに浜がボディプレスを投下。

       論外がカットに入るが、浜と大鷲は論外にサンドイッチ突っ張り。さらに大鷲の串刺しラリアットから浜が高山に串刺し攻撃を狙ったが、高山はジャンピングニーで迎撃すると、ジャンピングニーの連打からキチンシンク。
       辛くもカウント2で返した浜だったが、高山は立ち上がろうとする浜にランニングニーを叩き込んで3カウント。すると大鷲が「オイ! 超アウェーな空気だな。浜ちゃん、大丈夫か? 元相撲取りレスラーはこんなもんじゃねぇんだよ。まだこのプロレス界に元相撲取りのレスラーが結構いるんだよ。W-1、よく聞けよ。次の後楽園はその中から超貴重な元相撲取りレスラーを連れてくるからな」と予告した。

  • 試合後コメント
    • 高山善廣&NOSAWA論外withMAZADA
      MAZADA「いやーお疲れ様でした! 余裕ですね!」
      高山「そうだね」
      論外「所詮、言っても、相撲崩れでしょ? 辞めたやつだし」
      MAZADA「そういうことですね!」
      論外「相撲大好きで、今すっごい研究してるんすけど」
      高山「温存温存」
      論外「見ました? 今日のつっぱり。つっぱり相撲」
      MAZADA「なかなか見れないよね、初めて見ました」
      高山「メインイベンターは最後に。今日はフンドシしめてない俺がやるから」
      (浜と大鷲が乱入)
      大鷲「おいテメーら! 何がつっぱり相撲じゃ! 完全に相撲バカにしてんだろ! お前」
      論外「負け犬じゃなくて負け豚が吠えてるぞ!」
      大鷲「なんつった、今!」
      論外「負け豚、負け豚!」
      大鷲「負け豚じゃねーよ!」
      高山「白と、黒か」
      MAZADA「オセロだ、オセロ(笑)」
      大鷲「そんなことはどうでもいいんだよ、オイ! さっきもな、リングで言ってやったけど、次の後楽園、元力士レスラーもう一人投入してやっからよ!」
      論外「誰が来ても一緒だろ」
      浜「やってやるからな!」
      論外「お? 白が吠えた」
      MAZADA「なんかあったの?」
      論外「ブヒーブヒーって言ってるからこれ字幕入れてよ。ブヒーって。まあ行きますか」
      MAZADA「ちゃんこでも食いましょうか、ちゃんこでも」
      高山「ごっつぁんです」
      愚連隊「ごっつぁんで~す!」
      (※高山と愚連隊は控室へ)
      大鷲「今日はな、たまたま俺と浜ちゃん……付き合いは長いけど、初タッグで。それでちょっと調子が出なかっただけだよ」
      浜「ごめんなさい、すいません!」
      大鷲「これでよ、どんどんチームワークよくしてよ、あいつらの減らず口をふさいでやろうじゃねー、お前」
      浜「相撲の強さを、みせつけてやるからな!」
      大鷲「お前ら覚悟しとけ、オラ!」

▼第4試合 WRESTLE-1vsWNC タッグマッチ 30分1本勝負
船木誠勝/●稲葉大樹
12分5秒 ムササビプレス→片エビ固め 
○AKIRA(WNC)/黒潮“イケメン”二郎(WNC)

  • 試合詳細
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       船木誠勝は同期のAKIRAと久し振りに対戦。船木は稲葉大樹と、AKIRAは同じWNCの黒潮“イケメン”二郎と組み、W-1とWNCの対抗戦として行われる。

       手鏡を持参して入場した黒潮は自らのイケメンっぷりを見ながらうっとり。ジャケットを着たまま試合に挑む黒潮は、まず稲葉をショルダータックルでなぎ倒すが、稲葉もアームホイップで投げてからレッグドロップを投下。ロープに飛ばされた勢いで花道に出た黒潮は、走り込んできた稲葉にショルダーでぶつかっていくと、スワンダイブ式ハリケーンラナで投げていく。
       続いてAKIRAがリバースデスロックに捉えていくと、そこからトーホールドへ。どうにか脱出した稲葉が船木にタッチすると、同期対決が実現。蹴ってくる船木に組み付こうとするAKIRAだが、船木は懐に入れさせない。どうにか足にしがみついて倒したAKIRAだが、船木はマウントを取る。

       AKIRAがどうにか脱出すると、黒潮が1回転しながらリングイン。さらにヘッドスプリングを披露するが、船木は張り手を見舞って稲葉にタッチ。キャメルクラッチに捉えた稲葉は「W-1ナメんな!」と言いながらストンピング。続いて船木がミドルキックの連打からハーフダウンの黒潮の胸板に強烈なローキック。
       防戦一方の黒潮を逆エビ固めに捉えた稲葉だが、黒潮はロープに逃れる。すると走り込んできた稲葉にカウンターのぢろっぷきっく。タッチを受けたAKIRAもドロップキックからフライングラリアット。さらにビクトル投げからオールド・ボーイ(=上半身がアブドミナルストレッチの形になるAKIRA式STF)へ。

       どうにか脱出した稲葉はブレーンバスターを返すと船木にタッチ。ミドルキックの連打からバックドロップで投げた船木はチキンウイング・フェースロックへ。さらにハイブリッド・ブラスター(=リストクラッチ式変型ツームストンパイルドライバー)を狙ったが、うまく逃れたAKIRAは延髄斬りを返して黒潮にタッチ。
       ドロップキックから高さのあるライオンサルトを投下した黒潮だが、船木はフライングメイヤーから蹴り飛ばすと稲葉にタッチ。バックドロップからダイビング・ヘッドバットを投下した稲葉はフィッシャーマンバスター。

       カウント2で返した黒潮はブレーンバスターを狙った稲葉を首固めで丸め込むと、続けてスクールボーイからドロップキック。そこにAKIRAが入ってきてトレイン攻撃を決めると、AKIRAのボディスラムから黒潮のハリウッドスタープレス。カウント2で返した稲葉だが、AKIRAの延髄斬りから黒潮がトラースキック。
       さらにAKIRAがシャイニング延髄斬りを叩き込むが、船木がカットに入る。船木に向かっていく黒潮だが、船木は容赦なくハイブリッド・ブラスターで叩き付けて黒潮をKOする。だが、AKIRAも稲葉にロコモーション式ジャーマンから走り込んできた稲葉をさらにジャーマンで投げ捨ててからムササビプレスを投下して3カウント。

       最後は稲葉に託し、カットには入らなかった船木はAKIRAと睨み会うと、パチンと手を叩き合う。まるで「次は一騎打ちだ」と約束しているような光景だった。

  • 試合後コメント
    • 船木誠勝
      「全然、(AKIRAに)触れなかったですね。まぁ昔の話を思い起こせば、野上さんがデビューして、その半年後に自分がデビューして、最初はずっと自分が負けてたんですけど、途中で橋本真也の投げで野上さんが鎖骨骨折して長期欠場になって、その間に自分が試合に慣れてきて、野上さんがカムバックしてから自分がずっと勝ってました。またなんか、その続きかなっていう感じです。何年ぶりですかね? 27年ぶりぐらいになりますけどね、まだ続いてるなって感じしますね。やっぱりあの…そうですね。なんだかんだ言っても先輩なんで、やりづらい部分はありますけど、まあ来週、金曜日ですね。あと一週間ありますんで。今日はまったく何も出来なかったですけど、お互い探り探りで、なんとかします。必ず。ただちょっと今日は気分的に負けた感じしますけどね(苦笑)。負けたんですけども、全体的に負けた。試合の中身も、気迫で押されたなって気がしますね。なんとなく。捨て身で来てるなと思いますね」
      ――最後、何かメッセージを伝えていたように見えましたが。
      「1対1で、この2人(=稲葉と黒潮)はいらないと。自分たちの中には。あえてカットにも入らないし。二人を攻撃する必要もないし。だから今日、もう始まってます。逆に、他に2人いたってことが邪魔なぐらい。自分たちの間には。他の人はいらないという感じです。なんだかんだありましたけど、今あの世代で普通に試合できるのは自分と野上さんしかいないですよね? そういった意味では、自分が3歳若い分、必ず来週は倒します。全部倒す攻撃、決める攻撃、それでいきます」

▼第5試合 シングルマッチ 30分1本勝負
○征矢学
5分44秒 ショートレンジワイルドボンバー→体固め
●横山佳和(ZERO1)

  • 試合詳細
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       KAIへの辛らつコメントの中でZERO1に対して暴言を吐いた“マッチメーカー”征矢学。ZERO1の会場まで出向いて謝罪した征矢だったが、それでも許せないという横山佳和が殴り込んできて征矢と一騎打ちを行うことに。

       新木場のリング上で頭を下げた征矢の頭にペットボトルの水をかけた横山は、水の入ったペットボトルを持参。征矢はリングインするなりドロップキックで奇襲攻撃を仕掛けていくと、ロープ際で揉み合う。レフェリーがブレイクを命じるが、お互い逆水平チョップを打ち合う。
       そこから征矢が横山を場外に放り出すと、追いかけていった征矢は鉄柱や客席に横山を叩きつける。横山もイスを手にすると、征矢に振り下ろしていくが、怒った征矢は西側最後方まで連れていって壁に横山を叩き付ける。

       しかし横山も持参したペットボトルの水を征矢の頭からかけていくと、リングに戻って逆水平チョップ。征矢も逆水平チョップを打ち返していくと、さらにヘッドバットを連打。朦朧とする横山に串刺しラリアットを叩き込んだ征矢だが、横山も突進してくる征矢にカウンターのエルボーを叩き込むと、さらにカウンターのラリアットで吹っ飛ばす。
       征矢もラリアットの相打ちに持ち込むと、「くたばれ!」とラリアットでなぎ倒す。横山の髪の毛をつかんで引き起こした征矢はショートレンジのワイルドボンバーを叩き込んで3カウント。

       マイクを掴んだ征矢は「オイ、俺はW-1の所属じゃねぇけど言ってやるよ。マッチメーカーとしてお前みたいなレスラーはW-1のリングに上がらないでくれ! それとZERO1さんよ、ちゃんと社会の常識を勉強してこい。この腐れ団体めが!」と吐き捨てると、場外でグロッキー状態の横山の顔面にペットボトルの水をぶっかけていった。

  • 試合後コメント
    • 征矢学
      「たしかによ、リングに上ったのだけは褒めてやるよ。ただ、お前みたいな奴は、もうこのリングに上がらないでくれ。いいか? イチから練習生として、常識を勉強してこい! プロレスじゃなくて常識だ! いいか? 俺はな、やられたらやり返すぞ! やられたら、ワイルド倍返しだ、コラ! いいか? あと、ZERO1……いや、ZERO1じゃねーな。腐れ団体だな、ここまで来たらよ。腐れ団体、ふざけんじゃねーぞ、コラ」

  • 5.4TDCホール大会参戦決定選手発表!
    •  試合後、スクリーンでは5.4東京ドームシティホール大会への参戦選手として関本大介、藤波辰爾&LEONA親子、グレート・ムタが発表された。

▼第6試合 タッグマッチ 30分1本勝負
●田中稔/金本浩二(フリー)
11分36秒 バイパーストライク→体固め
○HUB(フリー)/タイガースマスク(大阪プロレス)

  • 試合詳細
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       昨年11月の後楽園大会でHUBに敗れている田中稔に、ようやくリベンジする機会が訪れた。稔は金本浩二とのジュニア☆スターズでHUB&タイガースマスクと対戦する。

       因縁の稔vs.HUBから試合開始。いきなりHUBが尻尾攻撃を見舞っていくが、うまくかわした稔。続いて金本とタイガースがリングイン。グラウンドに持ち込んだ金本だが、腕を取っていったタイガースは、金本をコーナーに追い詰めてハイキック。しかし金本もカウンターのソバットを返すとアンクルホールドへ。
       稔もカットに入ろうとしたHUBをヒザ十字固めに捉えるが、タイガースがどうにかロープに脱出。ジュニスタは2人がかりでタイガースを攻撃していく。そこから金本が「来いや」と挑発すると、タイガースはエルボーで向かっていく。

       そこから張り手合戦になるが、打ち勝ったのは金本。タイガースもブレーンバスターを狙った金本を逆に投げていくと、HUBにタッチ。ブラックマジック(=SWのフェイントをしてからのバックキック)を見舞ったHUBだが、金本もローキック、ソバット、ヒザ蹴りと返すと顔面ウォッシュをお見舞い。
       続いて稔がドロップキックを叩き込むと、タイガースが飛び込んでくるが、稔はタイガースにもドロップキック。HUBの串刺しニーにタイガースもエプロンから延髄斬りを合わせて形勢逆転すると、ジュニスタを2人重ねたところにHUBがダイビング・セントーンを投下。

       しかし稔はHUBの尻尾攻撃をかわしてドロップキック。そこに金本が入って来てジュニスタが蹴りの連続攻撃。HUBをコーナーに乗せた稔は雪崩式フィッシャーマンバスターで叩き付けるがカウントは2。ロー、ソバットと叩き込んだ稔はロープに飛ぶがタイガースが飛び込んできてカニ挟み。
       背後からHUBがニーを叩き込むと、さらにタイガースの攻撃をかわした稔に尻尾を腕に巻き付けてのラリアット。稔は何とか反撃カウンターの尻尾攻撃。蛇苦波布(=ジャックハマー)を何とかカウント2で返した稔だが、肩車していったHUBはバイパーストライク(=エレクトリックチェア式フェースバスター)で叩き付けて3カウント。

       完膚無きまでに稔を返り討ちにしたHUBは「田中稔、オイ。俺に借りを返すんじゃなかったのか? 11月にシングルで俺が勝って、今日もタッグマッチでお前から取った。俺はW-1で次の獲物を探させてもらうぞ。今日でお前との抗争はお終いだ」と通告。
       「待ってくれ。確かによ、俺は言い訳もできねぇ。完璧に負けた。俺は上からもの言うつもりはねぇよ。ただもう1回、もう1回やらせてくれ。今度は俺が挑戦する立場だ」と再戦を懇願。するとリングに戻ったHUBは「オイ、ジュニア☆スターズ、上からもの言ってんじゃねぇ。ようやく俺らの気持ちが分かったか。俺たちは並大抵の気持ちで上がってんじぇねぇ。お願いします? 上等だ! でも俺は忙しいんだ。5月4日なら俺、空いてんだよ! 田中稔! 5月4日、東京ドームシティホールで今度は胸返してやっから覚悟しておけ!」とビッグマッチでの再戦ならという条件付きで承諾した。

  • 試合後コメント
    • HUB&タイガースマスク
      HUB「タイガース、勝ったぞ!」
      タイガース「見たか、コラ。オイ!」
      HUB「タイガース、勝ったぞ、オイ!」
      タイガース「誰がどう見てもスリーだろ! あんなもんか、オイ。ジュニスタってのはよ? おい、プロレスによ、メジャーもローカルも関係ねーよ! 見ただろ? 分かっただろ? スリーだよ。ガッチリ、スリーだろ、オイ! お前が挑戦してこい!」
      HUB「俺らがな、どんな気持ちでよ、大阪から乗り込んで来たと思ってんじゃ? オイ、大阪なめんなよ、テメー、オイ。ジュニスタ? ジュニア☆スターズか。ジュニア☆スターズから勝ったんだったらな。俺達の方がスター選手だろ、なぁタイガース!」
      タイガース「そうですよ! お前ら誰が見てんのかしらねーけどな、オイ。ジュニスタよりカッコイイチーム名考えとけ! 考えとけ! チヤホヤしてみろ、オラ!」
      HUB「タッグでなぁ、田中稔から勝ったってなぁ、なんの自慢にもなりゃしねぇ。老いたジュニア☆スターズ、テメーらに勝った所でな、なんの自慢にもなんねーんだよ、オイ。俺らのほうが現役バリバリだ。ボケ。オイ、5月4日、テメー、今度はおめーが挑戦してくる立場だ。ザマーミロ。俺らの気持ちちょっとは分かるか? 分かんねーだろうな、オイ! 5月4日、お前にあの東京ドームシティホールで、お前終わらしてやるからな。覚悟しとけ。なぁタイガース!」
      タイガース「俺も呼ぶんだろうな? 俺もよ、空いてるよ!」

▼第7試合 WRESTLE-1vsKAIENTAI DOJO タッグマッチ 30分1本勝負
○中之上靖文/吉岡世起
11分14秒 横入り式エビ固め
火野裕士(K-DOJO)/●HIROKI(フリー)

  • 試合詳細
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       4.13K-DOJO後楽園ホール大会でカズ・ハヤシ&近藤修司を下してSTRONGEST-K TAG王座を防衛した火野裕士&HIROKIに中之上靖文&吉岡世起が挑む。

       W-1組が奇襲攻撃を仕掛けていって試合開始。しかし火野の逆水平チョップに中之上は動きが止まってしまう。それでも火野の串刺し攻撃を蹴りで迎撃してミサイルキックを返した中之上はチョップを連打。突進してきた中之上をヒザで迎撃した火野はHIROKIにタッチ。
       HIROKIは中之上を場外に追いやって火野に預けると、吉岡に襲いかかっていき場外でブレーンバスター。火野も場外で中之上に逆水平チョップを叩き込んでいく。リングに戻ったHIROKIが火野にタッチすると、火野は吉岡に向かって中指を立てながら中之上にスリーパー。

       その状態から中之上の胸板にチョップを振り下ろしていった火野は、ブロックバスターで投げ捨てると、大きく振りかぶってチョップを打ち下ろす。続いてHIROKIがモンゴリアンチョップ。だが、中之上も追走式エルボーからランニングネックブリーカーを返して吉岡にタッチ。
       ジャンピング・フロントキックからシャイイング延髄斬りを叩き込んだ《記:注意》吉岡だが、背後から火野がチョップ。さらにロープに押し付けたり、チョークで首を絞めていった火野はボディスラムの体勢から放り投げる。HIROKIはレフェリーのブラインドを巧みに突いて急所蹴り。

       さらに火野との連係攻撃から火野がセントーンを投下。吉岡のエルボーを手を後に回して受け止めた火野は強烈な逆水平チョップを叩き込むは、ロープに飛んだ吉岡はトルベジーノを返していって中之上にタッチ。逆水平チョップを暗いながらも耐えた中之上はランニングエルボーでなぎ倒すと、ダブルアーム・スープレックスの体勢に。
       しかしリバースで切り返した火野。そこにHIROKIが入ってきてトラースキックを叩き込むと、火野がバックフリップで叩き付ける。だが、吉岡が入ってきて蹴りで中之上を救出。その吉岡を火野がエクスプロイダーで投げてから中之上にラリアット。さらに火野とHIROKIは同時にコーナーに昇ると、ファッキンボディプレス(=フロッグスプラッシュ)を同時投下。

       HIROKIの串刺し攻撃をどうにかかわした中之上だが、待っていた火野がラリアット。さらにHIROKIがトラースキックからトランスレイブを狙ったが、かわした中之上はスクールボーイで丸め込んで3カウント。
       何と246が敗れた矢野&HIROKIから勝利を奪った中之上&吉岡。HIROKIが吉岡に握手を求めていくが、中之上が火野を突き飛ばすと、HIROKIも吉岡にガットショット。さらに火野はショートレンジラリアットで吉岡を吹っ飛ばすと、中之上にはショートレンジラリアットからのFuck'n Bomb(=投げ捨てパワーボム)!

       中之上を助けようとした吉岡もFuck'n Bombで火野が叩き付けると、HIROKIがカウント3を叩いていき、溜飲を下げた火野は「帰るわ」と言うと、中指を立てながら引き上げていった。

  • 試合後コメント
    • 火野裕士&HIROKI
      火野「ちょっと一瞬負けたかなぁと思ったけど、最終的には勝った。ドラマがあっていいんじゃない? 負けたと思ったら最終的には勝つんや、俺達が。相変わらずあいつらは強くないね。強くないわ、弱すぎる。中之君ともう一人、名前が出てこーへんから分からへんけど、あいつもなんやの? 下手したら中之君より弱いんちゃうか? そんなんプロレスラーとして、プロレスラーの練習しているプロレスラーで中之君が一番弱いと思ってたけど、それ以下がいたとはね。ビックリしたわ。ビックリした。チョット残念やね。同じプロレスラーとして残念やね」
      ――ベルトかかってなかったとはいえ、負け……
      火野「いや負けてへんから。何言うてはるんや?」
      HIROKI「最後、大の字になってワン、ツー、スリーでしょ?」
      火野「負けてない」
      ――公式記録上は多分……
      火野「公式記録上か何か分からないですけど、負けてないですよ」
      ――これでおしまいという形でしょうか?
      火野「勝ってますからね。向こうが挑戦してくるというなら受けますけど。向こう次第じゃないですかね?」
      HIROKI「俺と火野を立てなくなるまで倒してこいと」
      火野「そうですよ」

▼第8試合 6人タッグマッチ 30分1本勝負
○河野真幸/KAZMA SAKAMOTO(フリー)/崔領二(ZERO1)
13分40秒 ランニングニー→片エビ固め
カズ・ハヤシ/●近藤修司/KAI

  • 試合詳細
    • 140417_W1-10.jpg

       オープニングで和解したTEAM246とKAIがタッグを組んで、DESPERADOと激突する6人タッグマッチ。「DESPERADOのエースはお前しかいない!」とKAIに向かって言い放った河野だったが……

       「お前はこっちだろ? コイツらは役立たないよ」とKAIに向かって言う河野だが、KAIとの殴り合いになって試合開始。KAIが河野tp場外戦をしている間に、リング上では246でKAZMAを攻撃。しかし近藤が場外のKAIを気にかけているところにKAZMAが地獄突き。
       続いて河野がスリーパーで絞め上げる。KAIが救出に入るが、DESPERADOはKAIを場外に追いやり、崔が近藤に逆エビ固め。だが、KAIが戻ってきてカット。近藤もKAZMAにエルボーで反撃すると、KAZMAの両足をロープに乗せて、上からストンピング。

       タッチを受けたカズが串刺しソバットからライオンサルトを投下するが、KAZMAはタイツを掴んで場外に追いやると、場外で逆水平チョップ。リングに戻ったカズは反撃しようとするが、KAZMAは蹴り足をキャッチしてパントキック(=下から顔面を蹴り上げる)。続いて崔がリフトアップスラムからブレーンバスター。
       河野の高さのあるバックドロップを何とかカウント2で返したカズは、飛び付き式のリバースDDTで叩き付けると、ようやくKAIにタッチ。串刺しフロントキック2連発からブレーンバスターで投げたKAIだが、崔が入ってきて串刺し攻撃。これを延髄斬りで迎撃したKAIはKAZMAにも延髄斬り。

       そして河野をスワンダイブ式ミサイルキックで吹っ飛ばすと、LAT(=変形みちドラII)を狙ったが、河野はニーリフト。ロープに飛び乗っての三角蹴りもかわした河野だが、KAIはカウンターのトラースキックを叩き込んで近藤にタッチ。246でバックフリップとネックブリーカーの合体技を決めると、近藤は低空DDT。
       しかし崔が入ってきてDESPERADOはトレイン攻撃。これをかわした近藤だが、崔が山折りを決めると、KAZMAと崔がカズも蹴散らす。そこにKAIが飛び込んでくるが、崔が場外に追いやる。その間に河野が近藤にジャンピングニーからチョークスラム。

       カウント2で返した近藤だが、河野が串刺しニーを叩き込むと、崔とKAZMAもトレイン攻撃。そこから河野がネックハンギングボムで叩き付けるがカウント2でカズがカット。河野はジャイアント・ニードロップを投下するが、近藤がかわして自爆させると、カズとKAIが崔とKAZMAに同時トペを発射。
       その間に近藤が河野にランサルセからショートレンジラリアット。さらにカズがハンドスプリング・レッグラリアットを決めると、KAIがロープに飛び乗っての三角蹴り。ロープに飛んだ近藤だが、場外からKAZMAがイスで殴打すると、河野がビッグブーツからランニングニー。

       そこにKAIが入ってきてトラースキックを放っていくが、河野がかわして近藤に誤爆。崔がKAIを場外に連れ出すと、すかさず河野は近藤にランニングニーを叩き込んで3カウント。
       試合後、カズがKAIに詰め寄っていくが、すぐに近藤を肩に担いでKAIを置いて退場。すると河野がKAIにDESPERADOのTシャツを渡して引き上げる。そこにマッチメーカーが入ってきて、KAIに向かって「俺はマッチメーカーで嫌われようが、文句を言われようが、お前の要望通り、両国、後楽園、全部メインでカードを組んでやった! なのになんで結果を出さない! オイ、いいか? お前が俺のマッチメークに必要ないんだよ。俺はもう限界なんだ。お前は俺のマッチメークにいらない。そしてW-1としてお前はいらない存在なんだ!」と言い放つ。

       征矢に殴りかかっていったKAIだが、セコンド陣が慌てて両者を引き離す。「結果を出せ!」と言いながらKAIに殴りかかる征矢だが、船木が入ってきてKAIから引き離しながら「落ち着け!」と一喝。するとKAIは「俺こそ我慢の限界だよ! 俺とシングルマッチやるか? 負けたらその胡散臭いマッチメーカーやめちまえ! 俺とのシングルマッチ決定!」と言い放つ。憮然とした表情の征矢は乱れたネクタイを直しながら引き上げていった。

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  • 試合後コメント
    • カズ・ハヤシ&近藤修司
      カズ「作り上げたチームじゃない。息が合わねーんだ! しょうがねーだろ?」
      近藤「何食らいましたかね、今?」
      カズ「KAIのスーパーキック」
      近藤「それで頭痛いんすかね?」
      カズ「ファ●ク!」
      ――結果的にKAIの誤爆からでしたが。
      近藤「マジか? 考えらんねーな。まぁちょっと、よく覚えてないんで。また早とちりはよくないんで、あれですけど、もしそうだとしたら、俺、アイツ許さねーぞ。絶対わざとだろう。アイツは絶対確信犯だぞ」
      カズ「俺は見てた。すべて見てた。チームがどうとか、W−1とかどうでもいい。レスラーとして、合わないんだよ。息が合わないんだよ。しょうがない、もう……しょうがない」

      KAI
      「なんだ、アイツは! もううんざりだ! こっちこそうんざりだよ! アイツこそW−1に必要ない。必要ないだろ? 何がやりたいんだって。お前、なんのためにプロレスやってんだって。くだらんマッチメーカー、やるためじゃねーだろ!? お客さんが見に来て、それ喜んでくれるからプロレスやってんだろ!? ふざけんじゃねーよ。シングルマッチやるって言ったな? 逃げんじゃねーぞ。シングルマッチやってな、俺に負けたら、その胡散臭いマッチメーカーやめろ! これ決定だよ。アイツがいつも言ってるかもしれないけど、俺が決定する。逃げんじゃねーぞ」

▼第9試合 TNA Xディビジョン選手権試合 60分1本勝負
[王 者]○真田聖也
18分0秒 ラウンディングボディプレス→体固め
[挑戦者]●クリストファー・ダニエルズ(TNA)
※王者・真田が3度目の防衛に成功

  • 試合詳細
    • 140417_W1-12.jpg

       メインでは真田聖也の持つTNA Xディビジョン王座に、“TNAからの刺客”として元Xディビジョン王者のクリストファー・ダニエルズが挑戦。

       至近距離での睨み合いからゴングが鳴ると、ロックアップから真田がコーナーに押し込む。「クリーンブレイク!」と執拗にアピールするダニエルズが腕を取っていくが、真田はトリッキーな動きで翻弄してから腕を取り返す。さらにヘッドシザースで捕まえた真田だが、オモプラッタで切り返したダニエルズ。
       さらにニーリフト、ヘッドバットを見舞ったダニエルズは突進してきた真田を場外に放り出してトペを狙う。素早くリングに戻った真田はアームドラッグで投げていくが、ダニエルズもアームドラッグで投げ返す。

       アームドラッグの応酬からダニエルズがスカしてみせたが、真田はドロップキックで場外に追いやると、一度エプロンに着地するフェイントからトペ・コンヒーロを発射。ダニエルズをリングに戻した真田はスリーパー。そこからコーナーに叩き付け、馬乗りナックルを見舞った真田だが、ダニエルズもチョップとパンチで反撃。
       エルボー合戦いなると、真田がカウンターのローリングエルボーでなぎ倒す。その場飛びムーンサルトをダニエルズがかわすと、真田は着地して後頭部に低空ドロップキック。エプロンに出たダニエルズをロープ越しに捕まえた真田はブレーンバスターを狙うが、ダニエルズはサミングからスリングショットで飛び付いて丸め込む。

       さらに低空延髄斬りからスライディング・ラリアットを後頭部に叩き込んだダニエルズは、真田の右手首を掴んで起き上がりこぼしラリアット。そこからエルボーやネックブリーカーで真田の首を集中攻撃していったダニエルズは、エプロンに出てスワンダイブを狙った真田を場外に突き落とすと、ハリウッドスタープレス式のケブラーダを発射。
       場外カウント14でリングに戻った真田をコンプリート・ショットで叩き付けたダニエルズ。10分が経過し、アームドラッグで投げてから変型のストラングルホールドβ+フェースロックの複合技に捉えていく。どうにかロープに逃れた真田をバックドロップで投げたダニエルズ。

       エンジェルズ・ウイングス(=旋回式ダブルアーム・フェースバスター)をリバースで切り返した真田はエルボーから延髄斬り。さらにフランケンシュタイナーで投げると、エプロンに出てスワンダイブ式ミサイルキック。RKOでカウント2まで追い込んだ真田は、ジャーマンからそのまま起き上がってドラゴンスープレックスを狙ったが、ダニエルズはSTOのような体勢で叩き付ける。
       真田をコーナーに座らせたダニエルズだが、ナックルを打ち下ろして吐き離した真田はダイビング・クロスボディー。さらにドラゴンスリーパーに捉えた真田だが、下けら蹴り上げたダニエルズは逆にドラゴンスリーパーに捉えると、そこからネックスクリュー。

       15分が経過し、ワンツーエルボーで反撃に出た真田だが、RKOを防御したダニエルズはライオンサルト。これを剣山で迎撃した真田はタイガースープレックス。カウント2で返したダニエルズに対し、真田は串刺し攻撃を狙ったが、防御したダニエルズはコーナーへ。だが、真田はロープを揺らして動きを止めると追いかける。逆に雪崩式エンジェルズ・ウイングスを狙ったダニエルズをリバースで投げた真田はムーンサルトプレス。
       かわしたダニエルズは着地した真田をエンジェルズ・ウイングスで叩き付けるがカウントは2。体落としからBME(ベスト・ムーンサルト・エバー)を狙ったダニエルズだが、剣山で迎撃した真田はハワイアンスマッシャーからラウンディングボディプレスを投下して3カウント。

       苦しい闘いを制し、TNAからの刺客を返り討ちにした真田は「後楽園ホールの皆さん、今日で三度目の防衛をしました。俺の夢はひとつです。プロレス界で誰もやっていないことをやって革命を起こしたいです! 今日は楽しかったですか? 楽しかったですか? 楽しかったですか? I'm Happy!」で締めくくった。

  • 試合後コメント
    • 真田聖也
      「また今日、違った意味で、こっち来て…日本で…自分のホームタウンで、日本の選手と初防衛(をや)って、めちゃくちゃ苦戦しました。なんか、こないだオースチン・エイリースとやってベルト獲った時は何かんか後押しがあったんですけど、今回守らなきゃいけないということで、変なプレッシャーがまたかかってね。このプレッシャーも成長の一歩かなと。世界のベルトなんで。誰もやってないことなんで。俺はそれやって、トップになりたいと思います」
      ――ひとまずこれですぐTNAに戻られると?
      「また明日からすぐ帰るんですけど、実は今日3度目の防衛で。1回、オースチン・エイリースとやっててですね、防衛してきました。5日ぐらい前。それで結構、いい励みになったんですけどね。でもやっぱなんか、東京でやるっていうのも好きなんですけど、怖いですね。やっぱりね、お客さんが全然違うんで。でも最終的なものは一緒なんですよね。まあ、革命起こすにはこのベルト長く持ってないといけないので。防衛し続けます」
      ――JCB(※注:TDCホール)もありますが。
      「JCBはたぶん出れないです。まだ分からないですね。出れない確率のほうが高いですけど、もしかしたらあるかもしれないです」
      ――しばらくは向こうに?
      「いや、まったく分からないですね。日程が合えば帰ってきたいですし。やっぱり日本人なんで、日本で試合したいというのがあるんで。でもやっぱり自分の夢追いかけるには向こうに行かなきゃいけないので。苦しいほうを選びました」
      ――二重生活の手応えは感じてますか? 不安の方が大きいですか?
      「いや、もう不便しかないですね。海外なんてもう住む場所、車がないって……車がない=シューズがないのと一緒ですからね。ってぐらい車がすごい必要なんですよ」

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