■古畑ちんしゃぶ郎（UWF／早稲田2年）

――まず古畑ちんしゃぶ郎から見たUWFはどのような団体ですか？

「結構選手的な同業者というかやってる側から見ると、UWFは他と比べて一年生とか見てもちゃんと基礎練習から入門当時からやっていて、結構デビューも他の団体と比べて遅いんです。というのも基礎練習、受け身であったり技の基礎であったり、そういうのを基礎の基礎から丁寧にやるんで、そういう部分で他と比較するのはあれなんですけど、基礎ができててやりにくい選手が居な居です。ちんことみつき選手みたいな基礎があって身体を活かした技だったり殴ったりとか、あんまり飛ぶ選手はいないですけどビシバシＭ太郎選手みたいな軽いトリッキーな動きもあれも基礎の動きがあってああいうパフォーマンスが出来ると思っているんで、そういう部分では結構やりやすい、あんまりやりにくいというかあれがないというか。大雑把に言うと基礎が出来てる団体という、他と比べると。あとはいい意味で上下関係がしっかりしています。雰囲気的にはちゃんと、プロレスサークルらしいサークルかなと思いますね」

――どういう経緯で学生プロレスに

「僕浪人してて、高校時代にプロレス好きな友だちがあんまりいなくて、プロレス好きな人ってマイナーじゃないですか？ただ1人だけいて、その子とめっちゃ話があって、大学に行ったら学生プロレスってあるらしいよって聞いて、どこがあるのかなと思っていたら一橋大学の学生プロレスが、学生プロレスって検索したら一番上にHWWAが出てきて『一橋大学にあるんだ！』と思って一橋大学行こうと思って結構勉強して、そしたら落ちてしまって......まあ浪人した時に色々考えて、そしたらなんかUWFとかSWSとか色々団体があるんだなと判って、昔UWFも東大の人がいるみたいな感じで行きたいなと思って東大目指してまた落ちて早稲田に来たら、その時丁度一年生で入門した時にUWF代表のきしだくん選手が居たのですぐに入門して、直属の先輩がいたんで安心できるとこだなと思って。一番大きかったのが浪人してなかったらやってなかったと思います。浪人してる時はガチで勉強してたんで、ほんとになんかプロレスからずっと離れてたんですよ。それがあって大学に入ってそのやりたい熱が爆発したような感じで。それがやっぱ動機というかモチベーションになってやったというのは大きいなと思いますね」

――現在ヒールユニットで活動されていると思いますが

「ギャル男コレクションAGとヒールユニットJRAとして活動しています。UWFのヒールユニットと言ったらJRA。そこまで別に悪者悪者した感じではないですけどね」

――ヒールユニットでトップを目指していくというような思いでしょうか

「そんな感じです。ヒールユニットでも自分の目指しているヒール象がありまして、ありきたりなスパン軍とかバッドハーミーズとか悪者悪者してるヒールって他の団体にもあるんですよ。違いを出したいなという感じで、自分が好きなプロレスラーがプロレスリング・ノアのKENTA選手。そのKENTA選手がヒールユニットNO MERCYというのを組んだんですけど、その活動を見て、すごいファンの方から支持されるヒールというか、観客を味方につけるというか、なんか俗にいうカリスマヒールのような、昔で言うと蝶野さんとかもウケてたじゃないですか？そういう感じのヒールっていうのも学プロ界で開拓したら面白いんじゃないかなと思って。それでやっていこうという感じでギャル男コレクションAGさんと立ち上げました。他の団体のヒールとは一線を介してやっていこうと」

――外から見ていると現在学プロは本格志向なプロレスを目指しているような感じがするのですが、先輩たちのようないい意味での悪ふざけ的な試合がやりづらくなっているのでしょうか？

「そうですね、ちょっと自分は結構そういうふうに感じることはあるんですけど、なのであんまりおふざけプロレスを体現というか、受け継いでるというのは薄くなっているなと自分は感じますけど、そこは自分たちがちゃんと受け継いでいかなきゃなという風に考えてはいますね」

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■ちんことみつき（UWF／駒澤2年）

――まずはファイトスタイルなどの説明を

「身体が学生プロレスラーの中では大きい方なので、ガチガチのパワーファイターでやってますね。ファイトスタイルもパワー重視で、打撃をしっかりと毎試合毎試合しっかり打とうと思って、今使っているのがチョップで、チョップをいかに音を鳴らして重さをお客さんに伝えるかというのを重視してやっています。見た目がモヒカンの世紀末。北斗の拳の雑魚キャラみたいな見た目ですけど、実力はラオウぐらいあるつもりでやってるんでそんな感じです」

――後楽園に向けて新コスチュームなどは？

「入場でちょっと好きなジャギさんみたいな肩アーマーをつけようかなと」

――ちんことみつき選手から見たUWFとはどんな団体でしょう？

「何より入ってみて、色んな団体練習とか行ってみて、気づいたことは基礎的な事がしっかりしてるなと思いましたね。例えば第1試合でしたら大技に頼らないでお客さんを沸かせるとか、自分も重視してるんですけど打撃を激しく撃ちあう点は他の団体と違うなと。あとはどっちかというと部活っぽいなと。インカレサークルというくくりではあるんですけど、自分が中高とやっていた部活と雰囲気は似てるかなという感じですね」

――なぜ学生プロレスの道へ？

「元々プロレスが好きっていうのはあったんですけど、中高と柔道と相撲をやっていて、格闘技が好きで一回総合とかそっちをやってみようかなと思ったんですけど、大学受かってどんな事あるんだろうと調べている時に、UWFのサイトを見つけまして、学生プロレスあるんだと思って。大学でも総合格闘技や柔道続けようかなとか担任の先生にも続けたほうがいいと言われてたんですけど、まあ正直6年間やっててそろそろ違うことやりたいなと思っていて、学生プロレスのサイト発見したということと、丁度その時に自分はとてもＷＷＥにはまってまして、こんなに規模は違えど学園祭やお祭りで周りの人をこれだけ盛り上げられるようなことができたら楽しいだろうなと思って」

――初めてプロレスに触れたのは

「初めて見たのはNOHAで、それが中二とかそのぐらいの時に地元の栃木の放送局で日テレでやっていたNOAHを19時半のゴールデンにやりはじめたんで、それで見て、その時にそれまで家族も見ていなくて全然知らなかったプロレスを知って、三沢さんの試合を見てとても感動しました」

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■オナホ・ハズシタ（NUWA／日大1年）

――まずはオナホ・ハズシタ選手とはどのような選手なのでしょう？

「NUWAに所属していてそこの１年生です。スタイルはパワーファイトで、力で押していくような感じでやっています」

――オナホ・ハズシタ選手から見たNUWAとはどんな団体でしょう？

「笑いあり、バチバチの試合あり、楽しく、その中でも真剣さを求めていくような団体ですね」

――パワーファイトということでしたが得意技は？

「レインメーカーや東京ピンプスという技を得意としてます」

――得意技から推測するに新日本プロレスのファンでしょうか？

「新日本と大日本ですね」

――初めて見た団体は？

「新日本プロレスですね。プロレスは見たことなかったんですけど、夜にやっていた中邑対後藤の試合を見て凄いなと思って始めました」

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学生プロレスサミット2013実行委員会
学生プロレスサミット2013
日時：2月28日（木） 開始：19:30
会場：後楽園ホール

▼新人タッグマッチ 20分1本勝負
オナホ・ハズシタ（NUWA／日大1年）／ハス向井理（UWF／明治1年）
vs.
アレクサインダー大塚（SWS／帝京1年）／ショーモナイケルズ（SWS／帝京1年）

▼真性キ○ガイvsリアルゲイ 20分1本勝負
潮噴亭鶴瓶（SWS／帝京4年）／ビシバシM太郎（UWF／武蔵4年）
vs.
NONKE論外（NUWA／日大2年）／ダイヤモンド☆フユカイ（SWS／帝京2年）

▼学プロ全国横断マッチ 30分1本勝負
七転抜刀斎（RWF／立命館3度目の4年）／シコラス精子（RWF／立命館4年）／トリプルうんち（DWA／同志社4年）
vs.
タイガーベッドシーン（SWS／帝京3年）／喰霊斗たむ（KWF／九州産業大2年）／赤井そら（KWF／九州産業大2年）

▼SWS世界Jr.ヘビー級選手権試合 60分1本勝負
［王　者］クリトリーストウッド（SWS／工学院3年）
vs.
［挑戦者］古畑ちんしゃぶ郎（UWF／早稲田2年）

▼スペシャルタッグ3wayマッチ 45分1本勝負
マラデカイ（SWS／首都大学東京4年）／シコッテー２ホッテー（SWS／帝京4年）
ギャル男コレクションAG（UWF／和泉短大3年）／NYURIN-PARK（SWS／帝京4年）
vs.
フェチロー（NUWA／日大4年）／スパンキングストン（NUWA／日大2年）

▼なるか！？世代交代！魂の伝承マッチ
児ーポ監督（SWS／帝京4年）／きしだくん（UWF／早稲田4年）
vs.
ハミチツ二郎（SWS／拓殖3年）／ちんことみつき（UWF／駒澤2年）

▼史上初！関東vs関西！学プロ頂上決戦！
潮吹豪（UWF／慶應4年）
vs.
挿入アスカ乱プレー（RWF／立命館4年）