復活した聖地

　１１日に起こった東日本大地震の影響で、プロレスや格闘技の興行が次々に中止・延期になっていったが、２１日の春分の日から"聖地"後楽園ホールでの興行が再開。再開第１弾は昼の１２時開始のアイスリボンだった。
　筆者が後楽園ホールに行くのは３・６全日本プロレス以来だったので、約２週間ぶり。ずいぶんと間が空いたというほどではないが、ＴＯＫＹＯ　ＤＯＭＥ　ＣＩＴＹ内に入ると、黄色いビルのデニーズの隣、以前はゲームセンターだった場所にコンビニのローソン、その隣には郵便局がオープンしていてビックリ！

　奇しくもこの２週間の間に結構"変わった"部分があることを、いきなり見せつけられた気がした。青いビルに入ると、三基あるエレベーターのうち１基は節電のため運行停止。そして、いざホールの中に入ってみると、リング上を照らす照明はまだついていないし、スクリーンもしまわれていたので館内は薄暗い感じ。

　とはいえ、新木場１ｓｔＲＩＮＧあたりと比べれば十分明るい。「損傷した」と報じられた天井に関しても聞いたところによると、天井から吊り下げられた照明がガンガン揺れたためワイヤーが天井を擦ったとのことだが、見た目的には問題はなさそうでひと安心。

　そして試合が始まると客席を照らす照明は消され、天井の照明でリング上が照らされた。どうやら今までのように照明全部を点灯しているわけではなく、若干少なめらしいのだが、ホールの照明は最近ＬＥＤ照明に交換されたこともあり、リングの試合を見る上で「暗いな」と思うようなことはなかった。

［2011年03月23日］