イッテンヨンまで待ったなし!中邑&オカダvs棚橋&内藤のW前哨戦タッグマッチは壮絶30分ドロー!

13122_NJPW-3.jpg新日本プロレス
Road to TOKYO DOME
日時:12月23日(月・祝)開始:18:30
会場:東京・後楽園ホール
観衆:2015人(超満員札止め)

 12月23日(月・祝)に東京・後楽園ホールで行われた新日本プロレス『Road to TOKYO DOME』。メインでは2014年1月4日の東京ドーム大会でダブルメインに出場する中邑真輔と棚橋弘至、オカダ・カズチカと内藤哲也がそれぞれ王者コンビと挑戦者コンビでタッグを組み、タッグマッチで前哨戦を行った。

 先発は棚橋と中邑。中邑がヘッドロックで捉えるが、棚橋がアームホイップで投げ捨て、グラウンドで中邑が足を絡めていこうとするが、棚橋が距離を取るとお互いに決めポーズ。中邑が握手を求めるも棚橋はそれに応じず。手首の取り合いから中邑がフロントネックで捉えオカダにタッチ。
 オカダは棚橋を倒すとフェイスロック。そして棚橋をコーナーに振るが棚橋はバックエルボーで迎撃し振り向きざまにボディプレス。そのまま腕を取っていくがオカダはすぐに立ち上がり、棚橋は内藤にタッチ。

 内藤はバックを取っていくが、すぐにオカダがバックを取り返し、ロープに押しこむも余裕のクリーンブレイク。だが、内藤がすぐに殴りかかり会場はブーイングに包まれる。ハイスピードなロープワークの攻防から内藤がウラカンホイップでオカダを場外に落とす。しばらく場外を歩きリングに戻ってきたオカダは、内藤の腕を極め自軍コーナーに連れて行くと中邑にタッチ。
 中邑は内藤のボディに膝を叩きこみロープに飛ぶが、内藤はドロップキックで迎撃しコーナーに上る。だがそこへ中邑が下から蹴り上げていって叩き落とすと、オカダとともにダブルのビッグブーツ。

 さらにオカダがボディスラム。中邑がエルボードロップを投下しフォールも2。中邑が内藤を場外に落として鉄柵に叩きつけると、オカダも棚橋を鉄柵に叩きつけてからビッグブーツで鉄柵の外まで吹っ飛ばす。中邑は内藤をリングに戻すとオカダにタッチ。
 オカダは内藤をコーナーに叩きつけストンピング。内藤はオカダの顔面にエルボーを連打するが、スナップメイヤーで内藤を倒したオカダはベースボール・スライド。そして踏みつけフォールをしながらレインメーカーポーズ。しかし、レフェリーはカバーと認めない。

 中邑とオカダはダブルのショルダータックルで内藤を倒し、中邑がフォールも2。中邑はスリーパーで捕らえるも内藤はロープにしがみつく。内藤はエルボーを中邑に連打するが、中邑は膝を連打しビッグブーツでコーナーにふっ飛ばすと、逆コーナに内藤を振る。中邑の串刺し攻撃を避けた内藤がネックブリーカードロップで叩きつけ棚橋にタッチ。
 棚橋は中邑にドロップキックを叩き込み、オカダにもドロップキックを叩き込んで場外に落とすと、走りこんできた中邑に太陽ブロー。棚橋はボディスラムで中邑をセットするとダイビングセントーンを投下しフォールも2。

 棚橋は走りこんできた中邑にカウンターの低空ドロップキックからテキサスクローバーを狙うが中邑はすぐにロープを掴む。棚橋はロープに飛ぼうとするが、中邑が膝を叩き込んで止めると、二段式のハイキックで棚橋を倒してオカダにタッチ。
 オカダはエルボー連打からコーナーに走らせると串刺しバックエルボーからロープに投げてのフラップジャック。棚橋はエルボーで連打を返すが、オカダはエルボースマッシュでカチ上げていく。棚橋のキックをキャッチしたオカダはビッグブーツ。

 さらに控えの内藤にビッグブーツを見舞ってから、棚橋にダイビングエルボードロップを投下してレインメーカーポーズ。そこへ内藤が背後からミサイルキックを叩き込み、レインメーカーを妨害すると、これには場内大ブーイング。棚橋はオカダにドロップキックを叩き込み内藤にタッチ。
 内藤はオカダをアームホイップで投げてから、さっきのお返しとばかりに顔面にドロップキック。さらにランニングサンセットフリップ。内藤がボディスラムを狙ったところをうまく逃れたオカダだが、内藤は足絡み式の羽折り固めで捉える。

 オカダがロープに逃れると内藤は串刺しキックを狙うが、その内藤を担いでキャッチしたオカダがリングに叩きつけてからレッドインク。動けない内藤だったが棚橋が中邑を振り切りなんとかカット。オカダは中邑にタッチ。
 中邑は内藤にハイキックから延髄斬りを叩き込むと、内藤をコーナーに座らせ身体を滾らせてから強烈なニーリフトで突き上げる。そのままコーナーに横たわらせると串刺しニー狙ったが、内藤はこれをエプロンに逃れると逆上がりキック。さらにロープに飛ばされた反動を利用してジャンピングエルボーアタック。

 だが、中邑はジャンピングカラテキックで迎撃し、ブレーンバスターで投げ捨てるとボマイェを発射! だが内藤がカサドーラ飛び付いて切り返す。カウント2で返されたが、内藤はドロップキックから棚橋にタッチ。棚橋は串刺しクロスボディーからバックをとるが、中邑がこれから逃れエルボーの応酬へ。
 打ち勝った棚橋はドラゴンスープレックスの体勢へ。しかし中邑が踏ん張るとダルマ式ジャーマンにスイッチ。続いて必殺のハイフライフローを投下したが、中邑は剣山で迎撃。中邑はジャンピングキックから棚橋をコーナーに横たわらせると、強烈な膝を叩き込む。そこからダイビングボマイェを発射すると、正調ボマイェでトドメを刺そうとするが、棚橋がスリングブレイドで迎撃。両者ダウン。

 膝立ちでエルボーを打ち合ってから両者がタッチすると、走りこんできた内藤をオカダはエルボーでなぎ倒す。リング中央でエルボーの打ち合いとなり、オカダが「打ってこい」と挑発。内藤もヒートアップしてエルボーを打っていくが、内藤が串刺し攻撃を狙ったところをエルボーで迎撃したオカダはDDT。
 そしてリバースネックブリーカードロップを決めると、救出に入ってきた棚橋をブレーンバスターで投げ捨て、ロープに振った内藤にドロップキック! さらにレインメーカーを狙うが、内藤はこれを避けプルマ・ブランカ。こ中邑がカットすると、オカダが内藤をロープに振るが、ランニングエルボーを叩き込んだ内藤はジャーマンで投げてからフェニックススプラッシュ。

 中邑がカットに入るが、その中邑に棚橋がハイフライフローを投下。だがオカダが棚橋にレインメーカーを叩き込み4人がリングでダウン! 残り10秒となるが、誰も立ち上がることができず、そのまま時間切れ引き分けとなった。
 試合後、リングに残ったオカダと中邑。中邑は「最高だよな、オイ! 棚橋、待ちきれねぇな。東京ドーム、最高の舞台だ。あんま言いたくねぇんだよ、滾るって。でもしょうがねぇ。でも、どうしよう......どうしよっかな〜、滾ってくるぜ! なんかしゃべる?」とオカダにマイクを渡す。
 オカダは「内藤、お前思ったよりいいレスラーじゃねぇか。認めてやるよ。ただな、1月4日、お前は、俺には勝てねぇ。なんでか分かるか?...あとは外道さんに喋ってもらいます」と外道にマイクをパス。
 外道は「2013年! 最後を締めるのは誰だ、オイ! CHAOSが誇るツートップ、2人のチャンピオン、中邑真輔とレインメーカー、オカダ・カズチカだ。棚橋、内藤、オメーらはよ、この2人にぜってぇ勝てねぇ。なんでか分かる? レヴェルが違うんだよ、この野郎! 次の東京ドームもよ、この2人がメインを飾る限り、新日本プロレスにカネの雨が降るぞ」とマイクアピール。すると会場に雪が振り、2013年の新日本プロレス後楽園大会を締めくくった。

※完全詳細はバトル・ニュース携帯サイトをご覧ください。

▼第1試合 シングルマッチ 15分1本勝負
●田中翔
11分8秒 逆片エビ固め
○小松洋平

▼第2試合 SUPER Jr. 3WAYタッグマッチ 20分1本勝負
●BUSHI/KUSHIDA
7分33秒 みちのくドライバーII→片エビ固め
タイチ/○TAKAみちのく(K-DOJO)
※もう一組は邪道/外道

▼第3試合 タッグマッチ 20分1本勝負
●獣神サンダー・ライガー/タイガーマスク
8分1秒 赤霧
○矢野通/飯塚高史

▼第4試合 6人タッグマッチ 20分1本勝負
天山広吉/○小島聡/キャプテン・ニュージャパン
10分34秒 ラリアット→体固め
永田裕志/中西学/●本間朋晃

▼第5試合 タッグマッチ 30分1本勝負
○真壁刀義/飯伏幸太
10分13秒 キングコングニードロップ→片エビ固め
●高橋裕二郎/石井智宏

▼第6試合 シングルマッチ 30分1本勝負
●YOSHI-HASHI
10分35秒 ゴッチ式パイルドライバー→体固め
○鈴木みのる(パンクラスMISSION)

▼第7試合 Road to TOKYO DOME FINAL 30分1本勝負
棚橋弘至/△内藤哲也
30分時間切れ引き分け
オカダ・カズチカ/△中邑真輔

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