風林火山で優勝したデーモンだが、小幡とのコンビを解消して菅原と合体!小幡と大地は田中に共闘志願!来年に向けて生まれ変わろうとするZERO1

131217_Zero1-2.jpgプロレスリングZERO1
風林火山タッグトーナメント 決勝戦
日時:12月17日(火)開始:18:30
会場:後楽園ホール
観衆:非公開

 12月17日、プロレスリングZERO1が東京・後楽園ホールでタッグのトーナメント『風林火山タッグトーナメント 決勝戦』を開催した。2014年から団体名の変更を視野に入れ、新体制でやっていくと発表したため、現体制ではこれが最後の大会となる。

 風林火山タッグトーナメント 決勝戦は準決勝で大谷晋二郎&田中将斗の炎武連夢を撃破したジェームス・ライディーン&タマ・ウィリアムスvs.同じく準決勝で関本大介&岡林裕二の大日本コンビを撃破したデーモン植田&小幡優作。
 先発はライディーンと小幡。手首の取り合いからエルボーの応酬。ライディーンは強烈なエルボーを叩き込みタマにタッチ。タマが強烈なチョップを叩き込み小幡を倒すと、小幡はチョップを連発するがタマはやはり強烈なチョップ一発で小幡を倒す。小幡はドロップキックを叩き込みデーモンにタッチ。

 デーモンはチョップを連発するが、やはりタマのちョップをくらい下がる。タマはライディーンにタッチ。ライディーンのチョップにふらつくデーモン。必死にチョップを返すがパワーの差にデーモンはふらつく。デーモンはボディスラムの体勢になるが、ライディーンはいとも簡単に抜けショルダータックルで倒す。
 デーモンは必死にタックルで自軍コーナーに押し込み小幡にタッチ。小幡はスナップメイヤーで投げようとするが、耐えたライディーンにニーリフト連打からスナップメイヤーで投げサッカーボールキック。だがライディーンはすぐに立ち上がりエルボー。小幡は顎を抑えながらエルボーを返すが、ライディーンはボディスラムで叩きつけタマにタッチ。

 タマはストンピングからショルダークロー。これは小幡が足をロープに伸ばす。小幡の顔面を蹴りつけていくタマ。小幡を強引に引込したタマはコーナーに叩きつけライディーンにタッチ。ライディーンとタマはコーナーで小幡の顔面を踏みつけていく。
 ライディーンは小幡に強烈なチョップ。小幡を立ち上がらせると再度チョップでコーナーに押し込む。ライディーンは小幡を逆コーナーに走らせ走りこむも、小幡が足を伸ばしガード。さらに小幡はランニング式のスタナーをきめデーモンにタッチ。

 デーモンは正面からライディーンにぶつかっていき、ライディーンのラリアットを避けるとジャンピングエルボー。デーモンはコーナーにライディーンをふろうとするが、ライディーンはそれを耐えショートレンジラリアット。ライディーンはタマにタッチ。
 タマは串刺しラリアットから串刺しヒップアタック。フォールも2。タマはデーモンのエルボーを耐えダブルチョップからセントーンを投下しフォールも2。タマはラリアットを放つが、粗入れに耐えたデーモンがドロップキックで返し小幡にタッチ。

 小幡はスピンキックでタマを前かがみにさせるその背中へスワンダイブ式のフットスタンプ。更に串刺しのダブルニーから串刺しドロップキックを叩き込み投げようとするも、タマが逆にブレーンバスターで叩きつける。タマはライディーンにタッチ。小幡もデーモンにタッチ。
 デーモンはエルボーを連打するもライディーンがチョップで返しくしざしラリアット。さらにくしざしライアットを叩き込みフォールも2。ライディーンはボディスラムからエルボードロップでフォールも2。ライディーンはデーモンを担ぎあげるが、着地したデーモンが前に突き飛ばすと小幡はコードブレイカー。さらにデーモンがバックドロップを叩き込みフォールも2。

 小幡とデーモンはダブル攻撃を狙うがライディーンはダブルラリアット。これをおバタだけ避けるが、ライディーンは再度ラリアットで小幡をなぎ倒し、デーモンにボディスラム。そこへタマはダイビングボディプレスを投下し、再度ライディーンがボディスラムでフォールも2。
 ライディーンはラリアットでなぎ倒しフォールも2。ライディーンはパワーボムの体勢になるも、デーモンがリバース。そこへ小幡がミサイルキックを叩き込みデーモンがラリアット。ラリアットのぶつかり合いとなり、これを制したデーモンがフォールし3カウントを奪った。

 風林火山で優勝したデーモンだが、「ヌワハハハ! デーモン植田だ、オイ! 優勝した! 今めちゃくちゃ嬉しいぞ、楽しくて! オイ! このまま、オイ! インターコンチの! 小幡と! 一緒に! ベルト......じゃなくてな、オイ(※小幡を殴り飛ばす)オメーとは組んでらんねぇんだよ、バカタレが! オイ!」と、小幡に三下り半を突き付け、まさかのタッグ解消!
 デーモンは「俺にはな! やりたいことがあるんだ! 俺はこの試合! ライディーンからピンフォール取ったのは俺だ! 元旦で、元旦でな、オメーの持ってる、世界ヘビーのベルト、挑戦してやるからな! 待ってろよ、この野郎! それから、もうひとつだ。俺と組んで、インターコンチ、取るのはな、菅原! 菅原、俺と一緒に組んで、インターコンチ、取ろうぜ!」と2014年の元旦興行でライディーンの世界ヘビー級王座に挑戦することと共に、菅原拓也と合体してインターコンチタッグ獲りを狙うと宣言。

 デーモンから切られた小幡は田中にタッグ結成を申し出るが、田中は「お前よ、デーモンにフラれたからって、何やねん。お前、何が『優勝して嬉しい』じゃ! ふざけんな、お前。お前のよ、準決勝の試合見てたらよ、俺はここに立ってるのが恥ずかしくてしょうがないわ! そうだろ? そんな奴に一緒にやろうと言われて、ハイそうですかって言えるか!」と拒否するが、この日フジタ"Jr"ハヤトとシングルマッチを行って敗れた橋本大地も入ってきて「僕もこれから勝ち上がっていきたいです。大谷晋二郎を倒していきたいです! 倒してぇんだよ。でも今のままじゃいけないと思ってます。僕も田中さんと一緒に闘わせてください!」と直訴。

 その後もブードゥー・マーダーズがKAMIKAZEを勧誘。大谷晋二郎や佐藤耕平は菅原と合体したデーモン、田中に共闘を申し出た小幡と大地に向かって「俺らを敵に回してやる気か? やれんのか?」と挑発。大地が「やってやるわ、コラ! 佐藤、大谷、いつまでも下に見てんじゃねぇ、コラ! テメーら全員、覚悟しとけ!」と言い返すと、大谷は「僕達ZERO1、来年から生まれ変わります。生まれ変わるには様々な障害もあるでしょう。しかしプロレスラーはやられても起き上がるんです! やられてもやられても起き上がる姿を見せて、皆さんに元気を与えるんです! 来年も何度だって立ち上がる、その姿で皆さんに元気を送り出したい。そしてZERO1はポジティブに生まれ変わりたいと思います」と宣言した。

※完全詳細はバトル・ニュース携帯サイトをご覧ください。

▼第1試合 タッグマッチ 30分1本勝負
大鷲透(フリー)/○藤田峰雄
9分3秒 雁之助クラッチ
●マイバッハβ/ジェイソン・リー

▼第2試合 タッグマッチ 30分1本勝負
日高郁人/●菅原拓也
8分39秒 ビッグヘッド→片エビ固め
○"brother"YASSHI(VM)/拳剛(VM)

▼第3試合 風林火山トーナメント準決勝 30分1本勝負
大谷晋二郎/●田中将斗
15分54秒 ダブルアーム式バスター→体固め
ジェームス・ライディーン/○タマ・ウィリアムス
※NWF組が決勝進出

▼第4試合 風林火山トーナメント準決勝 30分1本勝負
デーモン植田/○小幡優作
16分0秒 垂直落下式キャプチュード→片エビ固め
関本大介(大日本プロレス)/●岡林裕二(大日本プロレス)
※デーモン&小幡が決勝進出

▼第5試合 6人タッグマッチ 30分1本勝負
佐藤耕平/○KAMIKAZE/崔領二
12分12秒 ムーンサルトプレス→体固め
●横山佳和/タンク永井(K-DOJO)/趙雲子龍(新北京プロレス)

▼第6試合 シングルマッチ 30分1本勝負
●橋本大地
14分35秒 K.I.D.
○フジタ"Jr"ハヤト(みちのくプロレス)

▼第7試合 風林火山トーナメント決勝 時間無制限1本勝負
●ジェームス・ライディーン/タマ・ウィリアムス
15分34秒 ラリアット→体固め
○デーモン植田/小幡優作
※デーモン&小幡が風林火山優勝

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