KUDOとの一騎打ちに敗れた高梨だが、自身の十周年記念興行は母の誕生日記念興行!「すべての人に感謝しています」
DDTプロレスリング
マサ高梨十周年記念自主興行『 瑞江冬の陣』
日時:12月17日(火)開始:19:00
会場:東京・東部フレンドホール
観衆:403人(満員)
12月17日(火)、東京・東部フレンドホールで開催されたDDTプロレスリング・マサ高梨十周年記念自主興行『瑞江冬の陣』。大ケガから復帰しての1年を記念して(実際は石川修司のデビュー9周年を記念して)地元である江戸川区・東部フレンドホールで昨年6月に開催して以来となるマサ高梨の自主興行。
今回は高梨のデビュー10周年を記念しての大会で、メインで高梨はKUDOとシングルマッチを行う。今年のDDT48総選挙の際、「選抜メンバーに入れなかったら引退する」と発言したKUDOに、誰よりも激怒した高梨。それだけこだわりのある相手だ。
高梨の名前がコールされると、大量の紙テープがリングに投げ込まれる。しかし、いざ試合が始まると観客も緊張感のある雰囲気に静まり変える中、じっくりとしたレスリングを展開。グラウンドの攻防からワキ固めに捉えた高梨だが、KUDOもヘッドロックで切り返す。
腕を取った高梨だが、KUDOはヘッドシザースで切り返すと、クルックヘッドシザースで絞め上げる。首を抜いた高梨はレッグロック。この極めっこからロープに押し込んでいった高梨は離れ際に張り手。
するとKUDOは掌底を連打。高梨も打ち返していくが、KUDOは蹴りも織り交ぜていき延髄斬りで倒すとさらにコーナーに追い込んで踏みつける。さらにミドルキックを叩き込むと、エルボーで反撃しようとする高梨にニーリフト。サーフボードストレッチに捉えたKUDOは、逆立ちからのダブルニーを落とす。
高梨もサミングを返すと、KUDOのスリングショット式ダブルニーをかわしていく。エプロンからロープ越しにドラゴンスクリューを決めた高梨は、奈落式足横須賀でエプロンに叩き付けていく。リングに戻ってなおも足を攻撃しよとした高梨だが、下から蹴り上げたKUDOはミドルキック。
だが、蹴り足をキャッチした高梨はドラゴンスクリューからニーロック。ロープに逃れたKUDOだが、それでも足を離さない高梨はドラゴンスクリューからトラースキック。しかしキャッチしたKUDOは延髄斬りを逆に叩き込むと、ミドルキックで借り倒す。さらに8×4(=走り込み串刺しジャンピング肘打ち)からダイビング・ダブルニーアタック。
カウント2で返した高梨は、もう一度コーナーに登ったKUDOを何度落とされても追いかけていき、強引に雪崩式ドラゴンスクリューで投げていく。15分が経過し、KUDOの蹴りをかいくぐった高梨はサソリ固め。ロープに逃れたKUDOはスピンキックを叩き込むが、高梨もトラースキックからタカタニック。
KUDOがカウント2で返すと、お互いに相手の手首を掴んだままエルボー。そこからハイキックで高梨に両ヒザをつかせたKUDOは左右のバズソーキックを連打するが、それでも高梨はカウント2で返す。ならばとコーナーに登ったKUDOはダメ押しのダイビング・ダブルニードロップを投下して3カウント。
激闘を繰り広げた高梨には観客から惜しみない拍手が贈られる。そしてKUDOと握手をして健闘を称えると「10年、このリングで闘い続けて、こんな結果で申し訳ない。こんな嫌な役目を引き受けてくれたKUDOさんに感謝しています。KUDOさんだけじゃなく、すべての人に感謝しています。あ〜、悔しい! 10年やってもいつもこんな姿です。そんな自分を10年見続けてくれた人、離れていった人、帰ってきた人、いろいろいると思うけど、そんな人たちの前で無様かもしれないけど試合できて幸せ者です。KUDO、スカしてんじゃねぇよ! またつまんねえこと言ったら因縁つけてやるからな。お前のことは追い続けてやる。まだ10年だ。これからも追い続けてやる! なんだろう......スゲー悔しい!」とブチまける。
そして出場選手たちがリングに上がると、高梨は「ここにいる皆さん、感謝しています。お父さん、お母さん、ありがとうございます」と言って両親をリングに上げる。「みっともない姿かもしれないけど、ここが俺の仕事場で、こういう仲間たちに支えられて、集まっていただいた皆さんに支えてもらって、自分は何とかこの世界に存在することができてます」と両親に報告。さらに「謝らなくてはいけないことがあります。本当の興行タイトルは別です」と1年半前の自主興行のようなことを言うと、正式な大会名が「高梨母誕生日記念興行」だと発表!
そこにバースデーケーキが運び込まれると、高梨は母親の誕生日を祝いつつも「内々なことでスミマセン。でもここが俺がいつも見ている景色で、ここが俺の生きてる場です。皆さんのお陰で自分はこの世界に存在することができます。そしてこれからもずっと、このリングで存在し続けたいと思います!」と言い、最後は両親と共に四方に深々と頭を下げた。
※完全詳細はバトル・ニュース携帯サイトをご覧ください。
▼第1試合 6人タッグマッチ 30分1本勝負
坂口征夫(坂口道場一族)/佐藤光留(パンクラスMISSION)/●遠藤哲哉
8分5秒 ニールキック→片エビ固め
○石井慧介/入江茂弘/高尾蒼馬
▼第2試合 4vs4vs1変則3WAYマッチ 30分1本勝負
高木三四郎/平田一喜/MIKAMI/○石川修司(ユニオン)
8分43秒 ジャイアント・ベノムアーム→レフェリーストップ
●中澤マイケル
※もう1チームは大石真翔 /松永智充/DJニラ(新潟プロレス)/田村和宏(HEAT-UP)
▼第3試合 6人タッグマッチ 30分1本勝負
HARASHIMA/○ヤス・ウラノ/さくらえみ(我闘雲舞)
13分15秒 ツームストンパイルドライバー→片エビ固め
●ワンチューロ(MAX LUCHA LIBRE)/イワン・マルコフ(IWF)/ボニー(IWF)
▼第4試合 6人タッグマッチ 30分1本勝負
○アントーニオ本多(フリー)/佐々木大輔(フリー)/帯広さやか(我闘雲舞)
8分3秒 ダイビング・フィストドロップ→片エビ固め
杏仁師範(UMA軍団)/ゴム人間(UMA軍団)/●河童小僧(UMA軍団)withハル・ミヤコ
▼第5試合 タッグマッチ 30分1本勝負
男色ディーノ/○彰人
11分27秒 アンクルホールド
飯伏幸太/●伊橋剛太
▼第6試合 シングルマッチ 30分1本勝負
●マサ高梨
18分40秒 ダイビング・ダブルニードロップ→体固め
○KUDO
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