さくらからピンフォールを奪った里歩と「ことり」が、12・27板橋で一騎打ち!『限界のうた』を披露した福田のミニライブは大盛況!

131130_Gatomove-1.jpg我闘雲舞
我闘雲舞でウォーミング・アップ
日時:11月30日(土)開始:13:00
会場:北区・王子 BASEMENT MON☆STAR
観衆:93人(満員)

 30日、東京都北区・王子 BASEMENT MON☆STARで行われた我闘雲舞『我闘雲舞でウォーミング・アップ』。地下2階にある秘密基地のような空間で、音楽ライブなどにも使われる会場BASEMENT MON☆STARに初進出した我闘雲舞。

 メインではガトムーには約1年ぶりの参戦となる南野たけしが里歩、「ことり」とトリオを結成して、さくらえみ&米山香織&マサ高梨のお馴染みのトリオと対戦。先発はさくらと里歩だったが、さくらが「南野、出てこい!」と要求したため、南野がリングイン。南野はさくらをロープに押し込み、ブレイクするとガンを飛ばす。さくらも負けじと睨み返し、エルボーの連打から張り手。しかしヘアーホイップを狙ったさくらに対し、南野は自慢の髪で受け流す。
 翌日に自主興行『よねやマニア2』が控えている米山だが、里歩がドロップキックで倒すと、「ことり」とガトムートレイン。さらに南野を加えて合体式のニコニコ印へ行くが、南野が照れて中途半端だったため、高梨が「中途半端にやってんじゃねぇ!」と蹴りを入れて壊す。
 『よねやマニア2』でスターダムの夏樹☆たいようと組んで、さくら&米山と対戦する「ことり」は、果敢に高梨に向かって行く。しかしさくらが里歩と「ことり」を衝突させていき、さらに2人にチョップを連打してからボディスラムで叩き付けると、続いて米山がキャメルクラッチから弓矢固め。そこからさくらがロメロスペシャルで吊り上げる。
 それでも何とか自力でピンチから脱した「ことり」。南野と里歩が反撃していき、南野がリセットの2人をダブルラリアットで倒すと、「ことり」と合体式のトーテムポールセントーンで二人まとめて潰す。そこへ里歩がダイビングフットスタンプを投下。さらに高梨のトラースキックを誤爆させたところを里歩がくるくるリボンで丸め込むがカウントは2。
 さくらも走りこんで来た里歩をトラースキックで迎撃すると、アイスドライバーで叩き付けるがこちらもカウントは2。さくらはにゃんにゃんプレスを狙ってコーナーに登るが、追いかけていった「ことり」が雪崩式一本背負いで投げていくと、里歩と合体式のランヒェイである中学生クラッチを決めてさくらから3カウント!

 最後、里歩と「ことり」が「私がさくらさんから3カウント取った!」とお互いに主張。どちらも譲らないため、さくらにどちらからピンフォールを取られたのか聞くと、さくらは「普通負けた人に聞く?」。すると里歩が「ハッキリさせるために12月27日、板橋大会でシングルマッチやって。もうこの際ね、さくらさんからスリー取ったとか、そんなちっちゃいことは関係ないんだよ!」と「ことり」に一騎打ちを要求。
 「ふざけんじゃねぇよ! さくらから勝つって小さいこと? 少なくとも今のところ、どうでもいいとか、そういうもんじゃないでしょうよ!」と激怒したさくらだが、年内最後のリングでの大会となる12・27板橋グリーンホール大会のメインで、両者の一騎打ちをやることを決定した。

131130_Gatomove-2.jpg 10・10新木場大会でさくらから『限界のうた』の権利を奪取したユニオンプロレスの福田洋。だが、権利を奪取して以降、いっこうに『限界のうた』を歌おうとしない福田に対し、業を煮やしたさくらが福田のミニライブをセッティング。
 今大会で福田は試合は組まれず、ライブだけが組まれたのに、福田にはチケット予約の申し込みが大量にあったという。それを聞いたさくらはより一層福田にジェラシーを感じているようだが、当の福田はミラーボールが場内を照らす中、威風堂々と登場。
 そして「ミスターパーフェクトのミニライブにお越しいただいてありがとうございます。事情を簡単にご説明すると、(限界のうたの)権利書を前回の新木場大会でさくらえみが持ち腐らせていたので、僕が実力をもって取得しまして、今日晴れて『限界のうた』を披露することになりました。私、若干緊張しております。レスリングの10倍緊張しております。『限界のうた』を披露したいと思います。今日のクライマックスです。福田洋で『限界のうた』!」と挨拶してから、満を持して『限界のうた』をアカペラでフルコーラス披露!
 続いて福田が『ノリノリの歌』を披露しようとすると、さくらが乱入してきて「『ノリノリの歌』は私の歌です。もし『ノリノリの歌』を歌うんであれば、私が歌ったらいいんじゃないですか?」と抗議するが、観客からはブーイング。それでもさくらは「限界のうたの権利を奪って、限界のうたを歌ったんだから帰って頂戴!」と言い放つ。
 仕方なく福田が「この無法者のスペシャルゲスト、さくらえみにマイクを渡したほうがいいという方は拍手してください」と観客......いや、オーディエンスに尋ねるが、拍手をしたのはさくらだけ。「引き続きミスターパーフェクスのショーが見たい方は拍手してください」と言うと、オーディエンスは拍手喝采。
 悔しさを太鼓の乱れ打ちでぶつけていったさくらは福田に向かって突進。ラリアットで迎撃し、パーフェクトプレックスで投げようとした福田だったが、辛くも逃れたさくらは「覚えてろよ!」という捨て台詞をが吐いて退散。福田は邪魔者がいなくなったあと、ミラーボールとスモークで演出されたリング......いや、ステージ上で『ノリノリの歌』をアカペラで歌い上げた。

※完全詳細はバトル・ニュース携帯サイトをご覧ください。

▼第1試合 シングルマッチ 10分1本勝負
●帯広さやか
7分7秒 ヨーロピアンクラッチ
○飯田美花(WAVE)

▼第2試合『田村和宏試練の2番勝負最終戦』シングルマッチ 10分1本勝負
○田村和宏(HEAT UP)
6分58秒 レフェリー誤爆→反則
●DJニラ(新潟プロレス)

▼第3試合 シングルマッチ 15分1本勝負
○豊田真奈美(フリー)
9分11秒 ジャパニーズ・オーシャン・クインビーボム→エビ固め
●ワンチューロ(MAX LUCHA LIBRE)

▼福田洋ミニライブ

▼第4試合 6人タッグマッチ 20分1本勝負
●さくらえみ/米山香織(フリー)/マサ高梨(DDT)
17分28秒 中学生クラッチ
○里歩/「ことり」/南野タケシ(フリー)

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