吉野がYAMATOを下してドリームゲート王座奪取!早速土井が挑戦者に名乗り!ベテラン軍がミレニアルズを叩き潰す!
DRAGON GATE
THE GATE OF VICTORY
日時:10月10日(木)開始:18:30
会場:後楽園ホール
観衆:1850人(超満員札止め)
10日、後楽園ホールで行われたDRAGON GATE『THE GATE OF VICTORY』。新しい時代の扉が開いてからというもの、今まで以上に目覚ましいスピードで展開しているドラゲーマットだが、超満員札止めが続いている後楽園大会では3カ月連続でドリームゲート戦を開催! その効果もあってこの日も前売りの時点で指定席が完売し、超満員札止めとなった。
9・12後楽園大会で吉野正人を裏切った土井成樹がMAD BLANKEY(以下MB)に合流したが、吉野は戸澤陽や鷹木信悟らとMONSTER EXPRESS(以下ME)を結成。まずはこの日のセミで、土井、B×Bハルク、サイバー・コングにKzy&問題龍を加えたMBに対し、MEは挑発された戸澤が鷹木&戸澤&ウーハー・ネイションの3人で激突することを承諾。5対3のスペシャル・ハンデキャップマッチで対戦した。
数で劣るMEだが、「手を繋いで幸せになる」がコンセプトのユニットだけあって、チームワークは抜群。だが、ウーハーのコーナースプラッシュがデューク佐渡レフェリーに誤爆し、レフェリー不在の状況になると、問題龍が戸澤に塩攻撃。そこから土井のDOI555→バカタレスライディングキックにハルクがファースト・フラッシュを同時発射→サイバーがファイアーサンダーで叩き付けるという強烈な連続攻撃。
このピンチをウーハーが救うと、八木レフェリーが急遽入ろうとするが、Kzyが阻止。だが、鷹木が問題龍が塩を奪い取ってKzyに投げつけると、すかさず戸澤が投げ捨てジャーマン→パッケージジャーマン。それでも八木レフェリーが入れないでいると、レフェリーウェアを着たCIMAが滑り込んできて3カウント! この大逆転劇で場内の雰囲気は、俄然吉野を後押し。
吉野コールが圧倒的に多い中、吉野はYAMATOの左腕に狙いを定めてジワジワ攻めていく。だが、YAMATOはレフェリーの見ていない隙を突いて急所蹴り。さらにMBとMEのセコンド陣営が揉み合う中、吉野を追い込んでいき、見下ろしながら挑発。
立ち上がって睨み付けた吉野にチョップ合戦を仕掛けていったYAMATOだが、吉野はYAMATOの攻撃をかわしてのドロップキックで場外に追いやると、コーナーからケブラーダを発射。雄叫びをあげた吉野は怒濤の反撃。YAMATOもコーナーに登った吉野に雪崩式ブレーンバスターを仕掛けようとしたが、逆に吉野は先にマットに着地してランニング式ライガーボム。
さらにリバースパワースラムや変型のみちのくドライバーIIまで出した吉野は、20分が経過したところで腕吉野からのソル・ナシエンテ。これをYAMATOが何とか脱出すると、MB勢が乱入してきてトレイン攻撃。だが、ME勢も入ってきてトレイン攻撃をお返しすると、ウーハーがハルクとサイバーにフライングダブルアリアット。
吉野はソル・ナシエンテで勝負に出るが、これをスリーパーで切り返したYAMATOは、そのままスリーパースープレックスから垂直落下式ブレーンバスター。続くギャラリアを何とか逃れた吉野だが、背後からKzyがボックス攻撃をお見舞いすると、土井が乱入してバカタレスライディングキック。
そこからYAMATOがギャラリアで叩き付けるが、吉野はカウント2で返す。そして珍しくラリアットでYAMATOをなぎ倒した吉野は、トルベジーノ2連発からソル・ナシエンテ。どうにか逃れようとしたYAMATOだったが、吉野はソル・ナシエンテ改に移行してついにギブアップを奪った!
CIMAの長期政権が幕を閉じ、鷹木が新時代の扉を開いたかと思われたが、初防衛戦でライバルのYAMATOが王座を奪取。全知全能を自称するYAMATOが長期政権を築くかと思われたが、吉野が新ユニット結成の勢いに乗ってドリームゲートを奪取してみせた。
すると土井が吉野を急襲し、「お前がドリームゲートのチャンピオンなんて俺は認めへんぞ! 早速やけどな、次の挑戦者はこの俺で文句ないよな」と挑戦表明。呼び出されたCIMAが土井吉に「遅かれ早かれ決着を付ける必要があったんだ。それがドリームゲート戦なら文句ないやろ」と言って11・7後楽園大会で両者のドリームゲート戦を組もうとしたが、土井が「俺は絶対後楽園ホールではタイトルマッチはやらんぞ! 11月3日の大阪府立体育館で挑戦したるぞ」と言い出す。
「お前みたいに裏切ったり悪いことしている奴が幸せになれると思うなよ」と言って吉野が承諾すると、11・3大阪大会で吉野vs.土井のドリームゲート戦が決定。だが、その上でCIMAは「一度11月7日後楽園ホールと引き出しを開けてしまったんや。その引き出しを何もなく締めるわけにはいかんからな」と言って、11・3大阪大会で勝った方は、11・7後楽園大会で防衛戦をやるように提案。
前代未聞、中3日でのドリームゲート戦をブチ上げたCIMAはME、MB、そしてミレニアルズからそれぞれ代表者1名を出して3WAYで次期挑戦者決定戦をやるように提案。するとMEからは戸澤、MBからはハルク、ミレニアルズからはT-Hawkが名乗りを挙げる。すると、そこにジミーズも現れて「新世代、新世代言うけどジミーズにも意地がある!」と言ったジミー・ススムが次期挑戦者決定戦への出陣を表明。
そこで八木本部長はこの4WAYマッチへの"味付け"として、約9年前のドリームゲート王座設立時に行われた"キーハンティングルール"を提案。この結果、11・7後楽園大会では戸澤vs.ハルクvs.T-Hawkvs.ススムのキーハンティングルールによる次期挑戦者決定4WAYマッチが行われ、その勝者がその日のメインで11・3大阪大会での吉野vs.土井の勝者が持つドリームゲート王座に挑戦することになった。
なお、この日オレたちベテラン軍の望月成晃&ドン・フジイ&スペル・シーサーと対戦したミレニアルズはストロングルチャとSummer Adventure Tag League 2013を制した勢いでガンガン向かって行ったが、ベテラン軍はスカすことなく真正面からそれを受け止める。
とくにシーサーの粘りに触発されたモチフジはEitaとT-Hawkを蹴散らすと、残ったU-Tに対してフジイの雪崩式のど輪落としから望月が一角蹴り2連発。最後はフジイがHIMEIに捕らえたところで、ロープに逃れようとするU-Tを望月が上から踏みつぶしてギブアップを奪った。
まさにベテラン軍に叩き潰された格好となったミレニアルズだが、望月が「痛いを思いをして、潰されて、そこから這い上がってくるのがプロレスだ。今日の声援、感じただろ? 言葉はなくても感情でやれば、お客さんに気持ちは伝わるんだよ。マイクなんて所詮馴れだよ、馴れ。お前らには俺らには技術を持っている。若さを持っている。お前らがこういう試合をしたいっていうならいつでもやってやるからよ。まだまだ時間があるからよ。どの世代にも負けないように頑張れよ」とエールを送ると、素直にベテラン軍との握手に応じた。
だが、そこに「ジミーズがミレニアルズに連敗したのは自分たちにある」と反撃を誓ったジミー・カゲトラとMr.キューキュー"谷嵜なおき"豊中ドルフィンが乱入してEitaに毒霧を噴射。そんな谷カゲに蹴りを入れた望月が「お前ら空気読めよ」と一喝すると、谷カゲは望月に対して怒りのホコ先を向けたため、望月は11・7後楽園で谷カゲを潰すと宣言。ミレニアルズも戦力強化のため、メキシコから2人呼んでくることを明かした。
※完全詳細はバトル・ニュース携帯サイトをご覧ください。
▼第0試合 シングルマッチ 10分1本勝負
○しゃちほこBOY
4分59秒 ムーンサルトプレス→片エビ固め
●富永千浩
▼第1試合 タッグマッチ 20分1本勝負
Gamma/○新井健一郎
6分28秒 阪神タイガースープレックスホールド
●元三代目超神龍・渡辺陽介/リョーツ清水
▼第2試合 タッグマッチ 20分1本勝負
K-ness./●CIBA
9分27秒 夢限→片エビ固め
○ジミー・ススム/斎藤"ジミー"了
▼第3試合 タッグマッチ 30分1本勝負
堀口元気H.A.Gee.Mee!!/●ジミー・神田
7分45秒 インプラント→エビ固め
ジミー・カゲトラ/○Mr.キューキュー"谷嵜なおき"豊中ドルフィン
▼第4試合 オレたちベテラン軍 vs ミレニアルズ 30分1本勝負
望月成晃/○ドン・フジイ/スペル・シーサー
15分36秒 HIMEI
T-Hawk/Eita/●U-T
▼第5試合 5vs3 スペシャル・ハンディキャップマッチ 45分1本勝負
土井成樹/B×Bハルク/サイバー・コング/Kzy/●問題龍
22分24秒 パッケージ・ジャーマンスープレックスホールド
鷹木信悟/○戸澤陽/ウーハー・ネイション
▼第6試合 オープン・ザ・ドリームゲート選手権試合 60分1本勝負
[王 者]●YAMATO
26分35秒 ソル・ナシエンテ改
[挑戦者]○吉野正人
※第16代王者YAMATOが2度目の防衛に失敗。吉野が第17代王者となる
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