イオと奈苗が前哨戦でやり合う中、岩谷が脇澤に歓喜の勝利!木村との"対等タッグ"初陣を飾った惡斗が白ベルトに挑戦表明!
スターダム
Goddesses in Stars2013
日時:10月6日(日)開始:12:00
会場:新木場1stRING
観衆:245人
6日、新木場1stRINGで行われたスターダム『Goddesses in Stars2013』。Season14の開幕戦となったこの大会だが、メインでは11・4後楽園大会でワールド・オブ・スターダムをかけて対戦することが決まっている王者・紫雷イオと、5★STAR GP2013覇者の高橋奈苗がタッグマッチで前哨戦を行った。
ハロウィン仕様のマスクとマント姿で登場したイオに対し、ナナミホはタッグトーナメントに出場しないもののタッグ王座のベルトを持って入場。岩谷と脇澤は松本浩代を加えた"たわしーず"で、10・14大阪大会でアーティスト・オブ・スターダム挑戦が決まっているが、この日は敵同士ということで激しくやり合う。これに触発されるように、イオと奈苗の前哨戦は序盤からフルスロットル。
イオの右腕を集中攻撃していった奈苗だが、イオは身体の柔らかさやバネを活かした攻撃に加え、今まで以上に気合いを乗っけて重さを増したアッパー掌底やバズソーキックで反撃。ならばとナナミホは岩谷を捕らえ、奈苗が足4の字固めで動けなくしたところに脇澤がダイビング・ボディプレス2連発。
しかし、岩谷はコルバタで奈苗を投げ飛ばすと、ドロップキックを叩き込んでイオにタッチ。またもガンガンやり合った両者だが、イオが奈苗のバックドロップを踏ん張っているところに脇澤が入ってきてクローホールドSTOで加勢。そこに奈苗が冷蔵庫爆弾を投下するが、かわしたイオはバズソーキック3連発。
その後岩谷も脇澤を攻め立てコーナーに登っていくが、奈苗が足止めしている間に脇澤が追いかけていって雪崩式フランケン。エビ固めで切り返して逆に丸め込んだ岩谷は、続けて逆打ちをズバリと決めるがカウントは2。そこにイオが入ってきて合体式のダブルアーム・フェースバスターからお互いに対角線上のコーナーに登る。だが、それぞれナナミホが追いかけていき、脇澤が岩谷に雪崩式フランケン。そこに奈苗がイオを雪崩式ブレーンバスターで叩き付ける。
脇澤は奈苗のアシストを受けてバックスライド・フロム・ベノムを決めたが、イオがカウント2でカット。そのままイオが奈苗を抑え付けている間に、脇澤はもう一度バックスライド・フロム・ベノムを狙ったが、密かにイオとバックスライド対策を練ってきていた岩谷は、バックスライドを変型雁之助クラッチのような形で切り返す新技マヒカ・デ・マユ(?)を決めて3カウント!
「メインではじめて勝った! やったー!」と大喜びの岩谷だが、脇澤に向かって「脇澤さん、今日は対戦相手でしたけど、次の大阪、たわしーず結成ですよ! 6人タッグのベルト必ず......必ず獲りましょう! 今日は勝ったけど力を合わせて頑張りましょう!」と早くも来週の10・14大阪大会で行われるたわしーず(岩谷&脇澤&松本浩代)のアーティスト・オブ・スターダム王座挑戦に照準を定める。
岩谷にまさかの3カウントを許した脇澤だったが、そう言われると「闘いが終われば......今日から仲間だ。10月14日、力を合わせてたわしーずで必ずベルト獲ろう!」と、これまたアッサリとたわしーずモードにスイッチ。
そんな脇澤に呆然としていた奈苗だったが、イオから「この調子で大阪、新木場と前哨戦勝って、勝って、必ず11月4日後楽園ホールも必ず勝ってこのベルトを防衛します。どうぞよろしくお願いします」と宣戦布告されると、「こんなものでな、私に勝ったと思うんじゃねぇぞ! 甘いんだよ。脇澤が負けただけだ。負けは負けって認めますけど、高橋奈苗はこんなものじゃない。まだまだ引き出しはある。お前が私の引き出しを開けられるのか? 11月4日まで1カ月を切りましたが、まだまだここからピッチ上げていくから覚悟しておけ!」と、こちらは赤いベルト王者vs.5★STAR GP覇者のモードにスイッチ。
とはいえ、この日の最後は単独では初という岩谷の「今を信じて、明日に輝け! We are STARDOM!」で締めくくられた。
5★STAR GP2013最終戦の9・23後楽園大会で、安川惡斗をモンスター軍に勧誘した木村響子。惡斗はモンスター軍入りは拒否したが、"対等な立場なら"という条件付きでタッグ結成を承諾。この対等タッグがタッグトーナメントを前に、ダーク・エンジェル&彩羽匠を相手に初陣。
『ミッション:インポッシブル』のテーマ曲で入場した木村と惡斗。惡斗は劇場版両国シンデレラを見て以降、両国大会で敗れたエンジェルに再び照準を合わせ、エンジェルを再三挑発。そこに彩羽が割って入ろうとするが、「お前はお呼びじゃないんだよ」と吐き捨てた惡斗は木村にタッチ。
木村が厳しい攻撃で彩羽を痛めつけ惡斗に渡すと、何と惡斗が「木村、足出せ!」と指示し、木村が出した足に彩羽を叩き付ける。また、木村がコーナーで馬乗りナックルを見舞っていき、「お前もやってこい!」と惡斗にタッチすると、惡斗も馬乗りナックルにトライ(やりなれていないせいかバランスを崩して転倒)。
対等タッグというだけあって、惡斗も木村に対してかなりの"上から目線"。だが、その微妙なバランスの隙を突くようにエンジェルは同士討ちを誘い込む。若干ギクシャクしながらも、仲間割れすることなく、彩羽に集中攻撃していく木村&惡斗。だが、彩羽にビッグブーツを叩き込んだ木村は、エンジェルをネックハンギングボムで叩き付けると、その上に惡斗をフロントブレーンバスターで叩き付ける。
これは惡斗が川葛の"パシリ"時代だった頃に、川葛がやっていた独特な連係攻撃。さらに木村が惡斗を羽交い締めにしたところに惡斗がパンチ。だが、エンジェルがかわして木村に誤爆。ならばと惡斗が羽交い締めにしたところに木村がビッグブーツを放っていくが、これもエンジェルがかわして惡斗に誤爆!
完全に仲間割れモードに入ったと思われた木村&惡斗だが、惡斗がエンジェルのレイネーラに捕まったところで、木村がビッグブーツでしっかりと惡斗を救出! そこを惡斗がエビ固めで丸め込んで3カウントを奪うと、木村と惡斗は抱き合って勝利を喜ぶ。すると惡斗は「この調子でアタシはどんどん飛び上がっていくけど、それには必要なものがあるよな? そうだベルトだ! ダーク・エンジェル、白いベルトかけろや! 逃げないよな?」とアピール。
珍しくエキサイトしたエンジェルが「いつでもやってやるから獲ってみろ!」と言い返すと、惡斗は11・4後楽園大会での挑戦を指定。さらにインタビュースペースでも、お互いを「惡ちゃん」「木村」と呼び合い、何だかとってもいい雰囲気の木村と惡斗。「このビジュアル重視のスターダムで異色の......この勢いとテンションで対等タッグが生まれたってことは今までのスターダムの歴史をひっくり返す事件だよ!」と言い放った木村だが、モンスター軍とはまた違うケミストリー(化学反応)を感じさせるタッグチームが誕生したのは間違いない。
※完全詳細はバトル・ニュース携帯サイトをご覧ください。
▼第1試合 キッズ・ファイターあずみデビュー戦 3分1本勝負
△あずみ
時間切れ引き分け
△パッション2号
▼第2試合 5★STAR GP2013スペシャル・シングル 15分1本勝負
●夕陽(ZERO1野良犬道場)
7分49秒 テキサス・クローバー・ホールド
○アルファ・フィーメル
▼第3試合 タッグマッチ 20分1本勝負
米山香織(フリー)/●宝城カイリ
10分19秒 ダイビング・セントーン→片エビ固め
夏樹☆たいよう/○世IV虎
▼第4試合 タッグマッチ 20分1本勝負
ダーク・エンジェル/●彩羽匠
14分46秒 レイネーラを切り返して→エビ固め
木村響子/○安川惡斗
▼第5試合 タッグマッチ 30分1本勝負
紫雷イオ/○岩谷麻優
15分40秒 マヒカ・デ・マユ(?)
高橋奈苗/●脇澤美穂
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