毎大会、筆舌に尽くし難い闘いを繰り広げるニチョプロだが、メインだけはマットの上でも毎回ド迫力のぶつかり合いをする純プロレス。今大会は忍＆BJW認定タッグ＆KO-Dタッグのタッグ二冠王の宮本裕向＆ヘラクレス千賀の二丁目プロレス勢vs.デスマッチ王決定トーナメント『PAIN LIMIT2013』で優勝した竹田誠志＆柴田正人＆那須光太郎のE-NEXT勢による6人タッグマッチ。
　下がマットだけということもあり、柴田のパワーで叩き付けられるとボディスラムだけでも充分に必殺技になる。そのボディスラムで千賀が悶絶していると、実況席のMEN'Sテイオーが「●●だから千賀が嫌い！　ボディスラム100発くらいやって」とリクエスト。それを聞いた柴田はボディスラムを連発。
　だが、宮本と忍も柴田の巨体を合体ブレーンバスターで投げていく。さらに宮本も竹田をアバランシュホールドで叩き付けてからその場飛びムーンサルト。デスマッチ王の竹田も宮本のラリアットをニーリフトで迎撃すると櫓で叩き付ける。宮本はパワーボムを狙った柴田をウラカンで切り返してみせたが、その際、柴田は脳天からマットに突き刺さる。
　ニチョプロ初参戦の那須もU-FILEらしく鋭い蹴りで関節技で攻めていくが、忍がSEXボンバーから垂直落下式ブレーンバスター。那須もカウント2で返して意地を見せるが、忍は通路からダッシュし、渾身のSEXボンバーを叩き込んで熱戦に終止符を打った。

　メインから一転、ニチョプロ恒例のボーナスマッチに突入。ボーナスマッチはもちろん全選手参加のパンツバトロイヤル。パンツ一丁姿の選手たちが次々に登場し、試合が始まるなりパンツの脱がし合いに！　普段ならDDTをはじめ、あらゆるリングに上がっても圧倒的な存在感を発揮する男色ディーノだが、観客も含めて同じ趣味嗜好の方が多いニチョプロでは大人しいぐらいに見えてしまう。それでも同じ試合に某ジャ●ーズの実弟であるKouzyがいるとなれば、試合そっちのけで襲いかかる。
　次々に選手たちのパンツが脱がされていく中、ディーノがついにKouzyの唇を奪っていき、これでKouzyは失神・退場。だが、普段は黄色い声援が飛び、爆発的なアクセス数を叩き出すことで有名なKouzyだが、ニチョプロではKouzyよりもこの日初参戦だったガッツワールドのダイスケのほうが観客からの声援が飛ぶ不思議。
　その筋の方々から絶大なる人気を得たダイスケはディーノのリップロックを食らっても、観客の声援を受けて失神を回避。ショックを受けるディーノを忍が丸め込んで3カウントを奪うと、さらにダイスケは忍のSEXボンバーをかわしてダイナマイトクラッチで丸め込んで3カウント。
　見事パンツバトルロイヤルで優勝し、ニチョプロの新アイドルとなったダイスケは「皆さんのお陰で優勝することが出来ました。ありがとうございます。これで次の『バディ』さんの表紙もいただけるのか分からないですけど、もし出たらぜひお買い求め下さい！　実はひとつ告白があります。僕は......MEN'Sテイオーさんが好きです！」とカミングアウト!?
　テイオーが嫌々リングマットに連れてこられると、ほかの選手たちがマッチを取り囲み、両手でマットをバンバン叩きながら「キッス」コール。観念したテイオーがイスに座ると、ダイスケが照れながらキス！

　するとテイオーが「（ニチョプロも）10回もやるとこんなこともあると思っていたけど、何かが違うんですよね。今日は何日ですか？　9月2日って誰かが生まれたんじゃないかな？　9月2日は忍選手の誕生日です！」と発表。ところが忍への誕生日プレゼントはテイオーからのキスと発表され、またも嫌々リングマットに連れてこられたテイオー。
　再びマットを取り囲んだ選手たちが、バンバンと的叩きながら「テイオー」コールを起こすと、忍がテイオーを抱きしめて熱くキス！　最後は「皆さんのお陰で最高の誕生日を迎えることが出来ました。私も33歳でこんなことをやっていますが、これから子供が生まれて育てていかなきゃいけない人もいると思いますが、俺みたいな子供に育てちゃいけません。ありがとうございました！」と挨拶して締めくくった。
　なお、ニチョプロの試合はあまりにも過激なものが多いため、詳しくは携帯サイトをご覧ください！

※完全詳細はバトル・ニュース携帯サイトをご覧ください。

▼第1試合　ドキッ！男だらけの綱引き大会！
＜1本目＞
○羽衣湯チーム
47秒　綱引き
●寿湯チーム

＜2本目＞
○羽衣湯チーム
25秒　綱引き
●寿湯チーム

＜勝者決定戦＞
●羽衣湯チーム
43秒　綱引き
○寿湯チーム
※三本目に勝利したため寿湯チームの勝利

▼第2試合　爽やか青春マッチ
●Kouzy（666）／杉浦透（FREEDOMS）
8分29秒　スライディングD→片エビ固め
山田太郎（666）／○ダイスケ（ガッツワールド）

▼第3試合　変態マッチ
△男色ディーノ（DDT）／遠藤マメ／ダイスケ（ガッツワールド）
7分0秒　ノーコンテスト
△マスクド・バディ／ブラック・バディ／イエロー・バディ

▼第4試合　SMマッチ
宮本リンチ／○ガッツ女王様
9分23秒　大橋あっくんが昇天したため
●大橋あっくん（大日本プロレス）／有賀兄さん（666）／杉浦透（FREEDOMS）／那須晃太郎（U-FILE CAMP）

▼第5試合　新宿二丁目女子プロレス
キューティー山口／○クミコタケダ／華魔
5分22秒　グラビア式体固め
デビル怨霊／北斗ペールワン／●イーグル柴田

▼第6試合　ニチョプロvsE-NEXT
○忍（666）／宮本裕向（666）／ヘラクレス千賀（フリー）
11分27秒　SEXボンバー→片エビ固め
竹田誠志（E-NEXT）／柴田正人（E-NEXT）／●那須晃太郎（U-FILE CAMP）

▼ボーナスマッチ　全選手参加パンツバトルロイヤル
【退場順】怨霊→山田→大橋→竹田→有賀→ガッツ→宮本→Kouzy→柴田→那須→遠藤→千賀→ディーノ
○ダイスケ（ガッツワールド）
5分22秒　ダイナマイトクラッチ
●忍（666）