急遽インターコンチ王座に挑戦したジェリコだったが、惜しくも王座奪取ならず!シナがシールドを撃破して有終の美

130705_WWE-1.jpgWWE
WWE Live
日時:7月5日(金)開始:19:00
会場:両国国技館
観衆:8,674人

 東京・両国国技館で2日間に渡って開催されたWWE日本公演『WWE Live』の2日目。この日は初日を大きく上回る8,674人もの観客を動員。

 この日メーンイベントでは、前日にライバックとのテーブルマッチに勝利してWWE王座を防衛したジョン・シナと、シェイマス、クリス・ジェリコがタッグを組んでザ・シールドと対戦する予定だったが、開始直前にカードが変更。シナはダニエル・ブライアン&ケインのチーム・ヘルノーと組んでシールドと対戦。
 シールドは人気者のブライアンを捕まえると代わる代わる攻撃。それでもブライアンがどうにかロリンズにノーロックを決めると、カットに入ろうとしたアンブローズにシナがSTF。だが、これでも試合は決まらない。今度は3人がかりでシナを捕まえたシールドは合体パワーボムを狙ったが、シナがレインズを場外に追いやるとブライアンがトペ。さらにケインがロリンズにチョークスラムを決めると同時に、シナがアンブローズにアティテュード・アジャストメントを決めて勝利。大団円で日本公演を締めくくった。

130705_WWE-2.jpg 前日の大会で「日本を第二の故郷だと思っている」とマイクアピールして喝采を浴びたクリス・ジェリコは、カーティス・アクセルの持つインターコンチネンタル王座に挑戦することに。ちょうど同時刻に後楽園ホールでは新日本プロレスの大会が行われていて、かつてジェリコの盟友だった外道が、プリンス・デヴィットの持つIWGPジュニア王座に挑戦していたのも何かの運命か?

 日本のWWEユニバースによる大「Y2J」コールに後押しされたジェリコは、終始試合を優位に進めていく。だが、アクセルもラフ攻撃を織り交ぜながらジェリコの腰を集中攻撃。動きが鈍ったジェリコや日本のファンを逆撫でするように挑発してみせたアクセルだが、ジェリコはラインサルトを落とすとコードブレイカーを狙う。これを防御したアクセルは必殺のパーフェクト・プレックスで投げてみせたが、ジェリコがカウント2で返すと場内は割れんばかりの大歓声。
130705_WWE-3.jpg さらにアクセルのスナップメア・ドライバーをかわしたジェリコは一気にウォール・オブ・ジェリコに捕らえる。勝負あったかと思われた、間一髪でロープに逃れたアクセルはベルトを持ち出してきてジェリコを殴打。反則勝ちでは王座が移動しないため、ジェリコにとっては残念な結果となったが、ジェリコは試合後にコードブレイカーを決めて日本のファンの溜飲を下げた。

 また、2日連続でオープニングマッチを務めた"日本人スーパースター"ヨシ・タツは、この日ウェイド・バレットとシングルマッチで対戦。苦しい試合となったが、バレットの攻撃をかわしたところを、技名に「日本」が入っているジャパニーズ・レッグクラッチ・ホールドで丸め込んで勝利。試合後は日の丸を掲げて日本のファンに成長した姿をアピールしてみせた。

※完全詳細はバトル・ニュース携帯サイト、またはスポーツナビをご覧ください。

▼第1試合 シングルマッチ
○ヨシ・タツ
8分43秒 ジャパニーズ・レッグロール・クラッチホールド
●ウェイド・バレット

▼第2試合 タッグマッチ
○ザック・ライダー/ザ・グレート・カリ
10分29秒 ラフライダー→片エビ固め
●エピコ/プリモ

▼第3試合 シングルマッチ
○ナタリア
8分38秒 シャープシューター
●アクサナ
※スペシャル・ゲスト・レフェリー:FUNAKI

▼第4試合 シングルマッチ
○シェイマス
24分06秒 ブローグ・キック→片エビ固め
●アントニオ・セザーロ

▼第5試合 シングルマッチ
○ライバック
14分34秒 シェルショック→片エビ固め
●ザ・ミズ

▼第6試合 インターコンチネンタル王座戦
[王 者]●カーティス・アクセル
24分41秒 ベルトによる殴打→反則
[挑戦者]○クリス・ジェリコ
※王座移動なし

▼第7試合 スペシャル6人タッグマッチ
○ジョン・シナ/ダニエル・ブライアン/ケイン
21分41秒 アティテュード・アジャストメント→片エビ固め
ローマン・レインズ/セス・ロリンズ/●ディーン・アンブローズ

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