歴代DG王者+αによる公開生抽選10人タッグはCIMAが制す!サイバーを加えた暁が解散を懸けてMBと全面対決へ
DRAGON GATE
GAORA 『DRAGON GATE 無限大~Infinity~』
放送300回記念特別大会
日時:7月4日(木)開始:18:30
会場:後楽園ホール
観衆:1,850人(超満員札止め)
4日、後楽園ホールで行われたDRAGON GATE『GAORA「DRAGON GATE 無限大~Infinity~」放送300回記念特別大会』。メインでは記念大会らしく、歴代のドリームゲート王者8人+MAD BLANKEYのB×Bハルクとウーハー・ネイションを加えた10人による10人タッグマッチ。しかもチーム編成は、当日会場に来たちびっ子による公開生抽選で決められるという。
抽選の結果、赤コーナーにMAD BLANKEY、青コーナーにベテラン軍が固まっていく。土井吉も赤コーナーになり、最後に残ったのがジミーススムとウーハーネイション。同時に開票された結果、ススムが赤コーナー、ウーハーが青コーナーに決まった。
すると第3試合の試合中に問題龍のイエローボックス攻撃を食らってしまった八木レフェリーが、メインの試合前にレフェリー経験のある神田裕之をレフェリーに指名。神田は「僕がレフェリーするからには、連携攻撃したり中途半端な介入した奴にはジョン・ウーぶちかましてやりますからね!」と厳格なレフェリングを宣言。
いきなり全選手が入り乱れての場外乱闘で試合はスタート。リングにはフジイとYAMATO。犬猿の仲の2人だけにバチバチとやり合う。ウーハーと睨み合いになった土井がハルクにタッチしたため、MB対決に。さすがのハルクもやりにくそうだったが、ローキック、ソバットと叩き込んでからショルダータックルへ。だが、まったく動じないウーハーは逆にショルダータックルでなぎ倒していくが、ロープに飛んだところでYAMATOがエプロンから背中に蹴りを入れる。
リングインしたYAMATOはハルクとダブルの攻撃を狙うが、ウーハーはジャンピング・ダブルラリアットで2人まとめて吹っ飛ばす。試合が進んでいくと、ウーハーは望月との合体ブレーンバスターでハルクを投げ、ダウンしているハルクに向かってCIMAをボディスラムで投げつける。
さらにフジイが出て来るとウーハーを持ち上げてハルクに叩きつけようとするも、重みで潰れてしまう。ならばとウーハーは望月をボディスラムでハルクに叩きつけ、続けて斎了も叩きつけようとするが、ハルクが避けたため斎了はマットに叩きつけられるハメに。その後、吉野が斎了をブレーンバスターで投げようとしたところで、斎了と同じチームのCIMAが入ってきてなぜか吉野と合体ブレーンバスター。
斎了が「違う違う!」と抗議するが、CIMAは笑顔で自軍コーナーに戻ってしまう。その後もCIMAの意地悪(?)により何度タッチを求めても応じず、斎了が捕まってしまう場面もあったが、斎了はフジイとの"自転車兄弟"でハルクとYAMATOに同時にサイクリングヤッホーを決めることに成功! さらにウーハーも斎了からのリクエストを受けて、ススムにサイクリングヤッホーを決める。
ここで問題龍が乱入しているが、宣言通り神田レフェリーがジョン・ウーで撃退。そこから試合はより一層目まぐるしさを増し、誰が獲っても獲られてもおかしくない展開に。ススムのジャンボの勝ちを耐えたウーハーがオール・アウト・アサルトで叩き付ける。そこにCIMAが入ってきてススムにトラースキックからシュバインを狙うが、ススムは丸め込みで切り返す。だが、カウント2で返してシュバインを決めたCIMAがダメ押しのメテオラを発射して3カウントを奪い、30分近い混戦に終止符を打った。
試合後、マイクを持ったCIMAは「歴代ドリームゲートチャンピオンプラスMAD BLANKEYが入った10人タッグマッチでしたが、7月21日の神戸ワールド記念ホールでは、CIMA、鷹木信悟とタイトルマッチやります。おい信悟、セミファイナルもモニターで見させてもらったけどな、お前はことあるごとにDRAGON GATE=CIMA、この図式を変えるだの何だの言ってるな。今日のお客さんの沸き方、ノリを見て分かるか? もうDRAGON GATE=CIMAじゃないんや。それ思ってるのお前一人やぞ。DRAGON GATE=CIMAではなく、DRAGON GATE=みんなのもんや」と語りかける。
だが、CIMAは最後に「信悟、なんであろうと俺には勝つことができない。何故か分かるか? 俺を誰や思ってんねん? 俺、CIMAやぞ!」とお馴染みの決め文句。それに鷹木が答えようとマイクを持つが、YAMATOが背後から急襲。そのまま暁vs.MAD BLANKEYのマイク合戦へ。
ハルク、ウーハーに続き、この日のセミで戸澤まで倒している鷹木はMAD BLANKEYの責任を追求するが、YAMATOは逆に敗者ユニット解散マッチを要求! 富永と超神龍の意見も聞き鷹木が承諾するが、MAD BLANKEYは戸澤、YAMATO、ハルク、問題龍、Kzyの5人で出ると言い出す。YAMATOが抜けて3人しかいない暁は絶対的に不利だが、そこにサイバーコングが現れ、「俺も今年からユニット合流への道を始めたが、今じゃ何もなかったことになっとる。気づいたら、何もなかったことになってるっていうのはよ、プロレス界の悪いところやろ? 信悟、今こそ俺の力でよければ暁入れてくれ」と暁入りをアピール。
YAMATOがはね除けようとするが、サイバーは土下座して懇願。するとYAMATOは「ウーハーと腕相撲して勝ったら試合に入っていい」という条件を提示。いざ腕相撲対決となると、ウーハーが優勢に。さらに問題龍がサイバーを蹴りつけていくが、富永が問題龍を蹴散らし、さらに足元にあった問題龍の塩をウーハーに投げつける。これで怯んだウーハーにサイバーが勝利し、サイバーの助っ人参戦が決定。
勝利したサイバーはまだ人数的に5対4であることを指摘し、ハンデとして2カウントマッチにしろと提案。戸澤はそれを受ける代わりにマスカラ・コントラ・カベジェラマッチを提案。その結果、8・1後楽園大会で暁vs.MAD BLANKEYによる解散コントラ解散&敗者マスカラ・コントラ・カベジェラ5対4ハンディキャップ・2カウントフォールマッチが決定した。
※完全詳細はバトル・ニュース携帯サイトをご覧ください。
▼第0試合 タッグマッチ 10分1本勝負
三代目超神龍/●富永千浩
6分39秒 ヨシタニック
○スペル・シーサー/新井健一郎
▼第1試合 6人タッグマッチ 20分1本勝負
○リコシェ/リッチ・スワン/しゃちほこBOY
11分29秒 スワンダイブ式シューティングスタープレス→片エビ固め
●堀口元気H.A.Gee.Mee!!/ジミー・神田/Mr.キューキュー"谷嵜なおき"豊中ドルフィン
▼第2試合 シングルマッチ 20分1本勝負
○サイバー・コング
7分32秒 サイバー・ボム→エビ固め
●ジミー・カゲトラ
▼第3試合 タッグマッチ 30分1本勝負
●Kzy/問題龍
12分9秒 バイブル
○ドラゴン・キッド/Gamma
▼第4試合 シングルマッチ 30分1本勝負
○K-ness.
11分4秒 光の輪
●HUB(フリー)
▼第5試合 特別試合 シングルマッチ 45分1本勝負
●戸澤陽
6分54秒 MADE IN JAPAN→エビ固め
○鷹木信悟
▼第6試合 GAORA 『DRAGON GATE 無限大〜Infinity〜』 放送300回記念スペシャル 公開生抽選10人タッグマッチ 時間無制限1本勝負
YAMATO/B×Bハルク/土井成樹)/吉野正人/●ジミー・ススム
29分16秒 メテオラ→エビ固め
望月成晃/ドン・フジイ/○CIMA/斉藤"ジミー"了/ウーハー・ネイション
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