6月6日は666の日!話題のKouzyは試練の一戦に挑み玉砕!マスクマンとしてルチャに挑戦した宮本だったが...

130606_666-1.jpg暗黒プロレス組織666
666 vol.52
日時:6月6日(木)開始:19:30
会場:新木場1stRING
観衆:666人(超満員札止め)

 6日、新木場1stRINGで行われた暗黒プロレス組織666『666vol.52』。今年の12月で10執念を迎える666だが、毎年6月6日の大会は何かが起こる大事な大会。
 Yahoo!ニュースで取り上げられ、ブログが1日に80万アクセスを記録したことで話題のKouzyは忍と組んで、竹田誠志&柴田正人のE-NEXT勢と対戦。

 竹田と柴田と比べると体格的にもパワーでもキャリアでも圧倒的に劣るKouzy。それだけに長い時間捕まってしまい、ボロボロになるまで痛めつけられる。竹田は「来いよ、イケメン!」と必要以上にKouzyの顔面を攻撃。柴田はKouzyがいくら蹴っていってもビクともせず、逆に蹴り足をキャッチしてパワーで圧倒。
 堪りかねた忍がカットに入ったついでにKouzyに張り手を見舞って喝を入れると、何とかKouzyは合体攻撃を狙った竹田にスイングDDTを決めながら柴田を蹴り上げる。ようやくタッチを受けた忍は軽量の選手はこう闘うんだというのをKouzyに見せるように機動力を活かした攻撃で反撃。
 さらに柴田のリバーススプラッシュをかわすと、気合いのSEXボンバーで柴田の巨体をなぎ倒してみせた。タッチを受けたKouzyも左右のエルボーや関節蹴りを放っていくが、パワフルなブレーンバスターで投げた柴田は腰をどっしりと落とした逆片エビ固めに捕らえていき、粘ったKouzyもついに力尽きた。
 起き上がれないKouzyを見下ろしながら勝ち名乗りを受けたE-NEX組。すると立ち上がったKouzyがなおも殴りかかっていく。すぐに返り討ちしていく......と思われたが、なぜか忍と柴田、竹田とKouzyがお互いのコスチュームを脱がしてパンツ一丁に!
 そこに遠藤マメが入ってきて「オイ、熱い試合しやがって! このメンバーは新宿二丁目プロレスのメンバーだ! こうなったら9月2日、シアターブラッツで新宿二丁目プロレス、やるしかねぇな!」と叫び、最後はパンツ一丁の男5人が手を上げて歓声に応え、先ほどまでの殺伐とした雰囲気を一掃してしまった。

130606_666-2.jpg 今年はルチャリブレに挑戦すると宣言した宮本裕向は、憧れのマスクマンの要素を存分に詰め込んだコスチュームを自腹で製作し、プロレスマニアマスクに変身。今大会では久し振りの666参戦となる政宗と対戦。
 初期の頃の666にはよく参戦していた政宗は「666に干された」と勘違いしているとのことで、その怒りをマニアマスクにぶつけていく。するとマニアマスクはセコンドについた勇者アモンに習ったというルチャテクニックを披露。だが、マニアマスクが繰り出すコークスクリュー・シザースやタイガーレッグスピンは何かが変......
 するとアモンが「教えたことと違う! リングを降りろ!」と一喝。代わりにリングに上がったアモンが政宗を相手にルチャのお手本を披露しようとするが、敢えなく失敗。まったくもって何がやりたかったのか分からないが、マニアマスクはひとまずルチャを封印し、サンダーライガーボムを繰り出すと、そこから掌底、アサイDDT(これは失敗)、アッパー掌底、垂直落下式ブレーンバスター、サスケ・スペシャルX Ver.10.2セグウェイ(ものまね禁止)といったマスクのモデルになった選手の得意技から、某マスクマンのスイングDDTまで出していく。
 だが、前半で徹底的に足を攻撃していた政宗は、しつこくマニアマスクの足に絡みつき蛇のように骨喰を極めていき、最後は倒れ込みながらのヒールホールドでギブアップを奪って勝利。敗れたマニアマスクは「クソー! モノマネって難しいなぁ。こんなのはダメなんだよ!」と言いながら二代目タイガーマスクばりに自らマスクを脱ぎ捨て、正体が宮本裕向であることを明かにすると(!)、次回大会となる9・14『vol.53』を自身のデビュー10周年記念大会とし、3試合くらいすると宣言した。

130606_666-3.jpg リング上に怨霊、GOEMON、黒田哲広、保坂秀樹、さらに姉崎吾郎レフェリーが揃うと、会場に来ていたミスター雁之助が急遽放送席に呼ばれ、元FMWがズラリと揃った一戦が行われることに。
 ノスタルジックながら、試合巧者の4選手が揃ったことで見応えのある一戦が行われるかと思いきや、差し入れのビールを飲んでいたため、ほろ酔いの雁之助が場内実況にもかかわらず次々に暴露トークを展開したため、リング上の選手たちは苦笑いを浮かべながら実にやりにくそう!
 さすがに途中で団体側から雁之助にストップがかかると、途端に雁之助のシュンとしてしまったが、リング上では黒田の串刺し攻撃を低空ドロップキックで迎撃した怨霊が怨霊クラッチ。カウント2で返した黒田は哲っちゃんカッターを狙うが、怨霊はコーナーに登った黒田に急所攻撃から雪崩式ブレーンバスター。
 だが、怨霊の串刺し攻撃をエルボーで迎撃した黒田はもう一度哲っちゃんカッターを狙う。すると怨霊はまたも急所攻撃から雪崩式ブレーンバスター。みたび怨霊の串刺し攻撃をエルボーで迎撃した黒田は三度目の正直で哲っちゃんカッターを狙うが、怨霊は急所攻撃から雪崩式ブレーンバスター......まさかの3回連続同じパターンというデジャブに場内大ウケ!
 ならばと黒田はGOEMONをコーナーに引っ張り上げていくが、GOEMONまでもがまさかの急所攻撃。しかし意地で哲っちゃんカッターを決めた黒田はレフトハンドラリアット。20分が経過し、GOEMONは急所蹴りから首固め。何とかカウント2で返した黒田は急所蹴りを返すと、「FMWにサムソンあり!」とばかりにサムソンクラッチで丸め込んで3カウント。3・2『vol.51』での怨霊vs.黒田以上にFMW色の強い一戦となった。

 なお。6月6日の"666の日"らしい試合はメインのバカ社長&華名社長などが登場した試合だが、こちらの試合は携帯サイトでご覧下さい。

※完全詳細はバトル・ニュース携帯サイトをご覧ください。

▼第1試合 K666、ヒール転向修行中!?
K666/●山田太郎
0分28秒 反則
有賀兄さん/○YANAGAWA

<特別再試合>
○K666/山田太郎
9分00秒 山田のチェーンの上へのパイルドライバー→体固め
ダイナスティ/有賀兄さん/●YANAGAWA

▼第2試合 異次元シングルマッチ
●小仲=ペールワン
9分03秒 スワントーンボム→体固め
○がばいじいちゃん(フリー)

▼第3試合 666対E-NEXT!男たちの熱い闘い!!
忍/●Kouzy
12分04秒 逆片エビ固め
竹田誠志(U-FILE CAMP)/○柴田正人(U-FILE CAMP)

▼第4試合 宮本裕向、ルチャ・リブレに挑戦
●プロレスマニアマスク
12分07秒 ヒールホールド
○政宗(フリー)

▼第5試合 怨GOEタッグ復活!!
怨霊/●GOEMON(隼企画)
20分28秒 サムソンクラッチ
○黒田哲広(アパッチプロレス軍)/保坂秀樹(フリー)

▼第6試合 ザ・クレイジーSKBのワールドツアー 〜世界の名画たち〜
○ザ・クレイジーSKB/華名(フリー)/葛西純(FREEDOMS)/先輩/乞食
12分46秒 毒針→体固め
●ゴッホのひまわり/ヴィーナスの誕生/ムンクの叫び/写楽の浮世絵/モナ・リザ

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