波女リーグ戦大混戦!渋谷が美央に逆転勝利!中川がスリル満点の文子戦を制す!春日が執念で中島の全勝にストップ!

130529_Wave-1.jpgプロレスリングWAVE
Weekday WAVE vol.63
日時:5月29日(水)開始:19:00
会場:新木場1stRING
観衆:201人(満員)

 29日、新木場1stRINGで行われたプロレスリングWAVE『Weekday WAVE vol.63』。波女決定リーグ戦『CATCH THE WAVE』は中盤戦に入り、この日のメインではスレンダーブロック公式戦として紫雷美央と渋谷シュウが対戦。

 メインを任された渋谷はリングインするなり、いつものようにニュートラルコーナーに駆けのぼる。だが、この日に限ってズルッ! 第1試合でGAMIをつまづかせた罰がこんなところで返ってきた。
 気を取り直して試合へ。ゴングが鳴ると、2人とも奇襲のドロップキック。相打ちによるスタートとなると、続いてエルボー合戦へ。そこから美央が首4の字。続いてブラ下がり首4の字で渋谷の動きを封じたあと、ランニング・ローキックを狙うが不発。619も渋谷がかわしてジャーマンで逆襲に出る。さらに渋谷はミサイル弾を放つが、2発目は美央が雪崩式ブレーンバスターで回避する。
 ならばと渋谷はスイングDDT、ノーザンライトSHを敢行。カウント2で切り返した美央はグーパンチからの首4の字を狙う。これが未遂に終わると、ノーハンドのヘッドバット! 一気に畳みかけようとした美央は 紫閃光の体勢に入るが、かわした渋谷がタイムマシンに乗車させて逆転勝利! 新木場のファンは渋谷の勝利に歓喜した。

130529_Wave-2.jpg グラマラスブロックではここまで1敗1分といまだ勝ち星なしの中川ともかと、同じく1敗で勝ち星がない浜田文子が激突。文子がニールキックで奇襲を仕掛けて試合がスタート。文子のトラースキックに、中川もキックで応戦していく。場外戦でもヒートアップする両者。リーグ戦での場外カウントは10のため、早めに文子が生還。中川も戻ろうとするが、文子は蹴落とし、もう一度、場外に繰り出してしまう。
 2人とも10カウントギリギリのところでリングに滑り込むが、Tommyレフェリーの位置からでは半身のように見えため、両者リングアウト負けが宣告された。選手は納得のいかない様子だったが、Tommyレフェリーは、判定は覆らないとばかりに控室へ引き揚げる。
 だが、この試合を見ていたGAMIが、「(全身)入っていたんちゃう?」と物言い。バックステージでGAMIとTommyレフェリーによる協議の結果、「全身入っていた」という結論が下され、試合は両者リングアウト負けとなった6分38秒から再開されることとなった。
 試合が再開されると、APクロスを食らった中川があまりのダメージに場外に逃げこむが、文子が場外ムーンサルトアタックで追撃。またもやリングアウトか!?とイヤな雰囲気が漂ったが、場外カウント8で生還する。すかさず文子はスピンキックからランニングキックで畳みかけようとしたが、かわした中川が120%スクールボーイで3カウント! 場外カウントギリギリの攻防に、スリル満点の内容だったが、最終的にはピンフォールで決着がついた。

130529_Wave-3.jpg CATCH THE WAVE開幕前より全勝宣言していた中島安里紗は、その言葉の通り開幕2連勝。危なげない試合運びで春日萌花と対戦を迎えた。
 春日は雪崩式ダブルリスト、ダイビング・フットスタンプを投下。中島も執念のビンタから投げっぱなしジャーマンを返すが、ダメージが大きくカバーには行けない。一方、春日は中島の腕を集中攻撃! 中島の右腕にフットスタンプを投下、ダイビング・フットスタンプも放ったあと腕十字でギブアップを迫る。
 思わぬ劣勢を強いられた中島だったが、執念の連続ジャーマン。さらにドラゴンSHの体勢に入るが、腕攻めが響いたのか、春日に脱出されてしまう。このチャンスに春日は丸め込みの連続であわやのシーンを連発。時間が迫り、中島もキューティースペシャル、だるま式ジャーマンで勝負に出るが、時間切れのドロー。
 引き分けという結果ながら、中島の全勝優勝にストップをかけたのは、春日の勝ちたいという執念だった。

※完全詳細はバトル・ニュース携帯サイトをご覧ください。

▼第1試合 スクランブルWAVE 20分1本勝負
桜花由美/○山縣優
13分41秒 全開→片エビ固め
●GAMI/華名

▼第2試合 メモリアルWAVE〜栗原あゆみ引退ロード5 15分1本勝負
○大畠美咲
10分23秒 ブラックダリア
●栗原あゆみ

▼第3試合 スレンダーブロック公式戦 15分1本勝負
△春日萌花【3点】
時間切れ引き分け
△中島安里紗【5点】

▼第4試合 グラマラスブロック公式戦 15分1本勝負
○中川ともか【3点】
12分9秒 120%スクールボーイ
●浜田文子【2点】

▼第5試合 スレンダーブロック公式戦 15分1本勝負
○朱里【4点】
8分15秒 ジャーマン・スープレックス・ホールド
●チェリー【4点】

▼第6試合 グラマラスブロック公式戦 15分1本勝負
△水波綾【4点】
時間切れ引き分け
△花月【4点】

▼第7試合 スレンダーブロック公式戦 15分1本勝負
○渋谷シュウ【4点】
4分21秒 タイムマシンに乗って
●紫雷美央【2点】

【記事提供/プロレスリングWAVE】

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