タッグマッチで玉川を下した浪口が大家に一騎打ちを要求!"青春の小橋色"を着用した木原が今成をねじ伏せる!

130510_Ganpro-1.jpgガンバレ☆プロレス
ガンプロハウスショー2
日時:5月10日(金)開始:19:30
会場:市ヶ谷南海記念診療所
観衆:85人(超満員)

 10日、市ヶ谷南海記念診療所で行われたガンバレ☆プロレス『ガンプロハウスショー2』。「プロレスをもう一度メジャースポーツにする」をスローガンに掲げているガンプロだが、4・17新木場での旗揚げ戦ではそれを真っ向から否定する浪口修が小笠原和彦を連れ
ガンプロ勢を襲撃。そこで今大会のメインで大家健&ガンバレ玉川が浪口&小笠原を迎え撃つことになった。

 浪口は先に入場していたガンプロ勢を急襲。そこから優位に試合を進めていった浪口と小笠原。それでも玉川はエルボーで小笠原に突っかかっていくが、浪口が引きずり倒し顔面にドロップキック。壁に押し込んだ玉川が倒れるまでチョップを連発した浪口はランニングニー。このヒザをキャッチした玉川はチョップで反撃すると、オレゴンからの手紙を叩きこみ大家にタッチ。
 大家は浪口とエルボー合戦。大家がエルボー連発からボディスラムの体勢になるも浪口は着地しドロップキック。だが、大家はすぐさまラリアットで倒すと続けてカミカゼで叩き付ける。タッチを受けた玉川は小笠原にドロップキック。さらに浪口の顔面にナックルとエルボーを叩き込むとスリーパーに捕らえる。そのまま玉川は浪口を立たせて河津落としで叩き付けるが、小笠原がカカト落としでカット。
 すかさず浪口が玉川を羽交い絞めにすると、小笠原がスピンキックからチョップ連打。浪口の逆エビ固めは大家が大家がカットしたが、浪口は玉川をLanakila-Nで叩きつけて3カウントを奪った。試合後、浪口が「おい大家、もういいだろ? もういい加減によ、俺とタイマン張れよ。6月5日、俺とシングルやろうじゃねぇか」と詰め寄る。大家がこれを承諾すると、浪口は「今日は血の雨降らなかったけどよ、6月2日は絶対血の雨を降らせてやるから、お前ら見に来いよ、コラ」と吐き捨て会場を後にした。

130510_GanPro-2.jpg 「俺達の青春を更新する」という思いを胸に闘っているDDT映像班の今成夢人は、1ファン時代バルコニーから眺めていた全日本プロレスにいたリングアナの木原文人を相手にシングルマッチを行った。
 木原も今成同様、46歳にしてガンプロ参戦のコンセプトに"青春"を掲げていたが、何と翌11日に日本武道館で引退試合を行う小橋建太が全日本プロレス時代に着用していたオレンジのショートタイツとシューズで登場! さらに開始早々、小橋を彷彿させるチョップを叩き込む。
 今成も「親父、コラ!」とミドルキックを叩き込むが、グラウンドに持ち込んだ木原は足極め式のヘッドロック。さらにスタンドでもヘッドロックパンチを叩き込んだ木原は、STF、スリーパー、腕固めと畳みかける。今成はナックルからエルボーを叩きこむとドラゴンスープレックスの体勢へ。だが木原はしゃがみ込み両足で今成の顔面にキックを叩きこむと、逆にフルネルソン。
 バックの取り合いから木原はフライングメイヤーで投げると、今成の腕を集中攻撃。今成も全日本との対抗戦とばかりにDDTコールを促してからDDTで叩き付ける。だが、引退試合を控えた小橋に市ヶ谷からエールを送るようにチョップ合戦を仕掛けていった木原は、剛腕ラリアットを彷彿させるショートレンジラリアット。
 今成は現在の全日本を支える武藤敬司を彷彿させるシャイニング・ウィザードで応戦するが、木原はカバーにきた今成を手首極め羽折り腕固めに捕らえてギブアップを奪った。

130510_Ganpro-3.jpg メインの試合後、小笠原がなおも玉川を蹴撃すると、助けに入った今成にも暴行。するとエンディングで大家が「今成! 悔しいか? 理不尽なことあったよな、今!」と訴え、6・2新木場大会で小笠原とのシングルマッチを提案。
 号泣しながら「怖い!」と本音を覗かせた今成だが、勇気を振り絞って小笠原との一騎打ちを承諾。すると玉川が「代表、俺、プレ旗揚げ戦も入れて今日で3連敗です。せっかくメイン入れてもらったのに......せっかく自分を変えようと思ってガンプロ入ったのに、全然変わってないっすよ! 努力しても、頑張っても、全然報われないじゃないですか! 俺ね、これ以上頑張れないっす。諦めます」と言い出し、Tシャツを脱いでしまう。
 すると大家は「玉川! お前ホントに頑張ったのか? そんな簡単に諦められんのか、オイ! プロレス好きなんだろ? プロレスに救われてきたんだろ? 1回負けたくらいで諦めんのか? ふざけんじゃねぇよ、オイ! 俺達一緒にやるって言っただろうが! 俺はこの団体にプロレス人生賭けてんだよ。お前もこの団体にプロレス人生賭けろ! いや、人生すべてを賭けろ!」と熱く訴える。
 この言葉で玉川が思い直すと、玉川を抱きしめた大家は「俺たちは負けてばっかりかもしんねぇよなぁ! でも負けて悔しくないなんて思ったことは一度もねぇ! お前らそうだろ? どんなに負けたって悔しい気持ちを......悔しい気持ちをなくさなければ諦めずに人生生きてくことできんだろ! なぁ、そうだよ! 俺たちは死ぬまで頑張り続けるしかねぇんだ! そうだろ? だから俺たちも、お前たちも、みんな! みんな! 頑張り続けるぞ!」と熱く叫んだ。

※完全詳細はバトル・ニュース携帯サイトをご覧ください。

▼第1試合 シングルマッチ 時間無制限1本勝負
○吉野達彦(ガッツワールド)
5分50秒 レフェリー暴行→反則
●L.A.DIVINE

▼第2試合 シングルマッチ 時間無制限1本勝負
●ライディーン鋼(JWP)
1分45秒 横入り式エビ固め
○川佐ナナ(JWP)

▼第3試合 シングルマッチ 時間無制限1本勝負
○木原文人(全日本プロレスリングアナ)
10分55秒 手首極め羽折り腕固め
●今成夢人

▼第4試合 タッグマッチ 時間無制限1本勝負
大家健/●ガンバレ玉川
7分37秒 Lanakila-N→片エビ固め
○浪口修(フリー)/小笠原和彦(押忍闘夢)

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