Regina桜花に山縣が地元で挑戦!トリプルテイルズ.Sがタッグ王座奪取!ダンプに髪を切られたGAMIが一騎打ちを要求
プロレスリングWAVE
SAPPORO WAVE~NA・MA・RA~
日時:4月21日(日)開始:13:00
会場:札幌テイセンホール
観衆:436人(満員)
21日、北海道・札幌テイセンホールで行われたプロレスリングWAVE『SAPPORO WAVE~NA・MA・RA~』。約1年ぶりに行われたWAVE北海道大会では、新設されたばかりのシングル王座"Regina di WAVE"に、北海道苫小牧市出身の山縣優が挑戦。
初代Reginaの桜花由美は、北の聖地ではじめてお披露目となるチャンピオンベルトを高々と掲げてファンにアピール。試合はロックアップ、力比べ、リストロックの攻防から、山縣がヘッドロックに捕えて主導権を握ると、低空ドロップキック、バックエルボーを叩き込む。そしてフランケンシュタイナーで桜花を場外に落としてプランチャで舞うが、これを寸前でかわした桜花がイス攻撃で反撃をスタートさせる。
自分のペースに持ち込んだ桜花は串刺しビッグブーツ、カカト落としで山縣の動きを封じブラディーEXへ。脱出に成功した山縣は、ロープ越えのフットスタンプで再び主導権を握り返す。バックブリーカー、クロスフェースロックと腰を集中的に攻めていく山縣。
その後も両者は息もつかせぬ攻防を展開。丸め込みを駆使して反撃する山縣に、桜花はネックハンギングボム! すぐに山縣もトラースキックでやり返す。ならばとシュバインを狙う山縣だったが、これを阻止した桜花がビッグブーツ。今度こそはとシュバインを決めるが、桜花も必死のキックアウト。
このピンチを乗り切った桜花は、バックドロップ、ビッグブーツで攻めていく。そしてタイガーを狙ったが、堪えられるとDDTからのカカト落としに作戦変更。これでもカウント3を奪えない桜花は、投げっぱなしタイガーからのビッグブーツと畳み掛け、初防衛に成功した。
防衛回数を重ねているWAVE認定タッグ王者・マックロコロスケ(大畠美咲&藤本つかさ)の前に立ちはだかったのは、華名&紫雷美央のトリプルテイルズ.Sだった。
場外戦でサッカーボールを持ち出した藤本は、華名を強打すると場外カウントアウト勝ちを狙ったが、華名も寸前で生還。一気に畳み掛けたいマックロコロスケは藤本のキック、大畠のダイビング・ボディーアタック&ムチでの絞首刑で華名を捕獲したが、これは美央にカットされてしまう。
反撃に転じる華名だったが、大畠はムチで迎撃。諦めない華名はバックブロー2発から、バックスピンキックを叩き込む。キックアウトされると、今度は美央が首4の字固めで大畠を捕らえていく。なんとかエスケープに成功した大畠は低空ボディーアタックで流れを変えると、藤本のミサイル、大畠のダイビング・ボディープレスと波状攻撃。
エルボーの打ち合いを挟んで、美央がキック。これをかわした大畠がボディーアタックを叩き込む。藤本がサッカーボールでアシストすると、大畠はジャーマンSH、逆打ちも放ったが、粘る美央がナックルパンチ。そして、華名とのサンドイッチキックを選択する。
大畠も花マルどっかんを放つがカウント2止まり。美央も華名のロシアンフックから土蜘蛛を狙うが、これを藤本が妨害する。目まぐるしい展開のなか、大畠のムチを奪った華名がハイキックで援護すると、美央が土蜘蛛で丸め込み3カウント! トリプルテイルズ.Sとしては、はじめてのタイトル奪取となった。
「SAPPORO・血みどろWAVE」と題し、GAMI&中川ともかのハタナカヨウコが、ダンプ松本&旧姓・広田さくらと対戦。極悪同盟のテーマ曲が鳴り響くと、テイセンホールに緊迫したムードが漂う。だが、ブル中野のコスプレをした広田さくらが現れると失笑がもれ、会場全体が微妙な空気に包まれる。
試合はダンプが竹刀で仕掛けていきゴング。早々の場外戦でファンを騒然とさせる。リングに戻った広田は「ハードコアだぜ!」とエアーギロチンを連発してアピールしたが、冷静なハタナコヨウコが連係攻撃で遮る。その後もGAMIがメガホンで広田の腹部を殴打するも、贅肉が多すぎて効かなかったりして広田ワールドが展開されていったが、広田の犬神家を竹刀でストップしたダンプが、フォークでGAMIの額を集中攻撃。中川の額にも突き刺し、場外戦へ。
リングに戻ったダンプはGAMIの髪をハサミで切り刻み、中川にはラリアットをお見舞い。その横でエアーギロチンドロップを連発する広田には、鋭い視線を送って黙らせる。髪の毛を切られてしまったGAMIだったが、竹刀を奪い真っ二つに叩き割るとサインドイッチキックへ。すかさず中川がダンプを羽交い絞めにすると、GAMIがラリアットで突っ込んだが、これは誤爆。一瞬イヤなムードが漂ったが、間髪入れずにGAMIがダンプをスクールボーイで丸めて3カウント。
2・3名古屋大会に引き続き、レジェンドレスラーのダンプから2連勝を収めたGAMIは「ダンプさん、引退する前にシングルお願いします。その時はダンプさんの髪の毛を一本残らずカットさせてください」とアピール。ダンプも「やるならやってやるよ! テメーにはこの髪の毛あげれない」と一騎打ちを承諾した。
※完全詳細はバトル・ニュース携帯サイトをご覧ください。
▼第1試合 SAPPOROアイドルWAVE 20分1本勝負
水波綾/○星ハム子
13分20秒 スモウ・ラリアット→片エビ固め
●春日萌花/チェリー
▼第2試合 SAPPOROチャレンジWAVE 15分1本勝負
○浜田文子
9分10秒 APクロス→エビ固め
●志田光
▼第3試合 SAPPOROスクランブルWAVE 20分1本勝負
○渋谷シュウ/朱里
10分37秒 タイムマシンに乗って
栗原あゆみ/●下野佐和子
▼第4試合 SAPPORO・血みどろWAVE 20分1本勝負
○GAMI/中川ともか
11分39秒 横入り式エビ固め
●ダンプ松本/旧姓・広田さくら
▼第5試合 WAVE認定タッグ選手権試合 30分1本勝負
[王者組]●大畠美咲/藤本つかさ
18分56秒 土蜘蛛
[挑戦者組]華名/○紫雷美央
※マックロコロスケが4度目の防衛に失敗。トリプルテイルズ.Sが第5代王者組となる
▼第6試合 WAVE認定シングル選手権試合 30分1本勝負
[王 者]○桜花由美
23分27秒 ビッグブーツ→片エビ固め
[挑戦者]●山縣優
※初代Reginaの桜花が初防衛に成功
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