70-75kg級王座はSB一樹がトーナメントを制して王座返り咲き!世界対抗戦に向けてセレクションマッチで選手を選抜!

130421_Outsider25-1.jpgFIGHTING NETWORK RINGS
THE OUTSIDER 第25戦
日時:4月21日(日)開始:15:00
会場:ディファ有明

 21日、ディファ有明で行われたFIGHTING NETWORK RINGS『THE OUTSIDER 第25戦』。メインでは前回の2・10『第24戦』で行われた70-75kg級王座決定トーナメントを勝ち上がったランボルギーニ・ヨシノリとソルジャーボーイ一樹が激突。

 構えを左右スイッチしたり、ノーガードになったりと揺さぶっていく一樹は、一気に距離を詰めての右フックでヨシノリをグラつかせる。ガードを固めたヨシノリに対し、今度はアッパーを出していった一樹。2Rに入ると、組み付いていった一樹が外掛けでテイクダウンを狙ったが、踏ん張ったヨシノリはロープに押し込みながらのタックルで逆にテイクダウンを狙う。
 しかし一樹はこれを潰して顔面にパンチ。何とか逃れたヨシノリは組み付いて投げようとする一樹を潰してバックマウントを取ることに成功すると、一気にパンチを連打。形勢逆転かと思われたが、股下から頭を抜いた一樹は何とか捕まえようと前に出たヨシノリのこめかみ付近にフックを叩き込む。最後まで激しいパンチの応酬となったが、時間切れ判定の結果、3-0で一樹が勝利。
 第2代王者になったにも関わらずタイトルを剥奪された一樹だったが、再びその腰にベルトを取り戻すと「お帰りなさい、ベルト。ベルトがただいまって言ってます。今日、『はじめの一歩』の千堂さんのスマッシュをマネしようと思ったんですけど、難しかったです。1巻から読み直して次はKO出来るように。チャンピオンらしくない試合なんですけど、真剣に試合はやっているのでこれからもよろしくお願いします」とマイクアピール。なお、一樹は大会MVPとなる前田日明賞などを受賞した。

130421_Outsider25-2.jpg 今大会では6・9横浜文化体育館大会で、中国&イギリスの選手を相手に行われる予定の海外対抗戦に出場するメンバーを決めるためのセレクションマッチが8試合組まれた。その中でも第24試合の《群馬のリアルアウトロー》萩原裕介vs.《焼津の暴力マリア》宮永一輝はベストバウト賞を受賞する熱戦となった。
 開始早々タックルを仕掛けていった富永だが、大応援団の歓声を受けた荻原はタックルを切る。それでもしつこく組み付いてロープまで押し込んだ宮永はパンチを叩き込むが、萩原も首相撲からのヒザ蹴り。そこからテイクダウンしてパウンドを叩き込んだ宮永だが、スイープした荻原は上四方の体勢からサイドに回ると、ニーオンザベリーからパンチを連打。
 さらにヒザを脇腹に入れていくが、宮永が押し倒す。再び上になった宮永はパスを狙う。だが、下から三角絞めに捕らえた荻原。これがガッチリと極まり、宮永はタップした。
 前田日明代表はこの日セレクションマッチで良かった選手に、OUTSIDERの上位選手を加えてOUTSIDER選抜チームを作り、イギリス・中国と対抗戦を行うと語ったが、イギリス・中国の選手のレベルは明らかにOUTSIDERの選手よりは上だという。この対抗戦を勝ち上がった選手をブラジルのMMA大会に連れて行って出場させる計画が進んでいるとのこと。9月には大阪初進出を控えているOUTSIDERだが、一気に世界進出となりそうだ。

130421_Outsider25-3.jpg 今大会で目立ち、前田代表も注目するニューカマーが、第15試合に出場した《朝倉弟 拳の森》朝倉海と、第19試合に出場した《朝倉兄 神と魂》朝倉未来の朝倉兄弟。まだ若干19歳と20歳で、総合格闘技を始めてまだ約1年というキャリアながら、前田代表は生まれついて持っているリズムやスピード感を高く評価。
 朝倉弟は惜しくも敗れてしまったが、朝倉兄は《Show You Japanese Yankee》庵野隆馬と対戦。まず前で出ようとする庵野をフックやミドルで止めると、さらにローを蹴っていく。それでもパンチで前に出て来る庵野だが、朝倉兄は冷静に右フックを合わせてダウンを奪う。
 ここから庵野のパンチが大振りになっていくが、それでも当たらず転倒。立ち上がった庵野に朝倉兄は小さい頃からやっているという空手の後ろ回し蹴りを出していくが、これをかわして再び前に出た庵野。そこにフックを合わせていった朝倉だが、庵野もどうにか踏ん張りコーナー際でパンチの打ち合いに。ここで朝倉の左フックがクリーンヒットし、庵野がダウン!
 2ダウンで勝利した朝倉兄は「弟負けちゃって、自分がやらなとダメだと思いました。自分たちは総合格闘技始めて1年くらいしか経っていないので、今日は強い選手に勝てて光栄です。もっともっと練習して頑張ります」とマイクアピール。ベストストライキングテクニック賞も受賞した朝倉兄だが、弟を含めて今後が楽しみな選手だ。

※完全詳細はバトル・ニュース携帯サイトをご覧ください。

▼第1試合 シングルマッチ 体重Limit 61kg
《WANTED 三すくみ千手観音》○麦わらのユウタ
判定2-0
《和製ジャッキー・チェン 茨城のシングル・ドラゴン》●アオキング"一輝"

▼第2試合 シングルマッチ 体重Limit 70kg
《東方青龍 西方白虎》●中村祥隆
判定0-3
《心技体 メイドイン ペルー》○大城タケシ

▼第3試合 シングルマッチ 体重Limit 65kg
《白面の九尾狐》●篠原正之
判定0-2
《八岐大蛇》○関根知盛之

▼第4試合 シングルマッチ 体重Limit 65kg
《目を開け 口を開くな 和製ゴッド・ファーザー》○堀池BADMAX
1R 1分47秒 TKO(グラウンドパンチ)
《首都襲来 長野の暗黒支配人》●拳王

▼第5試合 シングルマッチ 体重Limit 64kg
《ノー・ブレーキ ワンダーボーイ》●長谷川直輝
2R 54秒 TKO
《天下無双》○高森茂之

▼第6試合 シングルマッチ 体重Limit 67kg
《風雲児 カオスヒーロー》●小松崎優樹
2R 2分43秒 チョークスリーパー
《周防国 殴り合い条例施行》○宮木健

▼第7試合 シングルマッチ 体重Limit 62kg
《群馬 萩原イズム継承》○奥木貴之
1R 1分20秒 TKO(グラウンドパンチ)
《静岡浜松アウトローチーム 「舞闘派」リーダー 高速クリケット》●モンちゃん

▼第8試合 シングルマッチ 体重Limit 61kg
《あの世に輸送します ベビーフェイス・トランスポーター》○下村俊一
1R 1分8秒 KO(2ダウン)
《空手貴公子 打撃の雄》●藤野智之

▼第9試合 シングルマッチ 体重Limit 70kg
《お前を逆リハビリ 熊田式構造改革》○熊田純一郎
1R 37秒 チョークスリーパー
《打投極 飛燕》●渡邉稜

▼第10試合 シングルマッチ 体重Limit 70kg
《埼玉のリアルバイキンマン》○齊藤勇駿
1R 1分54秒 反則
《山梨産 レガース系男子》●モリシマン

▼第11試合 シングルマッチ 体重Limit 63kg
《北九州八幡 覚信塾の白波五人男》●谷山lucky文隆
1R 57秒 TKO(グラウンドパンチ)
《救世主 騎龍観音》○SHOUGO

▼第12試合 シングルマッチ 体重Limit 65kg
《栃木 漆黒の流星》●手塚勇太
1R 2分37秒 KO
《オレサマ オマエ ボッコボコ》○ジャマール・モルガン

▼第13試合 シングルマッチ 体重Limit 59kg
《栃木のスーパーサイヤ人 リアル孫悟空》○野沢零羽
1R 45秒 腕ひしぎ十字固め
《薩摩極悪暴走族 寿護割第十二代総長》●勇公

▼第14試合 シングルマッチ 体重Limit 108kg
《九州天下一武闘会の不沈艦》○出田源貴
判定3-0
《封印解放 格闘アバドン》●上野コウイチ

▼第15試合 シングルマッチ 体重Limit 63kg
《朝倉弟 拳の森》●朝倉海
判定0-3
《リアル刃牙》○渋谷莉孔

▼第16試合 シングルマッチ 体重Limit 75kg
《アウトロースナイパー リアル神代ユウ》佐野哲也
1R 2分36秒 TKO(グラウンドパンチ)
《漢は花道 火山処大分 ケンカの天才》花道

▼第17試合 海外対抗戦セレクションマッチ 体重Limit 65kg
《平成生まれの火の玉小僧 弾丸野郎》○比夏瑠
判定3-0
《ロックオン 闘心の大自在天》●饒平名知央

▼第18試合 海外対抗戦セレクションマッチ 体重Limit 70kg
《チームST パンク・グラウンダー》○ロニー
判定3-0
《攻める警備員 ファイアーボンバー》●木口大輔

▼第19試合 海外対抗戦セレクションマッチ 体重Limit 70kg
《朝倉兄 神と魂》○朝倉未来
1R 2分35秒 KO(2ダウン)
《Show You Japanese Yankee》●庵野隆馬

▼第20試合 海外対抗戦セレクションマッチ 体重Limit 70kg
《エンセン大和魂継承》○YOSHIKI
1R 2分11秒 チョークスリーパー
《長野 格闘技チーム・Fearless代表》●大島渓太郎

▼第21試合 海外対抗戦セレクションマッチ 体重Limit 65kg
《元・No.1ホスト 横浜のゴリさん》●ドンキーコングNOBU
2R 1分34秒 KO
《愛知格闘技集団 チーム南攻坊「紫電」》○古田博之

▼第22試合 海外対抗戦セレクションマッチ 体重Limit 65kg
《破壊の戦神 竜虎》○ま〜さ
1R 2分8秒 チョークスリーパー
《Uのアイアンマン》●小林拓伍

▼第23試合 海外対抗戦セレクションマッチ 体重Limit 70kg
《天下一武闘会 逆襲の特攻隊長》●浦野貴之
1R 1分10秒 KO
《NOスタンド NO試合》○高橋"ルガー"大毅

▼第24試合 海外対抗戦セレクションマッチ 体重Limit 74kg
《群馬のリアルアウトロー》○萩原裕介
1R 2分38秒 三角絞め
《焼津の暴力マリア》●宮永一輝

▼第25試合 70-75kg級王者決定トーナメント決勝 体重Limit 70-75kg
《a.k.a 福岡製闘牛》●ランボルギーニ・ヨシノリ
判定0-3
《神速》○ソルジャーボーイ一樹
※ソルジャーボーイ一樹が第3代70-75kg級王者となる

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