ガンバレ☆プロレス旗揚げ戦で、大家がガチンコセメントなプロレス!全日本プロレス木原リングアナの妙技を味わえ!

130417_GanPro-1.jpgガンバレ☆プロレス
ガンバレ☆プロレス旗揚げ戦
~NO CRY,NO WRESTLE~
日時:4月17日(水)開始:19:30
会場:新木場1stRING
観衆:189人(超満員)

 17日、新木場1stRINGで行われたガンバレ☆プロレス『ガンバレ☆プロレス旗揚げ戦~NO CRY,NO WRESTLE~』。高木三四郎から設立資金とした渡された1万5000円を使わずに、3・6南海記念診療所で『プレ旗揚げ戦 Judgement』を開催し、観客のジャッジメントを受けた結果、正式に旗揚げすることになったガンプロ。

 旗揚げ戦のメインで大家健は、獣神サンダーライガーファンのブライアン・キャノンと"ガチンコセメントルール"で一騎打ちを行った。憧れのライガーと対戦した大家が許せない様子のブライアンは、プレ旗揚げ戦で大家と対戦したが浪口修が乱入したため無効試合に終わった。そこで今回は大家の提案により大量の白い石(コンクリートブロック)をリングに運び込んでのガチンコセメントルールで対戦することに。ガチンコセメントマッチとはリング上と場外にあるガチンコセメントブロック、ガチンコセメントボードを使用した凶器攻撃、さらに反則攻撃が認められるというルール。
 大家もブライアンも相手をガチンコセメントボードに叩き付けようとする攻防を展開。ラリアットでブライアンをボードに叩き付けようとした大家だが、掌底で迎撃したブライアンはDDTで大家をボードに叩き付ける。ボードの上に横たわる大家を起こしたブライアンは、ショルダーネックブリーカーで自分もろともガチンコセメントボードに大家を叩きつけると、痛がりロープに逃れた大家に619。
 ブライアンはテーブルをリングに持ち出し、ボードの上に設置すると大家をコーナーに座らせる。だが登ってきたブライアンを逆に担ぎあげた大家はテーブルに向かって雪崩式ファイアーサンダー。テーブルがクラッシュしなかったため、テーブルの上に横たわるブライアンに、大家はダイビング・ボディプレスを投下。これでもテーブルはクラッシュしなかったが、テーブルの脚がひん曲がり、大家とブライアンはリング上に転落。すかさず大家が炎のスピアーでブライアンをガチンコセメントボードに叩きつけて3カウントを奪った。

130417_GanPro-2.jpg 試合後、プレ旗揚げ戦に続き、この日も今成夢人を撃破した浪口が乱入。「大家! シカトしてんじゃねぇ、お前よ。ブライアンにたまたまま勝ったからって、いい気になってんじゃねぇぞ。俺と次お前シングルやれ!」と要求。大家はすぐに承諾したが、そこにガンバレ玉川(ばってん多摩川)が浪口に襲いかかる。
 だが、そこに小笠原和彦が現れて手刀でガンプロ勢を蹴散らしていく。すると浪口が「大家、これがお前らクズ団体倒すために雇った用心棒、小笠原和彦だ。あの破壊王にたった一人で喧嘩売った男なんだよ。それだけの男なんだよ。次、小笠原和彦のカードを組め!」と挑発。この結果、5・10南海記念診療所大会で、大家&玉川vs.浪口&小笠原が行われることが決定した。
 最後は大家がこの日参戦した選手たちをリングに上げると「最初は俺1人でやるって言ったガンバレ☆プロレス。こんなに仲間が集まってくれました! 今日は俺ら勝ったけど、でも、プロレスを、メジャースポーツにするには、まだまだ足りません! 俺達の力も...全然、全然足りません! でも! でも! 俺達は決めたんです! プロレスに恩返しするって! だから! 俺達がプロレスをメジャースポーツにするまで! お客さんの皆さん! 応援よろしくお願いします! そして! 俺がプロレスをガンバリ続けたい、そういう意味を込めて、3、2、1、ガンバレ☆プロレス!」で旗揚げ戦を締めくくると、その後はかつての高木三四郎のように"集会"を行った。

130417_GanPro-3.jpg 「プロレスをメジャースポーツにするために、お前ら(=ガンプロ勢)に足りない人材を俺が連れてくる」という高木三四郎が連れてきたのが、全日本プロレスのリングアナウンサーであるタイガー木原こと木原文人。そこに「素人をリングにあげんじゃねぇ!」と噛みついたのがHEAT-UP!の翔太。そこで両者のシングルマッチが行われることに。
 褐色のマッチョバディにスカイブルーのショートタイツ、黒いリングシューズ姿でリングに上がった木原は、ヘッドロック、ショルダータックルなどプロレスの基本技をバッチリやってみせると、場外に逃げた翔太の髪をつかんで引きずり回すと鉄柱に叩きつけるラフ攻撃まで繰り出す。翔太も木原を鉄柱に叩きつけるとリングに戻ると、木原の腕を徹底的に攻撃していく。だが、木原は腕を関節技で極められながら必死に立ち上がり、翔太の顔面を踏みつけて脱出。
 張り手の応酬から再度翔太が腕固めで倒すも、木原は翔太の腹にヘッドバッド。これで逃れた木原はカチ上げ式エルボースマッシュから翔太をロープに振りニーリフト。翔太もチョップ合戦を挑んでいくと、散々痛めつけた腕を掴んだままショルダータックルを連発していったが、逆にショルダータックルでなぎ倒した木原は電光石火のヨーロピアンクラッチで3カウント。木原は翔太を相手に存分にテクニシャンぶりを発揮してみせた。

※完全詳細はバトル・ニュース携帯サイトをご覧ください。

▼第1試合 タッグマッチ 30分1本勝負
●ガンバレ玉川/川佐ナナ(JWP)
9分54秒 ボリショイクラッチ
○コマンド・ボリショイ(JWP)/ラビット美兎(JWP)

▼第2試合 シングルマッチ 30分1本勝負
○木原文人(全日本プロレスリングアナ)
12分1秒 ヨーロピアンクラッチ
●翔太(HEAT UP)

▼第3試合 シングルマッチ 30分1本勝負
○冨永真一郎
9分51秒 サテンドール
●尾谷友洋(nkw)

▼第4試合 シングルマッチ 30分1本勝負
●今成夢人
8分36秒 片逆エビ固め→レフェリーストップ
○浪口修(フリー)

▼第5試合 ガチンコセメントマッチ 時間無制限1本勝負
○大家健
13分2秒 ガチンコセメントボード上での炎のスピアー→体固め
●ブライアン・キャノン

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