ひと回り大きくなって復帰した大地だが、飯伏の顔面蹴りに轟沈!デビュー1周年の夕陽は豊田に玉砕!
プロレスリングZERO1
Far and Away
日時:4月15日(月)開始:18:30
会場:後楽園ホール
観衆:非公開
15日、後楽園ホールで行われたプロレスリングZERO1『Far and Away』。昨年末に左腕を骨折し、長期欠場していた橋下大地がDDTの飯伏幸太を相手に復帰戦を行った。
身体がひと回り大きくなり、新コスチュームで登場した大地。お互いに得意の蹴りを出していく中で、大地の左腕にミドルキックを連発した飯伏は大地をロープに振るが、大地は逆にドロップキック。さらにミドルキックを放つと、飯伏がキャッチするが大地は延髄斬り。
さらにニールキックも叩き込んでいくが、飯伏は大地を場外に追いやると三角飛びケブラーダ。リングに戻った飯伏はその場跳びツイスタープレスを投下。だが、続く飯伏のハイキックを水面蹴りで倒した大地は、三角蹴りからシャイニング・ウィザードを発射。大地はさらにバックドロップからSTFを狙うが、飯伏はすぐにロープに脱出。
ならばと大地はフロントネックに捕らえて、ヒザ蹴りを叩きこんでいくも、飯伏がショートレンジラリアットで大地を倒し、さらに大地のラリアットを避けてオーバーヘッドキック。大地もSTFから垂直落下式DDTで叩き付けるが、カウントは2。すると大地は倒れたままの飯伏を蹴り上げ、さらに踏みつけていく。
これで目つきが変わった飯伏は大地にグーパンチ。殴り合いになった後、両者ハイキックの相打ち。そこから大地が走り込むが、飯伏は顔面へのハイキックで迎撃。さらにやり投げで叩き付けてから後頭部にハイキック。さらに顔面に二発叩き込んだ後にスピンキック。これで座り込んだ大地の顔面へ更にミドルキックを叩き込んだ飯伏が、大地から3カウントを奪った。
昨年の4・24後楽園大会で愛川ゆず季を相手にデビュー戦を行った現役女子高生レスラーの夕陽が、デビュー1周年ということでセーラー服風の新コスチュームで豊田真奈美と一騎打ちを行った。
夕陽が開始早々積極的に攻めていくが、すべてを受け止めた強多はローリングクレイドル。さらにショートレンジラリアットで倒すとキャメルクラッチでとらえ鼻フック攻撃。逆エビ固め、ロメロスペシャル、ミサイルキックと畳みかける豊田だが、夕陽もクロスボディ、619、ライオンサルトで反撃。
だが、バックを取っても豊田を投げることが出来ない。豊田はロープに張り付けてのドロップキックで夕陽を場外に追いやると、コーナーから飛ぼうとするが、夕陽はエプロンに飛び乗ってハイキックで豊田を逆に場外に蹴り落とすとケブラーダを発射。リングに戻った夕陽は豊田をジャーマンで投げてみせたがカウントは2。ならばとムーンサルトプレスを投下するが、足をあげて迎撃した豊田は逆にムーンサルトプレス。
しかし夕陽も剣山で迎撃。そこから夕陽は前日のスターダム新木場大会で愛川ゆず季からピンフォールを奪った450°スプラッシュを投下。だが、かわした豊田はビッグブーツからタイガースープレックス。さらにミサイルキックからジャパニーズ・オーシャン・クインビー・ボムで叩き付けて3カウントを奪った。
インターコンチネンタルタッグ王座への次期挑戦者決定戦として行われた崔領二&KENSOvs.植田使徒&小幡優作。最後、葉隠れで植田を下したKENSOはマイクを持つと、「しゃべってもいいですかー! 3つ言いたいことがあります。まず1つ。あぶねーよ、植田&小幡、極上。最高でした。ありがとう! そして2つ目、KENSO&崔領二、曙と関本が持つタッグベルトに5月4日ビチッと挑戦します! よろしくお願いします。そして3つ目、そうだ、白石(=全日本プロレスオーナー)! 白石のケツの穴を蹴り上げるために、必ず皆さんに宣言します。チャンピオンカーニバルで優勝して、ZERO1の夏の祭典、火祭りにビチッと参戦します! 以上!」とマイクアピールした。
また、佐藤耕平&KAMIKAZEに勝利したジェームス・ライディーンとマイバッハβが、試合後にZERO1に参戦している外国人選手を全員リングに上げる。そして「時代は変わる! 今、変わる時だ! 俺たちがZERO1の未来だ! NWFだ!」と叫び、外国人チーム『NWF(NEWAGE WRESTLING FUTURE)』を結成し、これからのZERO1を引っ張っていくと宣言した。
※完全詳細はバトル・ニュース携帯サイトをご覧ください。
▼第1試合 タッグマッチ 30分1本勝負
○日高郁人/横山佳和
6分18秒 ミスティフリップ→エビ固め
タマ・ウィリアムス/●セバスチャン・コンクリート
▼第2試合 夕陽デビュー1周年記念試合 シングルマッチ 30分1本勝負
●夕陽
11分8秒 ジャパニーズ・オーシャン・クインビーボム→体固め
○豊田真奈美(フリー)
▼第3試合 6人タッグマッチ 30分1本勝負
クレイグ・クラシック/ジェイソン・ニュー/○ジャック・アンソニー
8分53秒 ヨーロピアンクラッチ
●藤田峰雄/円華(フリー)/美月凛音(DDT)
▼第4試合 NWAインターコンチネンタルタッグ王座次期挑戦者決定試合 タッグマッチ 30分1本勝負
●植田使徒/小幡優作
14分58秒 葉隠れ→片エビ固め
崔領二/○KENSO(全日本プロレス)
▼第5試合 橋本大地 復帰戦 シングルマッチ 30分1本勝負
●橋本大地
15分1秒 顔面蹴り→体固め
○飯伏幸太(DDT)
▼第6試合 インターナショナルJr&NWA Jr 2冠選手権試合 60分1本勝負
[王 者]○菅原拓也(フリー)
9分39秒 十三不塔→エビ固め
[挑戦者]●スティーブン・ウォルター
※王者が防衛に成功
▼第7試合 タッグマッチ 30分1本勝負
●佐藤耕平/KAMIKAZE
18分36秒 ツームストンパイルドライバー→体固め
ジェームス・ライディーン/○マイバッハβ
▼第8試合 タッグマッチ 60分1本勝負
大谷晋二郎/○田中将斗
22分16秒 スライディングD→片エビ固め
関本大介(大日本プロレス)/●岡林裕二(大日本プロレス)
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