後楽園大会のメインで行われた中学生対決は、つくしがくるみに勝利!鈴木と一騎打ちを行った都は崖のふちで再戦へ!
アイスリボン
アイスリボンマーチ2013
日時:3月31日(日)開始:12:00
会場:後楽園ホール
観衆:592人
31日、後楽園ホールで行われたアイスリボン『アイスリボンマーチ2013』。メインでは4月から高校生になるつくしが、キャリア3年の同期であるくるみを相手にICEx60王座防衛戦を行ったのだが、現役中学生同士で後楽園大会のメインイベントを務めることになった。
つくしがおてんばダッシュ、弓矢固め、パロ・スペシャルといったテクニシャンっぷりを発揮した技で攻めていくと、くるみはセントーン、プランチャ、ダイビング・ボディプレスと体格とパワーを活かした技で応戦。つくしがトゥインクルスター・ロックで追い込めば、くるみはキャトル・ミューティレーションを返し、一進一退の展開に。
くるみのジャーマンをカウント2で返したつくしはハルカゼ、さくらえみ直伝のラ・マヒストラルで畳みかけるが、くるみはカウント2で返す。ならばとつくしはでんでんむし。これもカウント2で返したくるみだったが、つくしは顔面へのドロップキックからタイガースープレックスで3カウントを奪った。
マイクを握ったつくしは「女子・男子あわせて沢山のプロレス興行が行われている中で、アイスリボンを選んできてくださった方、ありがとうございました。今日を境に変わること変わらないことがあります。自分が今日で中学生レスラーを卒業して、明日から高校生レスラーの人生を歩みたいと思っています。でも、くるみとはずっと同期だし、一番近くにいる存在だと思っています。これからもお客様とともにアイスリボンの選手は成長して、プロレスでハッピーをお客様の元へ届けたいと思っています。心と体とともにつくしは......つくしとくるみは心と体とともに成長していくので応援よろしくお願いします!」と挨拶。中学生レスラーとして有終の美を飾った。
崖のふちプロレスで数々の大物と対戦したきた松本都が、大物中の大物である鈴木みのるとシングルマッチで対戦! 今日のために小笠原和彦戦、華名戦を行い、さらに石川雄規との公開練習で伝授された必殺技で鈴木に挑んだ都のセコンドには華名がついた。
すると鈴木は「お前らも暇だな、こんなところに来て。どうすんだよ、これ? なぁ、何やるの? あっち向いてホイとかする? 俺、見たことあるよ、お前の試合。あんなのプロレスじゃねぇじゃん。どうせ今日もつまんねーネタ考えてきてんだろ? ネタだせ、ネタ」と煽る。すると都は「お前一体今日、何しにきた? プロレスだろ! プロレス以外だったらな、お前なんて3秒だよ。今日は敢えてお前の土俵、プロレスに付き合ってやろうって言ってるんだよ。お前がどんだけできんのか、このアイスリボンのリングで見せてみろ!」と火に油を注ぐとしか思えない挑発返し!
都は鈴木にジリジリと近寄っていくが、なかなかプレッシャーに押され前に出れない。やっとの思いで鈴木の足にタックルでしがみつくが、鈴木はその背中に鼻クソを付ける余裕を見せると張り手をお見舞い。立ち上がった都は張り手を返すが、鈴木は「イタタタ」とふざけてみせるだけ。
都はドロップキックを放つが、これを歩いて避けた鈴木。ならばとタックルで足にしがみついた都の髪を掴むが、これはTommyレフェリーが厳重注意。だが鈴木はレフェリーの髪をも掴んでいく。レフェリーと揉めている鈴木の背後から襲いかかる都だったが、簡単に倒されてしまう。鈴木はアンクルホールドに捕らえるが、なかなかギブアップしない都をうつ伏せにすると上に乗って腰を攻撃。
鈴木が立ち上がると、都は張り手の連打からフロントキックを狙うが、キャッチして倒した鈴木。だが、背後に回って"ヒザカックン"を食らわせた都は、背中に飛び乗ってスリーパー。だが、前方に振り落とした鈴木は、なおも弓矢固めを狙おうとする都を腕固めに捕らえる。さらに鈴木は都を場外に投げ捨ててから客席に投げつける。するとセコンドの華名が出てきて鈴木と取っ組み合いになるが、そこへ走りこんだ都が何故か華名を掴み、客席に投げつける。
都は鈴木にミドルキックを連発するが、鈴木はその都を担ぎリングに優しく入れるとアンクルホールド。都はタップするが、レフェリーは鈴木を注意していてタップに気づかない。レフェリーが都を見るとギブアップせず、鈴木を見るとタップするを繰り返す。これに痺れを切らせた鈴木が離すと、都は張り手の連打から必殺のマンマミーア。だが、すぐに腕固めで切り返される。そして鈴木は都のチョップを受け止めると、スリーパーで絞め上げてからダメ押しの張り手! これで都は3カウントを許した。
リングを後にしようとした鈴木に向かって都は「待って、鈴木さん! 私、ギブアップしてないですよ!」と叫ぶ。鈴木は相手にせず帰ろうとするが、都は「してない! お願いします! もう一回やってください! 鈴木さん! オイ、鈴木! オメー、ふざけんな。逃げんのか!」と叫び続ける。さすがにムッとしたのかイスを手にリングに戻ろうとした鈴木だが、それを見た都は「いや、みのるっち、みのるっち! 今すぐにとは言わない。ただ、5月4日、私のホームリングである崖のふちプロレスという団体があります。そこは今日みたいのと違って、もっともっと最先端のプロレスをやる場所です。そこで今度こそ私がギブアップさせてやるよ!」と対戦相手が決まっていなかった5・4崖のふちにプロレスにオファーを出す。
これを聞いた鈴木は呆れながら「悪いな。5月3日は博多で新日本なんだよ。それから5日は高松で、四国だぞ? そこで最終戦があるんだ。忙しいんだ」と拒否。だが、都が「5月4日は?」と食い下がると、鈴木は「5月4日は釣り。朝から夕方まで釣りして夕方からキャバクラ行くんだ。それともキャバクラより楽しい時間過ごさせてくれんのか?」と返答。つまりスケジュールは空いている模様。都が「当たり前だ!」と豪語すると、ニヤリと笑った鈴木は「じゃあ分かった。お前、飛行機代出せよ。それからよ、空港から会場、会場から自宅までタクシー代出せよ。それからサービス料、別だぞ? 消費税は込みにしてやるけど、サービス料は別だからな。あとババア(=Tommyレフェリー)は呼ぶなよ、うるせぇから。いいよ、分かった。5月4日デートな、俺と」と、"崖のふちで都とデートする"ことを快諾した。
※試合後のコメントなどはバトル・ニュース携帯サイトをご覧ください。
▼第1試合 シングルマッチ 10分1本勝負
○世羅りさ
6分55秒 エアーズ・ロック→片エビ固め
●山口ルツコ
▼第2試合 シングルマッチ 10分1本勝負
●大島くじら
3分39秒 クルックヘッドシザース・アームロック→ギブアップ
○235
▼第3試合 トライアングル・タッグマッチ 20分1本勝負
チェリー(ユニオンプロレス)/●内藤メアリ
9分35秒 クロスアーム・ジャーマンスープレックスホールド
○希月あおい/中島安里紗(JWP)
※もう一組は華名(フリー)/渋谷シュウ(WAVE)
▼第4試合 タッグマッチ 20分1本勝負
○星ハム子/ヘイリー・ヘイトレッド(フリー)
10分17秒 スモウラリアット→片エビ固め
●新田猫子/Leon(JWP)
▼第5試合 シングルマッチ 30分1本勝負
●松本都(崖のふちプロレス)
9分56秒 張り手→エビ固め
○鈴木みのる(パンクラスMISSION)
▼第6試合 タッグマッチ 30分1本勝負
○志田光/藤本つかさ
20分3秒 魂のスリーカウント→片エビ固め
●GAMI(WAVE)/水波綾(WAVE)
▼第7試合 ICEx60選手権試合 20分1本勝負
[王 者]○つくし
12分40秒 タイガースープレックス→エビ固め
[挑戦者]●くるみ
※第17代王者つくしが初防衛に成功
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