引退まで1カ月を切った愛川が惡斗を下し、白いベルトV8で有終の美!イオは前哨戦で赤ベルト王者アルファに完敗!

130331_Stardom-1.jpgスターダム
grows up stars2013
日時:3月31日(日)開始:12:00
会場:新木場1stRING
観衆:388人(超満員札止め)

 31日、新木場1stRINGで行われたスターダムSeason11『grows up stars2013』。いよいよ愛川ゆず季の引退試合が行われる両国国技館大会まで1カ月を切り、愛川が保持し続けてきたワンダー・オブ・スターダムの最後の防衛戦が行われた。最後の挑戦者はファン投票で愛川と対戦してほしい選手1位に選ばれた安川惡斗。

 とにかくここ最近の惡斗は打倒愛川にすべてのモチベーションを注いでいた。というのも、惡斗がプロレスラーを目指したのも、スターダムを選んだのも、舞台で競演した愛川の影響を大きく受けた結果であり、安川惡斗というプロレスラーにとって愛川ゆず季は欠かせない存在。その愛川がもうすぐ引退してしまうとなれば、惡斗としてはいてもたってもいられないというわけだ。
 髪を黒く染めた惡斗は両手で握手をすると、ロープに押し込んでもクリーンブレイクと、一見クリーンファイトで勝負するのかと思いきや、一転していつも通りロープに押し込んで踏みつけたり、ロープに顔面を擦りつけたりとヒールとしての攻撃も織り交ぜる。惡斗様固め、トペ・コンヒーロ、ACTスペシャル、コーナー二段目からの惡トーン、トップからの惡トーン、そして胴絞め式フロントネックロックと持っている技を惜しみなく出していった惡斗。
 しかし雪崩式ACTスペシャルを回避した愛川は、下から顔面を蹴り上げると必殺のYKブルー(回し蹴り)。だが、これをキャッチしてストレッチマフラーに捕らえた惡斗は、続くYKレッド(カカト落とし)もボディブローで迎撃。ならばとシャイニングゆザードからYKレッドを放った愛川だが、惡斗はこれもかつてピンフォールを奪っているアクトロックで切り返す。
 だが、同じ手は通用しない。愛川はカウント2で返す。ならばと蹴り足をキャッチしてバックエルボーを叩き込んだ惡斗だが、それでも倒れない愛川はYKブルーからのYKレッド。今度はクリーンヒットしたが、惡斗もカウント2で返す意地を見せる。しかし愛川はダメ押しのタイガースープレックスで投げて3カウント。

130331_Stardom-2.jpg 最後の防衛戦も白星で飾り、奈苗の赤いベルト防衛記録を抜くV8を達成した愛川は、「これで念願の、このグラレスラーの象徴である、白いベルトを引退して愛媛にある私の実家の神棚に飾りたいと思います! これで文句はないよね、惡斗」と言い放つが、惡斗は号泣しながら「うぅ......文句......ありますよー! 文句あります! 実家に飾りたいかもしれないけど、それは、それはスターダムの、団体の......ゆず季さんがいたっていう大事な白いベルトなんで残していってください! 私はもっと強くなって......もっと強くなってエースになるんで、それ巻いてみせるんで持っていかないでください!」と涙ながらに懇願。
 そこにダーク・エンジェルが入ってきて「白いベルトは私が獲る! アンタの腰ではなく、私の腰に巻かれるんだよ!」と白ベルト狙いをアピールしたのだが、愛川は「惡斗のこの気持ちも踏まえて、私はあとは会社に託したいと思います」と白ベルトの行方を会社側に一任。
 すると愛川と惡斗のやり取りを見ていた高橋奈苗が泣きながら現れ、「ちょっと感動しちゃったじゃん!(苦笑)なんか、ゆずポンのその姿を見るのがあと何回かしかないと思うと寂しいんですけど、まだ早い(涙)。ゆずポン! 引退試合の相手、決まった? 私がさ......」と言うが、そこに世IV虎が割って入ってきて「だからさっきから何回も言ってるけど、コイツの引退試合は譲らないんだよ! (※奈苗に向かって)何、泣いてんだよぉ! そんなに泣くんなら、お前には4月14日に1分間だけコイツとやるチャンスを与えてやるから、それで我慢しろ。両国、コイツの引退試合をやるのは絶対に自分です。これからスターダムも女子プロレスも引っ張っていくのは、この世IV虎様だから。そこんところ世露IV苦」と言い放つ。
 結局、愛川は自分の中ですでに決めているという引退試合の相手をこの場で発表することはなく、4月2日の会見で発表するという。そこに米山香織が現れ、奈苗に向かって「オイ、高橋奈苗! お前はなんでお前は過去を追いかけてんだよ! もうゆずポンとの決着がついているんでしょ? だったらスターダムで蘇生した爆弾女と呼ばれるこの私と対戦しろ! そのほうが未来ある闘いなんだよ」と対戦要求。
 あくまでも愛川戦にこだわる奈苗に向かって「逃げるのか?」と米山が挑発すると、奈苗は「そうだった、私は天下の高橋奈苗だー! そうだ、そうだ、そうだった。そうだった、そうだった、忘れるところだった。だけど......分かった! 米山香織も、すでに発表さている朱里、そしていつも出てる松本浩代、その外敵まとめて私がやってやるよ! そして! そして、そして最後には愛川ゆず季、お前の試合もやる! こうなったら両国大会は高橋奈苗祭りだーーーーー!」と絶叫したが......

130331_Stardom-3.jpg 3・24大阪大会で行われた赤いベルト挑戦者決定トーナメントを勝ち上がり、4・29両国大会でアルファ・フィーメルの持つワールド・オブ・スターダム王座挑戦が決まった紫雷イオ。今大会ではトーナメントの決勝戦で対戦したダーク・エンジェルと組み、アルファ&木村響子と対戦。
 初めての前哨戦となったが、イオはアッパー掌底とエンジェルとの抜群の連係でモンスター軍に対抗してみせたが、イオとエンジェルの飛び技はアルファにほとんど通用せず! 逆に両手のチョークスラムで2人まとめて叩き付けていったアルファは、パワーボムの体勢に。丸め込みで切り返えそうとしたイオだが、アルファはネックハンギングで捕まえて吊り上げる。イオはカサドーラで切り返そうとしたが、アルファは強引にジャーマンで投げ捨てると、カナディアンハンマー。
 何とかカウント2で返したイオだったが、アルファは続けて両ヒザ立ちのパワーボムで叩き付けて3カウント。さらにアルファは決着がついても、なおイオを餅つき式パワーボムで叩き付けて完全KOしてみせた。前哨戦第1Rはアルファの圧勝となった。
 また、木村&ヘイリー・ヘイトレッドの持つタッグ王座への挑戦を表明している宝翔天女(仮)にも黄色信号! 翔月なつみが元々痛めていた左ヒザ&左足首を試合中に悪化させてしまい、戦闘不能状態になってしまうアクシデントが発生。急遽セコンドについていた夕陽が代打出場し、試合は米山&宝城カイリ&夕陽がナナエ軍団に勝利したが、翔月の足の状態はかなり悪い模様。
 この日2試合こなした夕陽は夏樹☆たいようの持つハイスピード王座への挑戦を表明。同じ日高郁人門下生ということもあり、夏樹も「ハイスピードのベルトはな、この夏樹☆たいようがプロレス人生賭けて作り上げてきたもんなんだよ。お前にハイスピード、背負う覚悟があるんだったら挑戦を受けててやるよ」と、4・29両国大会で夕陽の挑戦を受けることを受諾した。

※完全詳細はバトル・ニュース携帯サイトをご覧ください。

▼第1試合 シングルマッチ 15分1本勝負
○須佐えり
7分37秒 右ストレート→体固め
●吉乃すみれ

▼第2試合 タッグマッチ 20分1本勝負
●岩谷麻優/夕陽(ZERO1野良犬道場)
14分55秒 ダイビング・セントーン→体固め
夏樹☆たいよう/○世Ⅳ虎

▼第3試合 6人タッグマッチ 20分1本勝負
高橋奈苗/脇澤美穂/●横尾由衣
19分10秒 後方回転エビ固め
宝城カイリ/翔月なつみ→夕陽/○米山香織(フリー)

▼第4試合 タッグマッチ 30分1本勝負
●紫雷イオ/ダーク・エンジェル
15分26秒 パワーボム→エビ固め
木村響子(フリー)/○アルファ・フィーメル

▼第5試合 ワンダー・オブ・スターダム選手権試合 30分1本勝負
[王 者]○愛川ゆず季
12分21秒 タイガースープレックスホールド
[挑戦者]●安川惡斗
※初代王者・愛川が8度目の防衛に成功

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