ゆずポン、最初で最後の路上プロレスで池に転落したり、メチャクチャになりながらも「楽しかった」と感動の涙!
DDTプロレスリング
ゆずポン最初で最後の路上プロレス
in花やしき
日時:3月27日(水)開始:19:30
会場:東京・浅草花やしき
観衆:379人(超満員札止め)
27日、東京・浅草花やしきで行われたDDTプロレス『ゆずポン最初で最後の路上プロレスin花やしき』。DDTの1・27後楽園大会に参戦し、高木三四郎との"爆乳222cm砲"で男色ディーノ&世IV虎と対戦した愛川ゆず季。試合に敗れた愛川に高木が「まだまだプロレスでやり残したことがあるんじゃねぇのか? もう1回組んでやろうよ」と訴えると、愛川がやってみたこととして挙げたのが路上プロレスだった。
スターダム4・29両国国技館大会でグラレスラーを引退する愛川にとって、最初で最後となる路上プロレス。高木は最高の舞台として花やしきを用意。この闘いにディーノ&世IV虎のほかに飯伏幸太も石川ジャイ子とのタッグで参戦表明すると、中澤マイケルも参戦を直訴。"大親友"愛川の邪魔はさせないとマイケルに殴りかかった脇澤美穂だったが、2人ともベノムアームの使い手という共通点があったことから、"ベノムアームズ"を結成して路上プロレスに参戦することになり、史上初!路上4WAYミックスドマッチとして行われることになった。
爆乳222cm砲が縁日コーナーでベノムアームズを射的の的にして撃ったり、パンダカーで轢いたり、世IV虎は飯伏を肩口に抱えてメリーゴーランドまで拉致し、「超幸せ〜」とご満悦の表情でクルクル回り、マイケルがパイブルーの格好で登場すれば熱狂していた観客を一瞬にしてドン引かせ、予め築城していたパイプ椅子で作った"ゆずポン城"には高木が世IV虎に叩き付けられて落城!
さらにフリーフォール的なアトラクションのスペースショットでは、飯伏が嬉々として他の選手たちをイスを座らせ、半ば強引に安全バーを下げて固定すると、3回連続で上空に舞い上がっていった。
高所恐怖症の選手ばかりだったこともあり、これで大きなダメージを負った選手たちは、フラフラと池のほうに移動。ベノムアームズを池に突き落とした高木が、かつて澤宗紀(引退)との変態大社長コンビが得意にしていた「黄金シャワー」を、意味が分かっていない愛川と共に強引に決めようとしたが、背後からディーノが突き落とし、爆乳222cm砲も池に転落!
鯉が優雅に泳いでいる池の中でコケまみれになりながら試合を続けていると、飯伏もカンクーントルネードで池にIN。さらにジャイ子が池の中で愛川にファイアーサンダーを決め、これで愛川は戦意喪失状態に。セコンド陣に運ばれて退場してしまうと、「ゆずポンを返せ〜!」と錯乱状態の高木をジャイ子が高速回転するアトラクションのカーニバルに連れて行く。その間に一緒に男子トイレに入っていった世IV虎と飯伏が仲良く肩を組んで出てきたのだが、世IV虎は満面の笑み。一体、個室の中で何が行われたのか?
カーニバルで高速回転した上、池に落ちた直後だけに寒いという最悪の状態となった選手たちは朦朧としながらステージへ。するとマイケルが必殺のアルティメット・ベノムアームで飯伏、ディーノ、世IV虎、ジャイ子を次々にKOしていく。最後に残った高木にもマイケルはアルティメット・ベノムアームを狙ったが、間一髪でマイケルの手をキャッチした高木。するとマイケルが脇澤に向かって「ワッキー、コイツの両手は今、塞がっている! お前がやるんだ!」と叫ぶ。何と脇澤がコスチュームの下から、何とも生々しいアンダータイツを脱いで手に装着し、まさかのアルティメット・ベノムアーム!
高木が必死に抵抗していると、『パイレンジャー』が鳴り響き、戦線を離脱していた愛川が星条旗柄のセクシー水着姿でステージ上に登場! だが、その姿に釘付けだった高木がサンドイッチ・アルティメット・ベノムアームの餌食になると、ベノムアームズは愛川に狙いを定める。だが、間一髪でかわして同士討ちを誘い込んだ愛川は「ゆずポン、まだまだ最後までプロラスを楽しめ! 俺を踏み台にしろ!」と叫んだ高木を踏み台にして、マイケルにパイパイアタックを見舞って3カウント。
試合後、愛川は「ずっとやりたかった路上プロレスで、高木さんにこんな素晴らしい舞台を用意していただいて、こんなたくさんの人に観に来ていただいて、すごく楽しかったです」と号泣しながら挨拶。そんな愛川に「ゆずポン、最後まで! 最後までね、今までやってきたプロレスを楽しみながら最後まで駆け抜けてください」とエールを送った高木は、最後一度やってみたかったという「今を信じて、明日に輝け! We are STARDOM!」というスターダムの決め台詞で大会を締めくくった。
ところが、試合後に爆乳222cm砲がコメントを出しているところにマイケルが乱入! マイケルは愛川に向かって「今日、ボク負けてもう黙っていられないんで、引退試合の相手はボクにしてくださいよ」と訴えるが、当然愛川は拒否。するとセコンドとして来場していたスターダムの岩谷麻優がマイケルにつっかかる。
なぜかマイケルと岩谷はどちらのほうが胸がデカイとか、母乳が出るとかの言い争いに。そしてマイケルが「じゃあコイツでいいよ、こいつで。勝負してやるよ」と愛川から岩谷に標的をチェンジ! するとスターダムのロッシー小川代表が「分かりました。シングルでやるわけにはいかないから、お互いにパートナーを連れてチームを組んで」と折衷案を提案。スターダム4・29両国大会のカード発表会見が行われる4月2日までに、マイケルと岩谷がそれぞれタッグパートナーを探してくるという条件付きで、両者の対決を両国大会で行いことになった。
※完全詳細はバトル・ニュース携帯サイトをご覧ください。
▼史上初!路上4WAYミックスドマッチ エニウェアフォール 時間無制限1本勝負
高木三四郎/○愛川ゆず季(スターダム)
53分15秒 三四郎を踏み台にしてのパイパイアタック→エビ固め
●中澤マイケル/脇澤美穂(スターダム)
※残りの二組は男色ディーノ/世Ⅳ虎(スターダム)と飯伏幸太/石川ジャイ子(ユニオン)
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