出演したアイドルは『多国籍軍』『GAL DOLL』『ICTラブリ～ず!!』の3組で、東京女子プロレスは前回と同じく木場千景とDDTの木曽大介レフェリーによるサンボのエキシビションと、山下実優vs.KANNAのシングルマッチが行われた。
　木場は茶髪のウィッグをつけて入場。エキシビションが始まると、木曽がハイスピードに攻めていき、プレッシャーをかける。そのままタックルで倒そうとするが、木場が上手く丸め込みマウントを取る。さらに腕を取ろうとするが木曽が上手く抜ける。
　組み合ってから木場が背負い投げるが、すぐに木曽が上を取る。さらに足をかけて倒した木曽が足を取っていくが、木曽が体勢を変えようとしたところを木場がしっかり絞め上げる。木曽もすぐに足首をとるが、両者転がりブレイク。
　残り時間1分。木曽が小内刈りから背負い投げ。更に肩に担いだ木曽だったが、コルバタのように回った木場が腕十字の体勢になるも、クラッチが切れずに時間切れ。

　唯一の試合にして、前回と同じカードとなった山下vs.KANNAだが、前回同様に山下は入場でダンスを披露。
　試合が始まると、まずは組み合って山下が押すが、KANNAが蹴り飛ばし距離をとる。山下がヘッドロックで捉えるが腕をとったKANNAが力比べへ。これはKANNAが転がして倒すが、両者カニ挟みの応酬で距離をとる。バックの取り合いからKANNAがバックを取ると、ヒザを後ろから蹴って山下にヒザをつかせてからフェースロック。
　山下もミドルキック3連発からサッカーボールキックで反撃すると、エルボー合戦を展開。KANNAが山下の足を掴んで逆エビ固めに捕らえるが、山下は這ってエスケープ。KANNAがもう一度逆エビ固めを狙ったところで、コルバタのように投げ捨てた山下はスピンキックからミドルキック。さらにランニングローを叩き込んで3カウントを奪った。

　試合後、出演アイドルを呼び込んだ山下が「図々しいんですけど、前回もお願いして歌って踊って盛り上がって終わったので、前回と同じ流れでめちゃくちゃ盛り上がって終わりたいなと思って。アイドル好きだから独断でやってるんですけど、アイドルの皆さんに一緒に歌って踊っていただきたいなと思います」と言い、AKB48の『大声ダイヤモンド』をアイドル達と歌い上げた。
　最後に3回目のイベントが4月26日（金）に同じSHIBUYA DESEOで開催することが発表されると、「マットで今はやってますけど、リングで私達やりたいんですよね！」と目標を語ってイベントを締めくくった。

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▼サンボエキシビジョン3分間勝負
木場千景
エキシビジョンのため勝敗なし
木曽大介（DDT）

▼シングルマッチ10分1本勝負
○山下実優
4分36秒　正面からのランニング・サッカーボールキック→片エビ固め
●KANNA