松本と趙雲の"チームかかあ天下"は激しい夫婦喧嘩の末に、感動(?)の仲直り!堀田と小笠原は2人揃って大暴走!
我闘雲舞
Gatoh-Move Japan Tour第28戦
~またまたマットの板橋大会~
日時:3月14日(金)開始:19:30
会場:板橋グリーンホール1階ホール
観衆:54人
15日、板橋グリーンホール1階ホールで行われた我闘雲舞『Gatoh-Move Japan Tour第28戦 〜またまたマットの板橋大会〜』。2月に続き、再び板橋グリーンヒールの1階でリングではなくマットのみで行なわれた今大会。
メインでは自分を高めるためにパートナーを変えることに賛成派のさくらえみと松本浩代が神威と"移り気チーム"を結成。対するは松本から三下り半を突き付けられた趙雲子龍に救いの手を差し伸べたマサ高梨、帯広さやかの"一途チーム"。
高梨も元パートナー(?)のさくらに対して敵意剥き出しなのに対し、さくらと松本は紳士的な神威にメロメロの様子。2人で神威に黄色い声援を送っていたのだが、高梨はさくらのクロスボディをキャッチすると「食らえ、ぎっくり腰!」と叫びながらシュミット流バックブリーカー。だが、低〜いブリッジで脱出したさくらは「ぎっくり腰は完治したんだー」と叫びながらドロップキック。
趙雲と松本の元チームかかあ天下対決は、松本の重たいチョップを受けて、胸元を真っ赤にしながらも「痛くないもんね」と強がってみせていた趙雲は、高梨ばりに松本のクロスボディをキャッチしたが、その直後に押し潰されてしまった。ここで高梨が入ってきて「せーの」と言ってから太鼓の乱れ打ちに行ったが、趙雲と呼吸が合わず1人太鼓の乱れ打ち状態に。
この様子をめざとく見ていたさくらは、高梨を指差して「せーのって言って1人でやった奴」と挑発してから、趙雲を捕まえて「せーの」と叫んで松本、神威と一緒に太鼓の乱れ打ちを決めて高梨を逆撫でしていく。だが、これに怒った趙雲と高梨はさくらを捕まえて集中攻撃(とくに顔面と腰を)。「痛い」と泣き顔のさくらに対し、「酷い顔しやがって」と容赦なく攻撃していく高梨だが、どうにか脱出して松本にタッチ。
神威のアシストを受けてクロスボディで高梨と趙雲をまとめてなぎ倒した松本は、高梨に東海道落とし。さらに帯広が神威にチョップとエルボーで向かっていく。なかなか神威を倒せない帯広だが、一途にぶつかっていきハーフハッチで何とか投げてみせると、高梨がトラースキックで松本を倒し、その上に趙雲が神威をゴリースペシャルボムで叩き付ける。さらに高梨がトラースキックでさくらをダウンさせると、高梨と帯広がイスを積み重ねて踏み台を作る。そこに趙雲がダッシュして、踏み台の上からチャイニーズ・ボム・ザ・ウェイを投下して3カウント!
敗れはしたものの、松本との新タッグでなかなかのチームワークを見せた神威だったが、座談会でマイクを持つと「浩代、僕たち気が凄く合うと思うけど、今日、僕は嫉妬しました。こんなに気持ちが通じ合った夫婦喧嘩はじめて見ましたよ! あんなにお互いの気持ちをぶつけ合って喧嘩するなんて! パートナーは仲がいいだけじゃダメなんです。お互いを高め合わないとダメなんです。優しい俺よりも、もっと厳しい人がいるはずなんです。そういう人って恥ずかしがりだから、いつもの気持ちを出さないだけなんだよ」と力説。
これを聞いた趙雲が「かーちゃん改め松本浩代選手、今までありがとうございました。いつも酷い目にあっているようなあってないような、そんな不思議な試合でしたが、今まで本当にありがとうございました。今までのお礼じゃないですけど......その象さん(=タペストリー)の後ろに......」と告げる。
松本が象のタペストリーがかかったホワイトボードをひっくり返すと、何とそこには趙雲の直筆で「かーちゃんへ いつもいつもありがとう。これからも、ケンカしながらずっと一緒にやっていこう。とーちゃんより」と書かれていた上にプレゼントに置いてあった! それを見た松本は「趙雲、ぶっ壊すぞー!」と叫びながら、満面の笑みでとーちゃんに愛の体当たり!
そして、そんな2人を見たさくらは即座に3・23名古屋大会で、早速松本&趙雲vs.彰人&小仲=ペールワンを決定! さらに松本にはこの日里歩とリングルマッチを行った「ことり」と3・17市ヶ谷大会で対戦することを発表した。
そんな「ことり」が「歌をうたいたいです! 里歩さんと歌いたいです」と直訴したのだが、里歩は頑なに拒否。それを見た堀田祐美子が、里歩を「もう大人になったんだから恥ずかしがってないで歌っちゃいなよ」と一喝したのだが、立ち上がった里歩は何と「うるせぇんだよ!」と堀田に詰め寄っていく!
さすがの堀田も動揺を隠せない様子だったが、困り果てたさくらは里歩が少しでも歌うことが好きになるようにと、3・17市ヶ谷大会でアントーニオ本多と対戦することを発表。これには里歩も思わず苦笑い。
そんな堀田だが、この日は小笠原和彦と対戦。田村和宏戦ではチェーンで大暴走した堀田だが、小笠原先生とマットの上でどんな試合をするのか注目された。が、予想通りチェーンを持って大暴走!
この日の第2試合で米山香織とのワンカウントフォールマッチに敗れ、試合直後にも関わらずレフェリーをやらされた円華が、チェーンで絞死刑にされた小笠原から堀田を引き離すと、その前に拳での攻撃を円華レフェリーに注意されていた小笠原が「(チェーンも)反則だろ!」と猛抗議。
円華レフェリーが「どっちも反則だ」と言うと、堀田も「お前が悪い!」と言って円華を羽交い締めに。そこに小笠原が回し蹴りを叩き込むと、収集がつかなくなったため無効試合を告げるドラが鳴らされた。暴走して手が付けられなくなった堀田と小笠原を里歩と「ことり」が必死でバックステージに連れ戻したが、座談会の席で堀田は「毎回毎回面白いネタを......ネタじゃないですよね。真剣にやってますから。次も考えてください」と継続参戦をアピールした。
※完全詳細はバトル・ニュース携帯サイトをご覧ください。
▼第1試合 シングルマッチ 10分1本勝負
○里歩
6分39秒 ノーザンライト・スープレックス・ホールド
●「ことり」
▼第2試合『ワンカウントフォールマッチ』シングルマッチ 10分1本勝負
○米山香織(フリー)
6分13秒 横入り式エビ固め
●円華(フリー)
▼第3試合 シングルマッチ 10分1本勝負
堀田祐美子(ディアナ)
4分38秒 レフェリー暴行→無効試合
小笠原和彦(押忍闘夢)
▼第4試合 6人タッグマッチ 20分1本勝負
さくらえみ/●松本浩代(エスオベーション)/神威(FREEDOMS)
17分2秒 チャイニーズ・ボム・ザ・ウェイ→片エビ固め
マサ高梨(DDT)/○趙雲子龍(新北京プロレス)/帯広さや
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